2014年7月28日月曜日

Pre Montreal Racer "5th. Edition" #506192-471 - August 2013

今回の仕様はサイドパネルの素材がリップストップナイロンだそうで。

リリースは2013年8月初め。英国では7月から予約を扱っていたので英国のショップで購入。お値段£62.00でした。予約が始まった時点では日本のショップではアナウンスされていませんでした。その後いくつかの日本国内の店舗でも扱いがあったようで、値段だけ確認すると¥8.600で販売されていた模様。


今回の仕様分は3カラー展開で、この471番の他には011番、662番。ただ、506192-662だけ一ヶ月程遅れて出荷されています。

ボックスは2013年7月出荷分から新しいデザインのものに変更になってます。なのでこれらも新しい赤箱。昔ながらの筆記体ロゴがプリントされた08VB16とか好きなボクからするとデカデカとブロックフォントが躍っているこの箱はちょっと苦手。大味過ぎ。

そんな大味なボックスは13NSW16 321 x 200 x 111mmというサイズ。大きさ自体は今までPre Montrealが収納されていたヴィンテージラインのボックスと同じです。素材が一層ダンボールっぽくなってちょっと丈夫かな?ってくらい。
ただ生産はシューズ共々ヴェトナムに移っています。ボックスさえも作らせてもらえなくなったのか、中国?

そんなボックスに下部には"THIS BOX IS MADE FROM OVER 90% RECYCLED MATERIAL"とプリント。

フタを開けると011番ものには裏側にいつもの検品スタンプがあって03301315と判別が簡単だったのですが、この物件のは半分が薄くて判別出来ず。後半?の”21315”はわかったので適当に考えたら011番が0330だったので同じ3月生産の02日、12日、22日のいずれかなのでは?

まずは5種類のヴァージョン・リリースの経緯など。

1st. Release Edition / #476717-300 out on Dec. 2011
2nd. Release Edition / #506192-400 out on May 2012
3rd. Release Edition / #506192-100 out on August 2012
4th. Release Edition / #506192-813 out on April 2013
5th. Release Edition / #506192-471 out on August 2013

タンラベルは筆記体のNIKEロゴにⓇマークが1つ。スウッシュがNIKEロゴ中央を突き抜けているタイプ。

タンラベルの裏には"NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY. MADE IN VIETNAM. "。

ラベルのロゴはカラーリングに合わせたもの。ヒールタブのNIKEロゴはPre Montrealではお馴染みの細身&ブロックフォント。

アウトソールは今回はきちんと?まっさらな加工無しのワッフルソールに。パテントナンバーはUS PATENT NO.3793750と変化無し。
インソールの表地は四弾と同じストレッチナイロン。ブロック&イタリックフォントのお馴染みのNIKEロゴ。

スウッシュはスネーク調の型押しになってます。

そして最後にこの物件のもう一つの特徴など。同じ時期に同じ仕様でリリースされた011番では前足部のスエードが毛羽立っていて結構いいなぁと思ってたのですが、この471番、スエードが奇麗に整えられているのです。上品なカーペットみたい。面白い差別化だなぁ、と。上品な感じで履きたいのならこっちのほうがいいでしょうね。蛍光っぽいイエローが遊び心もあってRoyal Blueの美色具合と相まってあなどれない仕上がりになってます。

メンズのPre Montreal Racerは2013年モデルで終了、代わりに?レディースモデルは2014年に結構ポップなカラーリングでリリースされています。女性からのリクエスト多かったのかなぁ?

Deep Royal Blue/Sync Yellow-Medium Grey-Mortar

2014年7月20日日曜日

X-Caliber "Los Angeles Marathon" Pack #DN302-5009 - Sept. 2013

2013年、オニツカはコンスタントに”マラソンパック”名義でモデルをまたいでリリースしていました。


ボクが購入したマラソンパックは2013年3月リリースのカリフォルニアの「東京マラソン」に次いで二足目。このX-Caliberは2013年9月にリリースされてます。販売地域はアメリカ、EUなど。日本ではどうやら販売していない模様。恐らくこの企画はオニツカヨーロッパなんじゃないかと。チョイスのモデルがヨーロッパリリースの物件に多いので。

価格はアメリカでは$85、英国では£69辺りで販売されていました。アメリカでの販売がヨーロッパより少し早かった事もあってボクはアメリカのショップで購入。

購入動機はこのカラーリングと「X-Caliber」だったから。
「X-Caliberだから」という理由ではHanonの別注も欲しかったのですが買えなかった...オンラインに登場する前にすでにインストアで売り切れたようです。

で、これ。Los Angeles Marathonとの事ですが、最初はピンと来ませんでした。 L.A.?ってな感じで。

なので調べるとうぉー!アシックス協賛かい!公式サイトに思いっきり" ASICS LA MARATHON"の文字が躍ってる!
そしてこのマラソンのテーマカラーがオレンジとネイビーなのでこのカラーリングだったのか、と。すごく納得。

