2013年8月26日月曜日

M576RPC - "Classic Car Pack - Triumph" - Feb. 2007

2007年春に日本ではリリースされたニューバランスM576 "Classic Car Pack" です。本国英国では限定扱いもさほど強くないようですが、日本ではセレクトショップのナノユニバースの一店舗のみ扱う独占販売で、しかも各色108足の数量限定。お値段は25.200円ですが、オンラインでは販売開始からすぐさまソールドアウト、その後何足か再入荷したそうですがそれもすぐになくなったようです。

「Classic Car Pack」と銘打っているからには往年の名車がモチーフの3モデル展開でして、グリーンベースはTriumph、ベージュXバーガンディはPorsche,レッドxブラックはフェラーリ・テスタロッサとのこと。


箱はNB7©2006 New Balance Athletic Shoe, Inc.NB Japanのクラシックラインでよく使われていたタイプ。Chicken6でないのは多分これが英国のアウトレットで購入したためだと思われます。


ちなみに購入経緯は先にナノユニヴァースでM576KPRを購入、気に入ったので半年程経ってアウトレットでこの物件を見つけたので購入。お値段は£60くらいだったような。

アッパー素材は車のシートをイメージしてソフトレザー。そこに大好物のパンチング!カッコ良過ぎ!
ライニング外側のグレイレザーにもこれでもかと穴があいてまして、ここもたまりません。

フライヤーの類いは同梱されておらず、MADE IN ENGLANDを示すものはアウトラインのイラストの描かれたダンボール素材のプレート。

ソールパターンはいつもの576と同じで8本線のNBロゴと「PATENT PENDING」の文字が入ったものが使われています。

足入れのライニングはピグスキン。
アキレスディップのNBロゴは文字タイプで同色の刺繍。そしてその下にはひっそりとですがリフレクターが埋め込まれています。これは車のブレーキランプをイメージしているのだそうな。

全ての576がそうではないんですが、こういったレザーを使っているタイプは年を重ねてこなれてくるとアキレスディップのパーツがこのような感じに曲がってきます。これがまたなんともセクシーでいんですよね。576の醍醐味の一つだと思ってます。

インソールは通常ものではなく、表面がピグスキン貼りで、本体は英国NBでメジャーな白のポリウレタン - JD4774/4781 とナンバリングされているものです。一時期展開されていたSelected Editionのインソールと同仕様。そこにスピードメーターをイメージしたイラストがプリントされています。かっこいい!

タンは裏表どちらの素材もレザー。これがまたいいんですよね。足が締まる感覚がたまりません。

ミッドソールはC-CAPですが、2013年現在ではあまり見なくなった、後足部、C-CAPロゴの部分にグレイのパーツがはめ込まれている仕様。この時はたいてい前足部と後足部とパーツが別れていて、中央部分で接着されている仕様になってます。ソールを見ると縦線が入っているのですぐ判別出来ます。最近では一体型のソールが主流ですから。

その上にあるヒールCRは8本線のNBロゴ。

デフォルトではシューレースに金属製の「NB」ロゴの入ったプレートが付いていたのですが、ボク、あれ好きじゃないのでいつも外してます。んで、この写真で見られるようなグレイのシューレースに交換して履いてます。

履いた感想ですが、他のオールレザー576よりも柔らかいスムースレザーを使ってまして、甲の部分のパンチングもあってしなやかに曲がってくれます。けれどもホールドが甘いというわけでもなく、レザーのタンのしっかりしたサポートのお陰で履き心地はかなりいいんです。これ、買った当初はさほどでもなかったんですが、手入れをしてシーズンを重ねていく毎に足に馴染んでくるのがわかります。「クッショニングだけが履き心地の指針ではない」事を再確認出来るいいスニーカーです。

購入したての時に撮ったデジタルデータがなくなったようなので5年経った時点での姿をアップしています。これは本当に気に入っていて真夏以外は下駄箱に控えている重鎮みたいなものです。合わせ易いしほんといいスニーカーです。ミッドソールの白とアッパーのちょっとくすんだグリーンのコントラストが美しいのでミッドソールを常に奇麗にして履きたい物件です。

