2014年1月26日日曜日

Vortex "Non-Future" Edition #311012-841 - Jan. 2005

アメリカのショップでAir Epicを購入する際に一個あたりの送料を安くしようかなと思い、一緒に購入したのがこれ。
もともと目を付けていたのですが日本でマイサイズが見つからなくて諦めかけていたところに発見、しかも安かったので即決。


当時アメリカでのリテールプライスは$80.00でした。日本では¥16.800で販売されていたようです。

ここ数年ヴィンテージシリーズとしてコンスタントにリリースされていましたVortex。現NIKE社長、マーク・パーカーが80年代にデザインした”V3兄弟”の一つとしてすでに有名ですが、確かに一番カッコいいかも。でもこの物件がリリースされたのは2005年1月なんですが、この当時はVortex、さほど話題にもならず。2005-2006年辺りはこれよりもVengeanceの方が大量リリースされていました。

そんな一発屋的モデルとしてリリースされたのですが、何故かと申せば「世界限定」モデルとしてリリースされたから。日本での販売は先行販売としてAD21で販売されたそうな。このAD21というのはもうありませんが、現在でいうNSW東京のような特別なモデルを販売するコンセプトショップだったようです。行った事ないから「ようです」という書き方しか出来ませんが。

で、そんなところで販売される訳ですからこの物件も変わり種でして、Non-Future扱い。Non-Futureというカテゴリーは2014年には既に存在しませんが、判り易く言えばQuick Strikeと同じようなカテゴリーですかね。

もうちょっとNon-Futureの事を説明すると「限定、コラボ等とも違う、ナイキジャパンのカタログには一切掲載されないモデルで、極限られた店舗のみで展開している製品のカテゴリー」です。

2005年はV3兄弟が地味にリリースされてまして、Vectorはレザーモデルまでリリースされ、Vengeanceが一番多色展開されてのリリース。当時は一番レアな存在でしたが、2014年現在では最も頻繁にリリースされてお目にかかる物件となるのはなんとも皮肉と言うか。時代の流れですかね。

ボックスはそれでもこの当時一般的だったB10 355 x 170 x 115mmタイプ。ボックス生産は中国。ボックス蓋裏にスタンプはあれど判別出来ず。

箱を開けるとその美色にナイキの凄さを痛感。オレンジとイエローの中間色みたい。カラーリングの名称がShock Orangeってネーミングもカッコ良過ぎ。

素材構成はVengeanceと同じ、トゥ部分が目の粗いメッシュ(裏地有り)、サイドがコルテツとかよりも質が良さそうなナイロン、そしてグレーの補強パーツはシンセティックスエード。Non-Futureだったら天然スエードで売ればいいのに...

Vortexはこれ一足しか持っていないのでわかりませんが、この物件に関してはかなり甲が低く作られています。ボクの足は甲高ではないのですが、それでもシューアイレットがキツく当たってる感じがします。

アウトソールパターンはVector, Vengeanceとも違う独特のパターン。で、素材はゴムというよりニューバランスのカーボンラバーに近い固さと感触なので雨の日は滑りそう。

アキレスディップは浅く処理されていて、ヒールカップに切り抜きされているブルーのパーツはリフレクター。これ、その見た目通り「SMILE」と呼ばれているそうな。ヒールのナイキロゴはブロック&イタリックで、下にAIRの文字有り。

タンラベルは少し大きめのブロック&イタリックのナイキロゴにEの下の部分がスウッシュに付いているパターン。スウッシュを挟んで下にAIRの文字。ⓇマークはNIKE、スウッシュにそれぞれ付いてます。

裏のお品書きは一般的なものではなくて、NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY, THIS PRODUCT COVERED BY U.S. PAT NOS. 4183156, 4219945, AND FOREIGN PATENTS

