乗るしかない、このビッグウェーブに。
と言っても9月に発売になったiPhone5Sの話ではないんですが。因みにうちのかみさん、やっと念願叶ってdocomoのiPhoneを手に入れる事になったのですが、ゴールドを予約した為に10月中旬現在音沙汰無し。10月25日には他の数十国でも販売されるのでそっちに商品がいっちゃうんじゃないの?と他人事ながら心配してますがどうなるんだろ。
まぁiPhoneの話はさておき。
2013年にはM576 25th. Anniversary Modelがリリースされたので便乗してこの物件をエントリー。どうか世界中の人達が検索したはいいが間違ってこのブログに辿り着きますように。
5年前の2008年はM576のモデル生誕20周年。それで2月リリースのM576UKVの後、このリプロモデルが2008年3月にリリースされました。
こちらはワールドワイドリリースで、日本では2008年3月5日発売。英国では週が変わって3月8日にリリースされてます。
お値段は¥25.200。ニューバランス原宿(当時)でリリース日に購入してます。
国内での購入なので箱を見るといつものように日本だけモデル表記が違ってます。日本では「M576UK SG」としてリリースされてます。
これを米国ではなくて英国で生産してしまうのが”?”なのですが、それなりに力の入った(と思われる)物件となってます。
でも正直、こういうヴィンテージリイシューものとかを検証・監修させるのは日本人が一枚噛んだ方が出来がいいと思うのですが。日本人は重箱の隅をつつくのが好きだし、何よりもその裏付けには愛情がありますから。
で、これ。
うーーーーん。
悪くないけど「すげーよ!」という感動もあまりないのが本音。加えて履き心地がちょっと変わっていて、歩いていても指先に変な力が入るというのかな、通常の576と違って足が落ち着かないんです。これはアウトソールに一因があると思っているのですが。土踏まずから踵にかけてクッション性があるものの、指先は放置、みたいな。ちなみにサイズはいつもと同じです。
トレイルランニング用にと凸凹のあるソールパターンが売りの576ですが、これは真っ平らにすり減ったような凸凹のあまりない、薄っぺらいアウトソール。#574系にも似たアウトソール・パターン。C-CAPではなくて、オールドスクールなENCAPですが、なんだか硬いし。
あとルックス的に好きになれないのがタンの短い所。577並みの短さに思わず舌打ち。ってダジャレ?
織りネームは8本線NBロゴにCHICAGOフォントっぽい576。そしてMADE IN ENGLANDの刺繍。で、ネームの折り返しのところにNBロゴがかかっていてちょっとカッコ悪い。
メッシュはオリジナルに準じたらしい500gエアメッシュ。スエードはウルヴァリン社製ではないなと思われる粗い仕上がり。ちょっとゴワゴワしてるし。
ライニングはPUレザーなんですが、随分丈夫そう。でもこれ、足の出し入れの時に滑らないのでこの辺りにいつもソックスが溜まるのです。すごく….不愉快です。
インソール自体はフリンビーデフォルトのJD4774/4781のパンチング処理されたポリウレタンですが、表地が専用仕様。ボックス、シューバッグと同じ「new balance athletic shoes」と白地に青でプリントされてます。
ボックスも専用で、白地に青で「new balance athletic shoes」。昔のデザインを復刻したらしいのですが、個人的にはすっきりしていて好きです。そこに同じように白地に青文字の「new balance athletic shoes」が入ったシューバッグが同梱されてます。結構可愛い。
でもこのナイロン製シューバッグ、箱に入れて陽に当たっていないのに5年経ったら黄ばんでました。
そして何故かのヒールCRだけヴィンテージ(日焼け)加工。恐ろしく中途半端。質の悪いプラパーツだけ変色したかのような出で立ち。
だったらソールもヴィンテージ加工すればいいのに。この辺がダメなんだよなぁ、まったく。
サイドのNマークは2枚ともレザーで、どちらも皺の入ったレザー。下地はおそらくアキレスディップにも使われているリザード調?のレザーを流用している模様。
評判はともかく、この物件、話題にはなったようで、monoマガジン No.578で大々的に特集を組んでました。なんせフリンビーまで行って担当者にインタヴューしてるし。でもこのリリース企画自体どうして生まれたかとか、音頭を取ったのは英国なのか日本なのかも語っていなかったような。
まとめに入ると現行の英国M576との相違点は
1). 専用シューズボックス(オールドタイプのリプロ)
2). 専用シューバッグ(オールドタイプのリプロ)
3). ENCAP (現行モデルはC-CAP)
4). アウトソールパターン (現行の574系を流用?)
5). タンラベル
なんてところでしょうか。
MADE IN ENGLANDのタブなんですが、この2008年製ではボクの好きなダンボール製。2013年製の25TH ANNIVERSARYモデルでは2012年夏モデルから変更になったユニオンジャックデザインのものが付属されてます。
その二匹目のどじょう(a.k.a. 25th Anniversary Model)なんですが、モデルナンバーは同一なのに仕様が若干変更になっていまして、ついでにシューズ自体のサイズ規格も変更になっている模様。
20th anniversaryと25th anniversary,どちらも購入したので比較写真は(多分)25th anniversaryの時にでも。結論を先に言っちゃうとボクは2008年モデルの方が質感は好きです。とりあえず比較写真を一枚だけ。
けれどもすみません、その質感をデジタルカメラではうまく撮影出来ませんでした。凄くニューバランファン好みのいい色なんですが、どんなにホワイトバランスを調整しても見た目と同じ色で再現してくれません。それが5年放置していた理由の一つでもあるのですが、もうタイミングを逃しちゃうのでこれで勘弁して下さい。
本物はもう少し青みがかっていて美色です。脳内変換してご覧下さい。
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