2013年8月19日月曜日

WMNS Cortez Square Leather #305557-321 - Dec. 2002

このコルテツは結婚前に出かけた2005年にかみさんがサイパンで購入しました。

出逢いは滞在したホテルの近くにあったガラパン地区のスポーツショップのワゴンの中でした。


ワゴンの中と言う事でいわずもがなのセール品。これは$49.99で購入しました。値札を見るとリテールプライスは$80.00だった模様。最終的に$50を切りましたが、その間何度も段階的に値下げが行なった跡があって、つまりは購入時期の年よりも随分前にリリースされた物件であると推測されます。

しかも。この物件の内側に縫い付けられているラベル表示にはBスタンプ有り。アウトレット物件なわけです。このスタンプも当時は初めて見たのでその珍しさも手伝ってかみさんを焚き付けて買わせました。生産はインドネシアなんですね。

で、このカラーリング。見た事もない粋な配色で、本当はボク自身が欲しかったのにブツはこれしかなかったのです。
しかも、彼女が試しに履くと「ほら、ぴったりだよ♡」って….orz

とここまで書いておいてなんなんですが。

今まで気になっていたのでコンスタントにネットで検索して情報を得ようと努力してたのですが、ここにきてやっと情報入手。
これでこのブログにエントリー出来るってものです。ありがとう、ネットの人。ビバ、インターネット。8年かかったよ、もう...

以前Appleが提供していた.Macのサービスで一度この物件についてブログで書いた事があったのですが、いかんせんインフォメーションが物足りなくて自分でもちょっと納得いかなかったのでこれでちょっとすっきりしました。

この物件、正式名称はWMNS Cortez Square Leatherというんですね。何がスクエアなのかは未だに見当つきませんが。トゥのシルエット?

ともあれ、欲しいと思っていてもレディースしかなかった事、見た事のないカラーリングだったので日本未発売と思っていたら2002年12月下旬に日本でもしっかり¥8.500でリリースされていた事、等。

2013年現在、この物件はすでにかみさんが履き潰して処分しましたので、購入してすぐさまサイパンのホテルで撮った写真をもとに話を進めて行きたいと思います。

赤やグリーン系のスニーカーが大好物なわたくしといたしましては歯ぎしりする思いでこの写真を撮った事も少し同情していただけたらな、と。

現物のみということでボックスはありませんでした。
素材はスムースレザーとスエード。とにかく、いい!ボクは1995年製のレザーコルテツを履いていましたがそちらは中国製で、質も雲泥の差。もちろん、こちらの方が数倍上です。柔らかくて、しなやかで、スウォッシュさえもレザー。ナイキにしては頑張り過ぎな物件。

ソールは3層でナイキお得意の色合いを合わせて来てます。この辺の仕事に抜かり無し。

タンラベルはこの時期珍しい、筆記体のNIKEロゴがスウォッシュの上に重なっているタイプ。ワントーンでまとめてます。
裏には NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY の文字が。
インソールもコルテツとしては珍しく交換式。こちらのロゴはブロック・イタリックフォントとスウォッシュという定番タイプ。
インソールの表地はストレッチナイロンやファブリックではなく、ワッフルっぽい織りの素材。

で、コルテツのくせにライニングもソフトレザーって。いいのか、こんな大盤振る舞いで。
アキレスディップのナイキロゴもこじんまりとまとまっていて、レディースの物件と考えるとこれでいいんじゃないか、と思います。
ゴツゴツしていないし。

アキレスディップには横にかかるステッチが入っているのですが、コルテツを横から見ると足入れのラインと上手く合わせてあるのもいい感じ。アキレス腱が当たってここから曲がってくるのを想定して曲がり易くしているのでしょう。

横から見たついでの感想ですが、「コルテツは時代によってシルエットがよく変わる」と言う事を顧みればレディースというサイズ、リリース時期という要素も含めてこれはなかなかの優良物件だったのではと思います。悪くないスタイル。なかなかべっぴんさんですよね。

Plam Green/Oxgen-Linen

2013年8月12日月曜日

Golden Spark #D3H3Y-9090 - Jan. 2013

2013年年明けから驚いたこと。それはコルセアのリプロのリリースとこの物件。

コルセアはジョギングブームのきっかけを作った、スニーカーの歴史でも絶対試験問題に出そうなくらいの必須項目だと思うのですが、同時期にヨーロッパでリリースされたこれは?