こ、これはまさに買わずにいられない物件。ってか、買って良かった。知らずに買ったのにマストアイテムを手に入れられた幸運。
神様有り難う。ボクに友達をくれて。

そんなわけで2013年にリリースされたオニツカのマラソンパックのモデルを自分なりにチェックしてみました。

*California 78 - Tokyo
*Mexico 66 - Paris
*Ult-Racer - Sydney
*Mexico 66 - Kobe
*Runspark - Stockholm
*Corsair - Frankfurt
*T-Stomer - Barcelona
*X-Caliber - Los Angeles
*Colorado 85 - New York City

肝心の物件に関しては、カリフォルニアの時のようにモデルの意匠を変えてまで商品化という事も無く、唯一のマラソンパックたらしめているものはアキレスディップの「LOS ANGELES」の文字だけ。そしてL.A.マラソンのテーマカラーに沿ったカラーリング。
これでいいんです。

ボックスは2013年7月リリースのCalifornia 35th Anniv.モデルでお目見えした新しい仕様の黒箱。ONITSUKA BLACK BOX TR-4-5 360x210x130mmです。

生産国はお馴染みヴェトナム。

X-Caliberと言えばオリジナル仕様では適材適所に素材を配置しているのがキモでした。その発想はナイキのChallengerと同じく、耐久性を必要としているパーツにスエード、通気性にメッシュ、軽量化にナイロンてな感じで。

2010年製のX-Caliberなんかはその仕様に基づいたわけですが、このマラソンパックにはその面影は無く、アッパー構成はスエードとナイロン。この辺りは企画優先って事なのでしょうか。ヒールパーツのスエードにTOKYOとエンボス入れたいが為に意匠であるリフレクターを取っ払っちゃったCaliforniaみたいなものか?まぁそれでもこちらはデザイン的には違和感ないので「あり」ですけど。

インソールはX-Caliber標準仕様で脱着式。薄いポリウレタンとおぼしきものが。ここでは表地にファブリックが貼られてそこにはデジタルっぽいフォントで "LOS ANGELES:42.195KM" とそのコース?がプリントされています。

ロスマラソンのカラー(ネイビーとオレンジ)で統一したこのモデルはなかなかいいルックスだと思います。アウトソールのオレンジもポップだし、ミッドソールを白で残したのも清潔感があって凄くいい。別注だと一仕事多いようなものもありますが、この物件は控えめでありつつ主張も出来ていてバランスがとてもいいと思います。

2014年7月13日日曜日

新潟伊勢丹xゲンベイ商店 - April 2014


偶然見つけた物件です。娘の夏用サンダルを購入しようと子供フロアを徘徊していたら発見。娘は全く興味を示さなかったので下のせがれが大きくなったら使ってもらおうと確保しました。

これ、新潟伊勢丹が企画したようです。新潟に関するお題(地元J1フットボールチームのアルビレックス、水族館マリンピア日本海、新潟のゆるキャラ=トッキッキ)を地元のデザイン専門学校でコンペをしてもらい、各々上位を商品化という流れ。

製造は神奈川県葉山にあるゲンベイ商店。ビーチサンダルの老舗です。

もともと新潟国体の時から大好きだったトッキッキしか興味が無かったのでいわずもがなこれ一択。しかもひいき目に見てもこれが一番デザインが秀逸。

伊勢丹の商品陳列のところに手書きのポップで「国産です」と書かれていたようにソール部分にはMADE IN JAPANとすでに型取りされているわけですが、不思議なのはゲンベイ商店のウエブサイトをチェックすると「信頼第一、日本メーカーのビーチサンダル、製造は海外になります」と明記が。

っていうか、日本のメーカーでも海外製造、しかも生産国をここで明記しないって信頼出来ないんじゃないの?と。これは逆説的なロジックで、例えば、海外のメーカーでも製造は日本になりますって明記されていればボクはそっちを選びますから。

1999年の映画「Notting Hill」でジュリアロバーツがビーサンファッションを披露して以来、ビーサン、特にHavaianasが爆発的に売れてすっかり市民権を得ましたが、少なくとも2010年にボクが購入した3足目のHavaianasまでは未だにmade in Brasilを守ってきていたのも恐らく無関係ではないと思います。

反面教師で中国製のビーサン。海外では鼻緒と足の指の間が擦れてそこからただれてきたなんてことが起こっているので安いとかどこかのブランドだからといって安易に中国製を素足に直接触れるような製品に選ぶのはやめておいたほうがいいかと。

話を戻して。この商品はサイズ展開が少なかったので使えそうなサイズを購入しようとしたらこれが最後の一足でした。
生産数かなり少なそう...

日本海と言えばNegiccoも来週田島貴男プロデュースの「サンシャイン日本海」をリリースしますね。日本海をこんなにポジティブに歌っている曲って歌謡曲史上初なのでは。

快晴の日本海は確かに美しいですので今年の夏よかったら観光に来てはいかがでしょう?