2018年5月11日金曜日

New Balance M1500UKC - Hydrolysis


2007年10月にリリースされた、恐らくニューバランスジャパン企画と思われるM1500UKCです。

「恐らく」というのは日本で限定扱いでリリースされたこの時期に他の国では姿形も見られなかったので。NB Japanのオフィシャルサイトでも「日本限定」とも明記されていなかったので正体不明です。

ただ、不思議なのはこのモデル、2009年5月に英国のhanonで販売されているんですよね。1年半もインターバルがあって。

そんな物件ですが、1500には珍しいオールレザー仕様。補強パーツもライニングも、です。そこにこの美色。買わずにいられません。

それから10年。やっぱりENCAPは寿命がきてしまいました。




通常「ENCAP」と書かれているパーツがなくなって穴が空いているのがおわかりでしょうか?


ミッドソールの塗装が剥がれてきてはいたのですが、決定的になったのは今年の1月。小旅行に出かけた時です。




オールレザーゆえ履くのは秋から冬ですが、アッパーの革は今でも綺麗な状態。

これも秋頃になったらニューバランスジャパンにお願いしてソールの張り替えをしてもらおうと思ってます。

2018年3月31日土曜日

Replaced to the leather lining - New Balance M577BCD

ご無沙汰しております。Still Alive!というわけで久しぶりの更新など。

正直ここ1年は所有しているコレクションと化したスニーカーを手放してばかりで購入はしていません。折も折、欲しいと思うようなスニーカーも現れていないのも要因の一つですが。

その代わり、気に入って一生履き潰したい!と思っているNew Balanceのソール交換をお願いしたり、ライニングの素材を張り替えてくれる修理屋さんと出会ったことでカスタマイズしたりしています。

このNew Balance M577BCDもそう。2004年12月リリースの、数種類の革を贅沢に使っているお気に入りであります。

少し前のエントリーではソールが加水分解したことでニューバランスジャパンにソール交換をお願いした旨を書きましたが、今回はライニングの交換です。

ライニングの張り替えはニューバランスジャパンでも「ソール交換と同時に」という条件でやってくれるサービスですが、ライニングの素材選択にピグスキンがありません。ファブリックかシンセティックスエードだけ。というわけで私は堺にある「靴修理なかじま」さんにお願いしました。今回も持ち込みのピグスキンでやってもらいました。

修理から戻ってきたのがこれです。



オリジナルは紺色のファブリックでしたが、ご存知のようにファブリックはかかとに毛玉が大量にできるんですよね。それがすごく嫌でして。

あと、スポンジが入ると経年劣化でボロボロこぼれだすのもソックスが汚れて非常に不愉快ですよね。
ですのでこのM577BCDにはライニングの内側にスポンジを入れないで貼り付けてもらいました。割とカッチリとした足入れに見えると思います。

ソールもライニングも一新したおかげで「新品のような履き心地なのに革がこなれている」という最高の状態に。たまりません(笑)