パテントナンバーが気になったので調べたらNIKE AIRに関するものみたいですね。

シューズ生産はタイランド。ライニングはビニールですかね。ナイキのお約束で履いていくと踵の部分が縦割れしていくんですよね、これって。

インソールはWaffle Racer IIでも使われているANATOMICALと裏にエンボスされた薄いダークグレーのものが付属していますが、Waffle Racer IIのそれよりも土踏まずの部分がかなり角度が付いて形成されています。

ミッドソールはEVA。なのでニューバランス576にも通じる、ソール形成時に起こる皺が入っているのが特徴。
いいモデルだとは思うのですが、なぜかずっと履き続けたいとは思わないのでVortexはこれだけしか購入してません。

Shock Orange/Imperial Bl-M Grey

2014年1月19日日曜日

Walsh circa 2002

今日は我ながら珍品買いだなぁと思う物件をエントリー。

英国産スニーカー、Walshです。まぁ知る人ぞ知るというか、ポジティブに言えば「通」なんでしょうけれど、ある程度のネームバリューとクオリティーが伴っていないとそんな事も言えないわけで、要はただの無名なスニーカーと言われるのがオチ。

これ、2002年にロンドンのレスタースクエア近くにあるOffice Outletで購入しました。当時ロンドンに住んでいたボクは週に一度くらいの割合でこの店をチェックしてました。Officeは英国では割と有名な靴屋さんでして、そのアウトレットショップがセントラルロンドンの、しかもレスタースクエアの裏通りにあるんですから行かないわけがない。バラエティーに富んだ品揃えでアディダス、ニューバランス、プーマ、クラークスなどが多かったですね。


これは確か£30以下での購入だった記憶が。それ以上だと買わなかったので。

もともとこのWalshというのはフットボールの聖地、ボルトンで生まれただけあってサッカーシューズをハンドメイドで作っていたのだそう。1961年創立ですがそれ以前からオリンピック選手用にランニングシューズもオーダーメイドで作っていたのだとか。

ただ、大量生産品ではないので一般的な流通経路に乗るわけも無く、ボクもロンドンで見つけるまで知らなかった物件。
購入後ネットでチェックしたのですがオフィシャルページは当時わずか2ページほどのもの。2013年現在も内容こそ変わっていますがやはり数ページ。で、知りたい内容は明記されてなかったり。商売っ気まるでなし。

確か当時の記憶ではこのスニーカーのおおざっぱなアウトソールは未舗装のフィールドでトレーニングする為グリップを強くするのに有効だとか書かれていたと思うのですが。そういった内容の横には確かに何も無い丘を走ってる兄ちゃんの写真があったような。アーカイブしておけばよかった…

ともあれ物件の紹介など。

なんせWalsh、モデルナンバー等一切無いので商品説明がしにくい。
2013年になってHanonが扱いを始めたのにはちょっと驚きました。ただ、Walsh、カラーリング酷過ぎ。売れないだろうなぁ...

前知識無しにこれを購入した動機というのはMADE IN ENGLANDとその革の素材の良さ。皺の入った、スニーカーに使うには多少厚手の一枚革ですが、非常に柔らかく、昔使ってた水牛の革のバッグのそれに似てる見てくれと、うまく鞣した為に出来た絶妙の高級感ある光沢。まさにいい革!

トゥガードは中に芯でも入っているのか硬くてトゥガードというその目的自体をきちんと果たしてくれそう。これはやはり未舗装のフィールドを走る為の必然的な装備なんでしょう。
長めのレザーのタンに付いているタンラベルは織りネームになってまして、ロゴマークの下にはユニオンジャック、そして「BOLTON ENGLAND」の文字。
裏には「HANDMADE ATHLETICSHOES MANUFACTURED BY NORMAN WALSH SINCE 1961 MADE IN ENGLAND」と刺繍されています。

ソールパターンは原始的と言うか、思い切ったシンプルさ。こんなソールのスニーカー、見た事無いです。前回エントリーしたClarksのTraxster Midがおおざっぱなところは似ていますが、前足部と後足部から中央に向かってとんがっているパターンはこれだけ。
その中央にはBOLTON ENGLAND BY N. WALSH REGD DES. No. 977348とあります。Registered Designは意匠登録かな?訳すと。

で、英国のサイトで調べたら確かにWalsh,このソールで1976年に申請、翌1977年に受理されてますね。こんなパターンでアドバンテージがあるのかどうかは履いてもよくわからないんですけど...

