2013年4月30日火曜日

Cortez Classic OG Leather QS #516622-160 - Jan. 2012

そして7年経って再びコルテツ。リリースは2012年1月。QSカテゴリーなので限られた店舗での販売となってます。
お値段は日本では¥9.970。英国では£65.00で販売されてました。生産は2005年ものと同じヴェトナム製。
日本で1月販売だったのですが主立ったショップでは速攻で姿を消してしまい、ボクはsize?で2月に購入しています。


今回のリリースは「とりあえずそろそろ出しとく?」みたいなものではなくて、ナイキ創業40周年というお題目を掲げてのリリースなので前回よりもかなり気合いが入った出来になってます。この気合いは2012年前半に続けてリリースされたAir TailwindやNight Track、Air Epicまで続いていくのですが、後半は息切れ、やっぱり中途半端なカラーリングと仕様変更もののリリースで2012年を締めてます。

そんなナイキですがこれは”買い”の物件。特に中学時代からコルテツを履き続けてきたボクとしてはアイデンティティーにも関わる重要物件なわけで。大袈裟。

ボックスはヴィンテージラインで使われているオレンジボックス 08VB16 - 321 x 200 x 111 (Box made in China)。
蓋裏には11141122という数字のスタンプ有り。MM/DD/YY方式だと2011年11月14日製造(検品)とも読めるけどどうなんでしょうか?

2005年originalで改ざんされていた箇所がまぁ訂正されて結構いい感じ。シューホールが7穴に戻ったのと、ソールがお約束の3層になったためルックスも安心して見れるレベル。白に赤のスウォッシュというのもQSで一発目に出すカラーとしては正解。こういうのを世界中のコルテツファンが待っていたのでは。

レザーは2005年Originalがスムースレザーっぽいものを採用していたのに今回はしわの多いレザー。こちらの方が雰囲気ですが、本当のオリジナルはやっぱり違うような気が…

そんな二つをくっつけてのショット。意外や意外、スウォッシュのデカさはあまり変わらなかったんですね。じゃあなぜ2005年物の方が大きく見えるかって言うと、2層のソールのせいなのでは?

アウトソールのジグザグパターンは変わりないですが、2005年物は筆記体ロゴだったのにこちら2012年QSではブロックフォントロゴⓇ+スウォッシュⓇに。で、黄ばみというには物足りませんが、アウトソール自体の色がアイボリーっぽくなってたり。

後ろから眺めたショット。ライニングの処理の違いが歴然。2012年QS、革むき出し。そこに補強用の革をもう一枚縫い付けてあるもののそれもそのまま。しかも芯が入っていないのでヨレヨレ感が凄い。こんな感じだったっけ?と頭の中に???がいっぱい。アッパーの革は一枚のみで裏地がありません。2005年ものより裏の革の毛羽立ちが凄いのも特徴?



タンはオールドスクールなスポンジの切りっぱなし。そうそう、これこれ。黄色いスポンジが段々ダメになって行くんですよね。
で、タンラベルは横に潰したようなちょっと変な筆記体フォント。Ⓡマークはここでは一つ。インソールではアウトソール同様ブロックフォントⓇ+スウォッシュⓇとなっているので筆記体フォントにはⓇマークが付かないのか?インソールの表地も2012年QSはパイルっぽいとうか、タオルっぽい感じ。70年代後半-80年代、90年代のナイキは確かこんなインソール使ってた記憶が。この辺は曖昧ですみません。

タンラベルの裏のお品書きは

NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY.
MADE IN VIETNAM

ヒールタブのステッチの処理も変更があって、2012年QSではライニングの補強用革と一緒に縫い付けられてます。

3層に戻ったソールには黄ばみ加工がされてます。他には”ボクの中のコルテツ”ではお馴染みだった、スウォッシュと重なるサイドの2本の縦ステッチ(というか縫い合わせ)。2005年ものは1枚革でつるりとしたルックスだったのでありませんでしたがここでは復活。