どう見たってアシックスブランドで展開していそうなモデルなのにオニツカのタグが付いてる…..

不思議に思いまして購入しました。2013年1月時点で日本では販売はおろか、リリース告知も出ていなかったのでスイスのショップにオーダーしてます。お値段€115でした。今思えばちょっと高いような気もしますが、この時点ではまだまだ円高だったので、それほど割高な印象はなかったです。

とにかくこれ、やっぱりアシックスだよなぁ。Gel Lyte IIIで採用されている中央から二分割されているスプリットタンが採用されているし、ソールもSoLyte。天然素材を全く使っていないところもヴィンテージモデルとは一線を画してるし。アッパー全体はシンセティックヌバックです。一見本ヌバックっぽく見えるのはナイキと違ってポイント高し。

で、オニツカのオフィシャルサイトでようやくその理由が判明。

これまで、株式会社アシックスのスポーツファッションプロダクトは「オニツカタイガー」と「ASICS スポーツスタイル」が存在していました。2013年からは一部を除き、すべて「オニツカタイガー」ブランドへ統合します。
より今の時代に合ったプロダクトやイメージを発信することで、過去の価値観を再構築・新しい価値観を生み出しながら、オニツカタイガーならではの<current(いま)とfuture(これから)>を提案していきます。
2013年のテーマである<Discover +(ディスカバー プラス)>がどのように表現されるかご期待ください。

だそうです。その一発目ですね、きっとこれは。オニツカのアイコンであるコルセアと同時期にリリースするというのもこの意思の表れでしょう。なのでこれからはオニツカブランドでリリースされるからと言ってオールドスクールなプロダクトだけではないと頭に入れておかないと。

他に興味があったのでSoLyteの説明もアシックスのサイトから引用しました。以下、どうぞ。

Solyteは、アシックスの研究によって従来のミッドソールの約半分の重量を実現したミッドソール素材です。業界最軽量の素材で、アシックスの多くのトップモデルのシューズに使用されています。
 Solyteという名前は造語で、その由来は次のような単語から命名しました。
 「so light」(すごい軽い!)
 「sol」“(太陽、エネルギー) + 「light」(軽い)
 「sole + light」(軽いソール)
 従来のミッドソール材料としては、加工性・物性や安価であることからEVA(エチレンビニルアセテート)がほとんどでした。そこで、EVAを使用せずにミッドソールを作ることができないかと考え、αオレフィン系ポリマーを使用することによりEVAでは得られない軽量化が実現できそうであることがわかりました。
 しかし、強度の面で問題があり、他の熱可塑性エラストマーとのブレンドやスポンジ化の架橋発泡バランス調整、補強剤などを工夫することによって十分な物性強度を持ち従来の約半分の重量を実現することができました。

Solyte Polymerは従来の樹脂ソール材(ポリウレタン)に比べ、約30%の軽量化を実現した世界で初めての素材です。アシックスのサッカーシューズや野球のスパイクシューズなどに使用され、プロの選手のシューズにも使用されています。

従来の樹脂ソール材には、透明性や耐摩耗性に優れている事からポリウレタン樹脂が10年以上も使用されてきました。しかし、ポリウレタン樹脂は、耐摩耗性に優れる反面、比重が高く重いという問題があります。このため、樹脂ソールにおいては、長い間に渡って軽量化が望まれていたのですが、ウレタンと同程度の耐摩耗特性を有する軽量材料はなかなか開発されませんでした。

そこでウレタンに替わる新素材開発のため、まず、サッカーソールに要求される特性をさまざまな角度から分析しました。「走行時にはどの部分に圧力がかかっているのか?」「ソールの摩耗面状態はどうなっているのか?」
 さらに「使用前後で摩耗によって材料はどのように変化しているのか?」などの分析を実施しました。これらの分析の結果、ソール樹脂材料には、砂などをはじく適度な弾力(弾性率)を有する必要がある事がわかりました。材料に弾力がないと砂など硬い異物で表面が傷つき、そこから摩耗が進行してしまいます。