ソールはこれまた思い切った一層のゴム!正確にはアッパーとの間に繋ぎの為の?黒いゴムの部分があるのですが2層っぽくないんですよね、これ。

シューアイレットのレザーパーツに一緒に縫い込まれている織りネーム。やはりのBOLTON ENGLANDのゴリ押し。

ライニングとインソール表地は同素材の黒いファブリック。毛玉が出来てちょっと嫌。

スニーカー、しかもフィールドを走るための物件にしては遠目がシュッとしていて小洒落たブティック系のシューズみたい。
でもこれ、予想に反して歩きにくいわけではありません。前足部が少し反って作られているので足の返りがいいんです。

まぁもうちょっと日本でも認知されていればいいんですけど、これは難しいかなぁ...

2013年に調べたら日本でも販売されているんですよね。先物買いの代理店がプッシュでもしてるのかなぁ。
ただどうなんだろうなぁ、このデザイン。日本人受けするかと言えばうーん...

ドマイナーなブランド関連で言えばBrooksなんてありましたが(現在も地味にアメリカで商売していますが)昔のBrooksは高校生の時に1足履いた事がありますが(当時はナイキよりも高価でした)、結構走り易くて好きでした。数年前に月星が代理店になってMADE IN JAPANで販売しましたが今はもうそれもなく。欲しかったのにサイズ展開が28cmまでってさぁ...

walshはそんな事も無さそうで、これからも地味に英国産ブランドとしてやっていくんだろうなぁと思ってます。ブランド力としてはそれが一番ですよね。

因みにこの写真は2013年に撮影したものです。あまり履き込んでいないように見えますかねぇ?

2014年1月12日日曜日

Elite #311082-471 - June 2005

今日の物件はナイキのエリート。一時代築いたナイキの稼ぎ頭でもあります。

1977年にオリジナルが発売され、ナイキがエクセターのアメリカ工場で大量生産を開始した、ナイキ史上でもエポックメイキングなモデル。同時にこの辺りから日本での生産は徐々に減少、代わりにこのアメリカ工場と、コストの安い韓国や台湾で生産されています。
そんな過渡期ですので日本製のこのモデルは存在しない模様。

訂正:2014年4月にコンビニで購入したネコパブリッシング発行の「70s-90s大百科」という本に1978年製のEliteで”日本製”というのが写真とともに掲載されていました。タンラベルの裏の表記の写真はありませんでしたが、米国製とラスト形状が違うとか比較対象として掲載されていたので間違いないかと。

なのでここで加筆・訂正いたします。すみません。


その出来、セールス共にぬきんでたシューズのリイシュー。これは2005年6月にリリースされてます。

2005年辺りを振り返るときちんとしたリイシューはまだ少なかったうえ、”レトロキックス”と呼ばれるカテゴリーのものでは値段が破格の¥6.300(税込)でした。¥6.300というのはリテールプライスなので安売りしているお店では¥5.000台で販売されているところもありました。同時期に販売されているメトロプラスもエントリーモデルなので安かったけれど。これは「なんでこの値段で売る!?」と逆に心配するくらい出来が良かった。当時にあって買って損は無い物件。

リリースはこのブルーともう一つ、イエローxネイビーの#311082-711、イエローxブルーの#311082-341が同時リリース。

ボックスはツートーンのB10 356 x 171 x 116mm。ボックス生産は台湾。

箱のフタの裏側のスタンプは初めて見るもので「91005054」と大きめなスタンプが押されています。通常の日付っぽくないよなぁ。

この物件は一般的なブルーxイエロー系のコンビですがどちらもちょっと変わった色合いで独特の雰囲気を醸し出しています。
最初購入する際に「ちょっと色が薄いかなぁ」とためらったのですが、届いて実物を見たり履いたりするとさほど気になる感じでもなく、いい感じ。