最後に因縁?の2ショットなど。
これ見るとオニツカ、きっちり作ってきたなぁと感心します。


2013年4月23日火曜日

Original #309574-131 - circa 2005

2004年に一足早くレディースが発売されていた"Nike Original"。2005年になってようやくメンズも同じカラーリングでリリースされました。

"Cortez Vintage"ではなくて"Original"と銘打ってるだけあって、これは1971年に発売されたレザーコルテツ(オリジナル)の復刻版とも言えるディテールをなぞってます。必ずしも完全リイシューでないところがナイキと言えばナイキなんですが。

当時のうろ覚えの記憶とMacに保存した簡単なメモだけでは心もとないのでコンスタントにネットで検索しているのですがこのモデル、あんまり情報ないんですよね。イメージ検索なんて壊滅的。ワールドワイドでリリースされてたと思うんだけど...


ボックスはオレンジとベージュのコンビもの。生産は台湾。蓋の裏側にはロットナンバーのようなスタンプが押されてます。エアエピックやベンジェンスなどとも違うフォントのスタンプ。よってエアエピックではなんとなく生産日が特定出来たのですがこれは中の人しかわからないような数字の羅列。ギブソンのシリアルナンバーみたいに数字の組み合わせに何かあるのか?

そんな数字は 27281204 。

リリース時期などから察すると英国表示のDD/MM/YY方式?で行くと2004年12月28日とか?27はラインの番号?あくまで推測です、これ。

スニーカーはいつもの白地の紙にくるまれてパッキングされてます。

このスニーカーにはナイキ・ジャパン取り扱い正規品ならば付属してるであろうリーフレットやタグの類いが入っていませんでした。

確か購入はミタスニーカーズだと記憶しているので国内正規品である事は間違いないのですが。値段は忘れました。すいません。

アッパー素材はスムースレザー。いつものナイキならば固めのゴワゴワしたような革ですが、これは薄手でしなやか。裏地のない一枚革仕様。でも悪くないです。
シューズ自体の生産はヴェトナムで行なわれてます。

ラストは1970年代のモデルに見られる多少幅の狭いもの。靴自体のシルエットはスマートで美しいのですが、ボクが履くと横に広がった感じになるのでちょっとカッコ悪い….

アキレスディップもない、あるのはベロのようなプルタブが突き出した後ろ姿。これは1971年のオリジナル・コルテツでも採用されていたもの。ってか、ぶっちゃけオニツカ・コルテツのコピー。オニツカではMexico 66にもこれがあって、今ではMexico 66のIDみたいなもの。ただこのモデルだけプルタブにステッチが入っているのは何故なんでしょう?

で、ナイキが現在に続くヴィンテージ・リイシューものでやってるようにヒールカップはここでも入ってません。

横から全体を眺めるとスウォッシュのデカさが一目瞭然。いささか暑苦しいくらい。1973年のオレゴンではスウォッシュもスマートに変更されていますのでこの仕様はわずか数年。でかいのもいいけれどモデルを選びますね。

カラーリングは WHITE/ ALTITUDE GREENという名称。コントラストの美しい、上品な色合い。ただ、オリジナルと称して一発目でやる色なのか?!という疑問はありますが。

ソールは2層構造で(3層じゃないんだ…)素材は合成樹脂EVAを使用。1971年オリジナルは3層ですが、リリース当時の2004-2005年はロープロファイルのスニーカーが流行っていましたから色目を使っての変更でしょうか。ここがナイキ。

アウトソールはもちろんのジグザグ・ヘリンボーン。で、中央に筆記体ロゴ&スウォッシュ、と。

インソールは直付けですが、滑りのいい表地を使用。初期のナイキのコルテツはスペンコを採用していましたが、ちょっとそんな雰囲気。そこに珍しく?土踏まずの部分に別パーツのパッドがついてます。あとはNIKEの文字ではなく、スウォッシュだけプリントされてます。

タンラベルのナイキロゴはシューズのカラーリングに合わせた、ナイキお得意の仕様。筆記体ロゴに薄いグレイのスウォッシュ、織りネームの裏に刺繍されている断り書きはちょっといつもと違ってますが。通常はステッチで分けた下の部分に生産国表記なのですが、ここではいきなり真上に「MADE IN VIETNAM」と始まってます。以下、こんな感じ。

MADE IN VIETNAM
NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY.