 さらに、使用時における材料温度の調査から、強度や弾性率の温度依存性を小さくする事で耐久性が向上することもわかりました。走行時には、摩擦熱により材料温度が高温になりますので、耐熱性が悪ければ耐摩耗性も低下します。

また、冬季の使用では材料の弾性が失われます。つまり、低温時や高温時などでも常に高いパフォーマンスを発揮させるため、材料の温度依存性(温度による材料特性の変化)を小さくしなければなりません。
 これらの分析結果をもとにウレタンを全く使用しない素材開発を材料メーカーと共同で進めました。ベースポリマーに使用したのは、末端を変性したオレフィン樹脂です。このポリマーだけでは弾性・コスト・加工性に問題があるため、数種の特殊オレフィン材料のブレンドについて200通り以上について検討しました。
 これらの研究の結果、ポリウレタン樹脂に比べて約30%も軽量で耐摩耗性や透明性について同等以上の性能を有するSolyte Polymerを開発することができました。

引用終わり。うーん、やっぱり新素材。ってか、名前はダジャレから来てるとは恐れ入りました。
多くのスニーカーで使われているEVAを安い素材と言いきってますけど、これって地雷踏んでるような気も。大丈夫?

ボックスはデザインこそいつものオニツカブランドですが、サイズが違って小さめ。UNITY-M(ONITSUKA)R-2-1330 x 190 x 120が使われてます。変わった物件ですが、いつも履くサイズでオーダー。問題ありませんでした。

生産はインドネシア。

今回の物件は黒ベースにライムカラーですが、同時にリリースされたのはグレイベースに、赤ソール、同素材のD3H3Y-1111。こちらも購入しています。

結論を先に言えば「いいぞ、これ」。

非常に面白い履き心地。目下ウォーキングで使用しているのですが、最初の2kmくらいまではインソールの感触が少し柔らかく、厚みのある硬めのゲルといったフィーリングが足の裏に伝わってきます。踏み込むと足の指の間にゲルが漏れて来るような、とにかく不思議。でも嫌じゃない。これが4km歩いて行くと馴染んで来るのか他のシューズと同じような感覚になってくるのですが。ルナロンのPre Montrealと併用しているのでソールの厚さはしょうがないとしても、この薄いSoLyteソールでも十分5-6kmのウォーキングに耐えてくれます。

その元になってるインソール。実際の数値ではさほど厚みは無いと思うのですが、触ると思ったより厚さを感じます。
で、オニツカブランドなんですが、このインソールにはASICSとエンボスされてます。

アッパーの素材はシンセティックヌバック。肌触りはナイキのフェルトとは違って、よく出来てます。安っぽさもありません。
トゥガードも同素材で補強されてます。しかも1時間のウォーキングでも全く蒸れないし。

アシックスストライプは型押しされてますが、均一感とテカり具合からシンセティックレザーでしょうか?

面白い処理なのはシューアイレット。アッパーと同素材の上にラミネートコーティングしているのです。恐らく耐久性を必要とする部分なのでラミネートして穴が無駄に広がるのを防いでいるのでしょう。凄いアイデア。

スプリット・タン。ボクは実は初めてなのですが、思った以上にフィット感というか、ホールド感がいいんですね。これ履いてみてニューヨーク界隈(東海岸)でGel Lyte IIIが売れているのがわかったような。特にコンスタントにリリースされる別注モデルなんて手に入れるの本当に難しいですもんね。eBayでチェックしてもなぜそこまで?の強気設定価格ばっかりだし。平気でリテールプライスの3倍くらいで売ろうとしてるのもなんともはやですが。それだけニーズもあるのか?って話ですが。

しかしちょっと遠目で見ると端正なブラックにライムカラーのアクセント。美しい。ミニマムにまとめた、非常に上品な物件。

ヨーロッパでリリースされてから半年経ちますが、未だに日本では販売無し。日本でも売れると思うんだけどなぁ。

オニツカはアジア、ヨーロッパ、アメリカのエリア事にラインナップを多少変えてますが、正直ボクは日本の商品展開にあんまり興味ないんです。単純に自分のサイズが無いというのと、好みの問題なんですが。大阪で生産されているmade in japanシリーズもいいんだけど、ベースがMexicoばっかりってのがどうも…