横から見るとオリジナルのシルエットほどシュッとはしていないものの、ディテールを近づけた努力が感じられます。

ワッフルソールもうちにある1998 Waffle Trainerとほとんど同じですが、中央土踏まず部分にある「WAFFLE」の文字がエリートの方が土踏まず中央上に配置されています。と言うか、Waffle Trainerの方が若干下よりというか真ん中に近いんですが。

アキレスディップのナイキロゴ。縦ナイキと呼ばれているブロックフォントですが、ロゴの大きさが非常に座りがいい。

ライニングはビニールっぽい素材で、パッドはほとんど入っていないのですが、アキレスディップのパーツには意外なくらいあんこが入っているのです。で、このパーツが下に位置するヒールのスエードでカバーされるような形で縫製されている、と。
縫製ミス?と思って名著" Blue Ribbons"でチェックすると、いやはや、オリジナルモデルも同じ処理をされていました。ナイキ、疑ってごめん。だって、結構いい加減なリプロ作るから。

タンは割合厚みのあるスポンジが入ってます。で、それだけだったらいいんですが、カバーするナイロン生地が結構硬い….
そのタンにはそんなに多くはありませんが規則的に穴があけられてます。放熱対策?と思ったのですが、表地のナイロンに空いているだけで裏側まで貫通していないんだな、これ。

タンラベルはモデルカラーに合わせたブルー一色でNIKEⓇ(ブロック+イタリックフォント)とSwooshⓇ。Eの下がSwooshとくっついているパターン。

タンラベル裏側のお品書きは

NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY.

ではなくて、

NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS THROUGHOUT THE WORLD NIKE AND SWOOSH NAME AND STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY. MADE IN INDONESIA.

最初見た時は2005年リリースのOriginalと同じ文面かな?と思ったのですが若干の違い有り。Originalはどうかと言えばおさらいですが

NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY.

と、赤字の文面が多いのです。

シューズ生産はこの時期あまり見ないインドネシア製。

タンのナイロン素材が硬いと書きましたが、実はアッパーのナイロンもなかなかのもので、感覚的にパキパキ音を立てそうな素材。
なので使い込んで行くと屈曲の際に出来るしわやそこに入り込む汚れが取れず、最後にはそこから切れてきそう。昔のナイロン系スニーカーでもこういったありましたね。コルテツでもよく使われていた素材だと思われますが、そうだとすると早く履かないと縮んでくるんですよね、この素材。持ってる人は引っ張りだしてチェックしたほうがいいかも。

このモデルの珍しいところはインソール。どうやらフランス北部を表しているプリントらしいのですが、未だに何なのか解決してません。しかもこのインソールの仕様はこの#471だけ。同時リリースの他の2色の物件は普通のNIKEロゴのみというからわからない。

まぁでもこのモデル。シルエットが奇麗なんですよ。土踏まずの部分からの3層構造がラストの描く緩やかなアーチに沿うようにソール自体も曲線を描いていて本当奇麗。少しフレアのあるソールなので斜め後ろから眺めるのもまた最高。

Ocean Blu/CHRM YLW-ISLAND BLUE

2014年1月5日日曜日

Clarks Traxter Mid #1212-13285 - Jan. 2013

新年あけましておめでとうございます。今年も続いたらいいなぁとぼんやり抱負をつぶやいて始めたいと思います。

第二次IVY世代には憧れのブランドでした。

クラークス。

ワラビーとデザートブーツのオリジナル。中坊には絶対似合わないのはわかっていたので「いつかは」といった具合で数十年。気付けばすでにMADE IN ENGLANDでもなくなってましたし、あれだけ憧れていたデザートブーツでもない、購入したのは変化球の物件。


当時はクラークスは買えないのでせめてとRegalのデザートブーツを買ったのですが、別段歩き易くも履き心地がいいわけでもないのですぐにスニーカーに戻った記憶があります。