だそうです。ちなみに通常のインラインモデルでは

NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE AR TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY.

だけだったりするのです。この文面が英語、フランス語のバイリンガルで表記されているのですが。(例:2005年エアエピック)
ちょっぴり気になったのはタンの素材。あまり見た事の無い光沢のあるナイロンが使われてます。

他にインソールにはレザー使用を表示するシールが貼られています。でもこれ、届出はナイキ・オランダなんですよね….
ってことはこの企画はナイキヨーロッパ?そういや同時期にナイキヨーロッパが企画販売したヴィンテージプリントを復活させたT-shirtをブティックライン向けにリリースしてたし。

ともあれ、この届出の住所は

NIKE EUROPEAN OPERATIONS NETHERLANDS b v
MARATHON 7,
1213 PD HILVERSUM,
THE NETHERLANDS
C.I.F. / CONTRIBUINTE NO. 802820323

上から見てるとなんだか違和感を感じていたのですがその原因がわかりました。
シューホールが通常のナイロンコルテツは同じサイズでも7つなのにこれは8つなんです。その為に足の先の方までシューレースが。
なのでトゥが短く見えてちょっとうーーーん。

余談ですがその後2012年初頭にリリースされたQS仕様のコルテツのリイシューでは穴の数は7つに戻ってました。比較に並べてみました。そのクオリティーの比較にもなると思います。

このオリジナルと称しているのに中途半端な仕事っぷりはやはりナイキ。やっぱナイキのやる事はよくわからん。

で、多分来週は左のQSについてエントリーしようかなと思っとります。

2013年4月16日火曜日

FS996PMI - 2011 Spring

2011年春夏モノのカラーリングである996です。996、娘の通ってる保育園のお友達も数人履いていまして、結構定番の感有り。
アシックスのほうが少ないです。ナイキ、プーマはもっと少ないですけど。アディダスは….見た事無いや。

何人か履いているだけあってこの安定した作りはほとんど文句の付けようの無い出来だと思います。

ソールの厚さ、ラスト、トゥの丸みのあるシェイプ、履き易さ、娘のローテーションの中心になってました。

ボックスはアスリート用などと同じデザインのもの。なぜ?クラシックラインだと思うのでここはひとつボックスもそれっぽくした方がお父さん大喜びだと思うんだけど。

アシックスのところで指摘したフラップの問題もニューバランスはかなり大き目のが一つなので子供が自分で履くのも容易。
ただちょっと長過ぎる?のか飛び出したように見えるのはご愛嬌。

こんな感じで一丁前に見えるのも出来がいいからですかね。構成パーツはシンセティックレザー、シンセティックスエード、メッシュ。

購入したのは2011年4月。NB Japan青山で購入。お値段は¥3.990でした。

大人用だったら安っぽいなぁと思うのですが、汚すのも仕事の子供の靴ですから洗うのに気を使わないこういった素材の方がボクは有り難いです。現に夏場は数足を一週間づつ洗って履かせていました。ちなみにこの写真はサイズが小さくなった為洗ってストックしてあるのを撮影しています。ここがいつもとちょっと違います。通常は届いて履く前の新品状態で撮影・記録してますので。

前からのショット。ボクとしてはフラップに刺繍されているNEW BALANCEの文字だけがちょっと邪魔かなぁ、と思ったりも。
これが無いと随分すっきりしてタンラベルがアクセントになって却っていい案配かなとも思うのですが。キッズのモデルはカラーリングを変えますが素材やディテールはあまり変わりませんね。気に入ればいつでも手に入る安心感とも言えますが、たまには変わったのもリリースして欲しいなぁ...