Black/Blacky

2013年8月5日月曜日

LDV #102079-741 - circa 1998

祝!2013年版LDVのリイシュー(LDV Lunar Trail Low QS)。というわけで今回の物件はこれ。

まだ韓国に対してウブだった頃、ソウルのナイキショップで購入したLDVです。地元のお店では販売していなかったLDVをまさか韓国で見つけるとは思わなかったので購入。お値段は¥5.000くらいだったと思います。

LDVのオリジナルリリースは1978年。1976年リリースのLD-1000の後継モデルとして登場。リリース翌年のRunner's Worldで評価が五つ星を獲得した傑作シューズとして有名でした。

そのリイシュー。けれど何か違う。パチもんではないのですが何か違う。

シルエットなんですよね。やっぱり。

このもっさりとした野暮ったい感じ。実物を手に取って眺めていると「やっぱ買うのやめようかなぁ」という思いがどんどん大きくなって来るのですが、自分履歴の中でLDVは購入記録がない&履いてみたい&¥5.000くらいで買えるというお値打ち感でやっぱりのお持ち帰り。

カラーリングはオリジナルに準拠したイエローxブルー。王道です。好物です。

ボックスは赤黒のタイプだったと思うのですが、この時はスーツケースにボックスごと入らなかった為ホテルに捨ててきたので手元に無し。

横から見るとスオッシュ、大きいよなぁ。オリジナルはもっとシュッとした細身だったのですが。まぁ全体的にずんぐりしてるから丁度いいのか。でもサイドに入ってるステッチなどはオリジナルと同じような位置に入ってますね。

ソールパターンはスタッドの大きくて個数の少ないワッフルソール。んで、踵部分にはワッフルではなく、もっとしっかりしたパーツが。ラストは左右対称のどっちがどっちだかわからなくなりそうなヴェクターラストを採用。これ、あんまりよくないんだよなぁ….

アウトソールには真ん中に「US PATENT NOS 3793750/4098011」と入ってます。オリジナルでも名著「Blue Ribbons」を見ると同じ箇所に入っていますが、パテントナンバーまではっきり確認出来ません。残念。

オリジナルのミッドソールは同色で2層構造だったのですが、この物件では厚手の1層。しかも分厚い。高さを感じて足がなんだか最後まで安定しませんでした。

アキレスディップは大きめ。そこにNIKEのブロックフォント。

タンはスポンジの入っていないペラペラ仕様。タンラベルのロゴは歴代カッコ悪いロゴにランクインされるくらいひどい出来。
大柄なブロック&イタリックフォントのNIKEⓇ+濁った赤色のスオッシュⓇ。

ライニングには少しパッドが入っています。ライニング素材はビニール?

タンラベルの裏のお品書き。
NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUARITE. SWOOSHⓇ
下段には同じ意味であろうフランス語。

ここで注目。
YOUR GUARANTEE OF QUARITE って…

ミススペリングですか?まぁフランス語なんですけど、こういう間違い、珍しいです。

インソールはロゴ無しのブルーのストレッチナイロンが貼られています。オールドナイキの王道パターン。

LDVのキモであるフレアソール。これ、歩いていても時々ひっかかるんですよね。これでも嫌なのにカミさんが履いているLD-1000のヴィンテージリプロなんてもっと鋭角的で広がっていて、そりゃ文句言うわ。最初こそ履いてたけど、最近全く履かなくなったのはきっとそのせいでしょう。
で、LDVは踵のカットされてアウトソールの黒パーツが貼られている部分にもナイキロゴとスオッシュが入ってます。ほとんど見えないのですが、これをアピールする狙いって何?

シューズ生産はタイランド。ボクが履いてきたナイキの中でも”履き心地の気に入らないシューズ”の五本指に入る物件。

なのでヴィンテージシリーズで再発された時も買わなかったのですが、2013年8月10日リリースのルナソールのLDV QSは購入。週末が楽しみです。

注)物件はすでに処分したため、画像は2005年に撮影したものをアップしています。当時の画素数、サイズを考慮の上ご覧下さい。