その履き心地の印象もあって敬遠しつつ、それでもいつかクラークスを買うぞという想いはコンスタントにありまして、それはやはりロンドンに住んでいた時が一番強かったのは当然。サウスエリアのFinsbury Park駅から歩いてSeven Sisters Road沿いにあるクラークスのファクトリーアウトレットにも何度か足を運びましたし。その時はなんだか冴えないモデルしかなかったのでボクは買わなかったけれど、当時のガールフレンドはワラビーを購入してたような記憶が。因みにここのエリアは治安が良くないので明るいうちに買い物を済ませて下さい。

そんな思い出も10年以上前の話。気になってストリートビューで覗いたら(Googleが2012年に作成した時点で)まだお店があってちょっと安心。でもお隣のパウンドショップ(100円ショップみたいなもの)はなくなってたな。

そんな記憶の片隅からいきなり購入に走らせたのは単にクラシックなモデルではなくて、アップデートされた面白い物件に見えたから。
Lunarlonのエアエピックを気に入るような輩にはこれも気になっているのでは。

ルックスこそクラシックですが、ソールにEVAを採用した、非常に軽い、履き易いモデルです。革の質も凄くいい。先日かみさんの母親がうちに来てくれまして、下駄箱を見て「あら、いい革ねぇ」と口にしてました。万人受けするんでしょうね。

この物件は"The Clarks Hybrid Collection"として2013年1月にリリースされています。今回の物件は渋い艶がなんとも言えないタンレザーをアッパーに使用したモデル。日本でも販売されていまして、¥14.700でした。ボクは初物の購入のタイミングは失敗を少しでも回避する為にセールで買うのですが、これもそう。Hanonで半額近くになっていたので購入しています。半年経って売れ残っていたけど英国人、買わないのか?
あとサイズもクラークスを履いた事が無いのでわからないためいつものスニーカーのサイズで購入したのですがこれで問題無くてホッとしてます。サイズがわかったからこれから買えるし。

このモデルの何がハイブリッドなのかと申せば、ソールにEVAというだけでなくて内側に秘密が。ライニングにサポートとフィット感向上の為にネオプレーン素材のユニットが縫い付けられているのです。包むようなアシックスのスプリットタンにも似た感覚で、シューホールが2つしかないのに内側でしっかりホールドしてくれるのです。なのでシューレースはほとんどダミー的意味合い。スペアのシューレースも付属しているのですが、ここではあくまでファッション的なものでしょう。

更に履き心地を良くしているのがインソール。表地は大好物のピグスキンでインソール自体は立体的な構造になってます。Clarks Ortholiteとエンボスされてますね。オーソライトとは「足のフィット感を高め、衝撃を吸収し、通気性、防臭性にも優れたインソールだそう。(Hi-Tecのウエブサイトより引用)しかもヘタリも少なく、1年間使用してもクッション性91%を保持するくらい耐久性があるんだそうな。

ですので過去にRegalのデザートブーツを履いた時のような印象は全く無く、むしろスニーカーに近い感覚。インソールをひっくり返せば円形の凸凹で立体的に処理されているのがわかります。で、ヴィヴィッドなレモンイエローって。鳩目に使われている色と合わせたのか?と思いきやそれは単なる偶然のようです。

アウトソールパターンはオリジナルのクレープソールのような平らなものではなくて、均一なギザギザになってます。
で、アッパーのレザーとソールの間に挟まれているようにプラスチック?のパーツが。ヒール部分が少し大きくなって「clarks」のロゴが入っています。

色や用途的には以前エントリーしたAir Magmaに若干かぶり気味ですが、こちらの方がルックス的にカジュアル感多し。そして無難。
ただ、イタリア人みたいにジーンズに革靴を普通に合わせるような感覚はちと持ち合わせていないので(ラテン気質じゃないとも言えます)、ジーンズの時にこれ履くとちょっとこっぱずかしい気分になってます。あぁ強くなりたい。