996が眩しい?タンラベル。NBロゴは5本線。996のフォントは2013年現在のメンズ用とちょっと似ている丸っこいもの。以前のメンズ用はCHICAGO FONTっぽかったですもんね。そっちの方がボクは好きですが。

インソールは交換出来る”プチタッチインソール”を採用。重心のかかる部分が少し凸ってます。NB Japanでもインソールだけ販売していますのでボクはスペアも購入して履かせてます。

ニューバランス・ジャパンのウエブサイトでは生産国表記が中国/ヴェトナムとありましたが、うちではヴェトナム製のに当たったことがありません。ヴェトナム製見てみたい….なのでこれも中国製でした。

2013年4月9日火曜日

Camper Brothers #33724 circa 2002


カンペールって何?

これが2000年にロンドンに住んでいた時にいとこから頼まれた質問に対する素直な感想でした。
その年に観光にロンドンに来るので英国産ニューバランスとカンペールを売ってる店を探しておいて欲しい、と。

結果、どちらも見つけられなかったボクです。すいません、役立たずで。
帰国する頃にはニールストリートにしょっちゅう通っていたのでその頃だったら即答できたのに。

まぁそんな苦い思い出と共に今回は所有している唯一のカンペールをエントリー。

これは2002年春にバルセロナで購入しました。購入先はガウディの建造物近くにあるバルセロナの直営ブティックではなくて、海沿いのマリーナの中にあるスニーカーショップでした。
直営店ではボクの琴線に触れるモデルはなく、当時誰かれと履いていた、固めのレザーを使った、ソールが半球のイボイボが敷き詰められたモデルばかりだったので。

ロンドンでもカーナビー・ストリートなどで販売されていたのですが総じて高額。ユーロ間は安いはずなんですがVATのせいで日本で買うのとあまり変わらない値段と、そもそもこれを買う意味がわからなかったので。カッコいいか?と問われれば「別に」と答えるくらい興味もなかったので。

でも当時のガールフレンドがカンペールに興味を持っていた事(その後数足購入)や、ロンドンのファッションコンシャスな風体の兄ちゃん達がこぞって履いていたのもあって次第に「なんでこれ?」と興味が。それで冒頭の2000年の問いから2年後に彼女とバルセロナに行くことに。

で、これ。深いグリーン、柔らかいレザー、存在感タップリのルックス。当時流行ってたいわゆる”カンペール”っぽくないあか抜けなさに一目惚れ。更に追い打ちをかけたのがどうやらこれ、ディスコンモデルの売れ残りらしく、セール価格でのご提供。確か€50くらいだったと思います。最後の一足という事でしたがサイズがピッタリだったので即購入。

ボックスは割合大き目で昔のスニーカーに見られたふたが分離しているタイプ。当時のナイキのボックスに比べると若干厚手の段ボール素材ですが曲がったり、へたってくるのは同じくらい。付属のシューレースはベージュでしたが、やっぱり取り替えています。

横から見るとトゥが反り返っているのがわかります。これはこういう仕様です。歩行時の足の返りをよくするためにこういう風になっているのでしょう。アキレスディップはハイカットという事もあって高さがありますが柔らかいので意外と邪魔な感じはありません。ここはアディダスのハイカットと印象が違いますね。

ソールはナイキのLDVのように地面に向かって広がって行くフレアタイプ。でもLDVよりも角度があってどっちかというとLD1000に近い?

ミッドソールの素材はあまり既存のスニーカーではお目にかかれないコルク?みたいなのを使ってます。爪を立てると痕が残るし。
一層のソールのようですが同色、同素材の3層構造。それをアッパーのレザーに縫い付けてます。革靴のグッドイヤーウエルト製法みたい。


で、情報求めてカンペールのオフィシャルサイトを見ると2013年春夏コレクションとしてこのモデル、復刻してたんですね。アッパー素材にバリエーションがありますけど。
そこの説明には360°ステッチ製法と明記されています。そしてこのモデルが1992年にデザインされたものである事、ブラザーズというモデルであった事など。モデル名わかるまで10年かかったよ...

ソールパターンも一風変わっていまして、いかにもカンペールでない、ワーキングブーツっぽいパターン。ソールには「CAMPER MULTIFUNCTION」の文字が踊ってはいますがアウトソールのパターン自体凹凸の少ない、あまり効果があるとは思えない感じ。
まぁタイヤのようなパターンが売りですのでこれでいいのでしょう。ちょっとすり減ったタイヤ?

ライニングもスムースレザーで覆われてます。アッパー全体のレザーもしなやかで薄いところに内側にはメッシュを張り合わせて快適に仕上げてます。インソールも(恐らく)ミッドソールと同様のコルクっぽい素材だと思われます。

足型はヨーロッパのシューズにしては幅広。

このモデルで一番の驚きはその軽さ。ハイカット&オリーブドラブの深い色&野暮ったいルックスで重そうに見えるのですがさにあらず。

2013年にはすでに一番の売りだった「MADE IN SPAIN」でもなくなってしまったようで、だからなのかあまり目にする機会もなくなったような気がします。

購入して10年以上経ちましたが未だにこのコンディション。もうちょっと大事に履いていこうと思ってます。







2013年4月2日火曜日

Libretto #676005-222 - circa 2001


2001年末のバーゲンで購入しました。リブレットは結局この時期のセールで3足購入しています。これはモカと呼ばれるカラーリング。

購入先はロンドンのBond Street Station出口の隣にあるFoot Lockerでした。その前2000年まではHMVだったのですが、店舗拡大の為移転、この斜め前の場所にあります。

で、なにゆえ3足も購入?と。渡英する時に持って行ったスニーカーはWaffle Trainer, Cortezだったので冬用にレザー素材のローテクシューズが欲しかったのです。それもコルテツ系のシンプルなやつを。レザーコルテツもあったのですがあまりいいカラーリングでもなく、レザーもなんだかチープ。そこにこの地味な物件が目に入ったのでした。値段も正にバーゲンプライスの£24.99!だからと言って買ってるお客さんもいませんでしたけど。そこがまたいいんですが。やっぱヤングスターは英国でもダンクとかAir Forceみたいなゴツいのを求めるようです。万国共通ですか、これは。多分。

で、リブレット。デザインから察するに「21世紀のコルテツ」を目指したのかな?といった感有り。本家より地味ですが、このカラーリング自体はヨーロッパで好まれそうだと思うのですが。本当はサッカーシューズをデザインベースにしてるそうな。

レザーはいつものナイキの固めのごわごわとした革を使っていますが、表面の加工・仕上げはカラーに依って若干仕様が違うようです。
これは表面にクラッキングが入ってますが、オールブラウンの方は皺が入ったりしてなかなかいいのです。

アンクルパッドにはロゴなど無く、アキレス腱の部分に凹みが入ってます。が、これ自体少し高さがあるのでやっぱりアキレス腱が当たったりしますが。まぁ気になるほどではないんですけど。ヒールの補強のレザーパーツにACGなどに使われるSWOOSHロゴが刺繍されてます。

このヒールのレザーのカッティング。実はなにげにカッコ良かったりするのです。割と独創的だし。

足型は1970年代のようなスマートな感じ。1990年代のコルテツよりも数段スマート。

横から見るとSWOOSHの控えめな事!ジーンズを履くと裾で隠れてしまうようなところにあえて?配置されています。
現に友人はボクが履いているのを見た時にこれがナイキだとわかりませんでした。

ソールは3層構造ですがコルテツよりも全体的に薄く、Waffle Trainerに近い感じ。

アウトソールはナイキの他のモデルでも見かけないハニーコム・パターン。ACGのカテゴリーに近いモデルだと思うのですが、アウトソールのロゴはヴィンテージ・タイプの筆記体だったりします。よくわからん。

タンにはNIKEと明記しているものは一切無く、swooshの刺繍だけ。織りネームが無いのです。なのでネーム裏に刺繍してある

NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY.

と言うお品書きも見当たらず。

生産はこの時期割りと珍しいインドネシア製。

シューレースはアクセントになっているモカ色とコーディネートされているのですが、いかんせん若干長めなので交換して使用。
紐を通す穴も小さいのに紐は幅広という嫌がらせのような組み合わせでした。

物件の特徴のアッパーにあるステッチ。これ見るとサナギマンを思い出すボクはもうかなりのおっさんですわ。