2022年3月28日月曜日

New Balance M577SNS1 "Secret Colorway" circa 2005 - Hydrolysis

 ご無沙汰しております。

まだBloggerのサービスが機能しているので記録としてアップしました。

今回のスニーカーは2005年6月にリリースされた、ストックホルムのショップ:SNSがニューバランスとコラボした記念すべき第一弾のモデルになります。

これ、2色リリースされてどちらもワールドワイド96足の限定ということでした。私はこのポップなカラーにメロメロ。パンチングされたアッパーのレザーも大好物。

ただ、先日「ようやく春が来た!」と久し振りにこれを出して履いたところ、歩いて10分ほどしたところで足元から「ベリッ!」という感覚が。左足のミッドソールがそのままの形で剥がれてました。外に出る時は全くそんな兆候もなかったのに.....

恐る恐る引き返してる途中で今度は右足に違和感が。

そうです、今度は右足のミッドソールが綺麗にパコンパコンと剥がれて言い出したのです。なんとかつま先だけがくっついている状態で帰宅しました。




折しも2022年2月にこのアイコニックなアイテムを元にしたコラボモデルをSNSはリリースしたんですよね。新作は577ではなく、991がベースになっていますが。

まぁでも17年も前のモデルなので加水分解は仕方ないし、むしろよくぞここまで加水分解せずにいてくれたなぁと。タイミングを見てリペアサービスに依頼してソールを交換してもらおうと思います。


2020年5月18日月曜日

New Balance WSX90RPB circa 2019

およそ一年ぶりですが、前回同様X-90シリーズになります。前回結びの言葉が悪い方に当たってしまったようでこれらの2019年モデルを最後にこのモデルはディスコンになったようです。わずか2年の短命モデルとなってしまいました。

と、いうわけでサイズあるうちに買っておかなくちゃ!とばかりに購入したのがこれ。分かる人にはわかるイニシャルが「W」で始まるモデルです。


そう、基本的に「W」はWomenでレディースモデル扱いになっているのですが、私がこれを購入した英国のショップでこれがメンズシューズのカテゴリーでシレッと売られていたんです。サイズもあったし、じゃあいいのかと気にせずにポチッとなをしてしまい、その後オーダー有難うねメールでモデルナンバーを確認したら「WSX90」。例えば同じ「US11」でもレディースとはサイズ扱いが違うのを知っていたのでこりゃまずいと思いキャンセルをお願いするメールをしたのですが、返事が来たのは出荷しましたメールが来てから。オーダーしてから出荷メールまで数時間ってのは仕事が早いんですが、これがあだになったという。


で、到着。試しばきをしたらあら?問題ないぞ、と。ただし、サイズ表記はやっぱり違っていて、私このモデルはUS11.5なんですが、これは「US13」になってました。あぶねー。ともあれ、レディースと謳われるモデルでここまで大きいサイズが販売されているのに驚き。

因みにこれらX90は日本ではオフィシャルのオンラインアウトレットストアで大量にストックがあります。私が履けるサイズが在庫にないだけなんですよね。悲しい。


コンセプトがしっかりしてるモデルなのでパーツ構成などにも大きな変更点はありません。天然スエードとメッシュパーツのアッパー、REVLITEソールで99xシリーズのソールデザイン、アッパーデザインを継承したDad Sneakers的な見た目など。生産は中国。


全体的に清潔感ある色合いのところにレモンイエローがアクセントを効かせて品のいいルックスだと思います。さすが女性用。

ただ、シューレースだけは以前買った同じモデルのものとは違っていて、平織りタイプのものが同梱されていました。


MSX90の一足目を購入したのは単純に好奇心だったし、履いて最初の1ヶ月くらいは「あぁこんな感じかぁ」という印象だったのですが、ウォーキング協会が主催するイベントにこれを履いて30km歩いたら疲れないし、いつもはできていた爪の血豆もできなかったので一気に心が傾いてしまい、日頃のウォーキングや、ちょっと歩くな、というときは必ず履く始末。それで買えるうちに買ってしまおう、となったわけです。

でもやっぱりこのルックスに対しては好き嫌いがはっきりするようで、ニューバランス好き(特に996)の友人に勧めたのですがやっぱりスルーされました。ミッドレンジの価格帯ではないのに王道モデルからは外れているので手を出しにくいとは思うのですが、なかなか評価されないまま終了したのはなんともはがゆいですね。

2019年5月21日火曜日

New Balance MSX90PNB circa 2018

久しぶりに好奇心が前のめりになって購入したモデルです。ニューバランスがランニングでもクラシックタイプでもないモデルを出すのは久しぶりなのではないでしょうか?


日本企画ではなく、ワールドワイドで販売されているのも力が入ってる証拠でしょうね。オフィシャルサイトでは

ニューバランスブランドの112年の歴史の中でも画期的な商品を数多く排出した「90年代」にフォーカスし、またブランドを象徴するフラッグシップモデルである「99Xシリーズ」からインスピレーションを得て誕生したイノベーションとクラシックスタイルが融合した新しいフォルムのシューズ"X-90"から、ベーシックな定番カラーを鮮やかな発色のスエード/メッシュアッパーで仕上げたニューカラーが登場。

と、書かれています。

私はシリーズ第一弾:2018年8月リリースモデルの中からいかにも王道なグレーベースでアッパー全体がスエードのモデルをチョイス。

ボックスはグレー一色。シックでいいですね。


これ、クラシックラインとは若干違うラストが採用されていますね。そこに99xシリーズの意匠を継いだデザインのRevliteソール。ENCAPなどを日常的に履いてると踵に厚みを感じます。


サイドからヒールタブまで一体形成のようになっているのでフレキシブルではないですがある程度のサポートは感じます。ヒールがちょっと曲線が浅いので最初違和感があるのですが歩いている時に踵がずれるとか擦れるということはありません。


ただ、インソールを交換して試してみたのですが、クラシックラインに使っているインソールはあまり印象も良くなく、すぐに付属のインソールに戻してしまいました。これは厚みも要因だと思われます。薄くて効果的な素材のものだったらまた印象が変わったのかもしれません。


生産は中国。
中国、ベトナム製で値段が¥18000+税というのはかなり勝負したと言えませんか?余程の自信作ということなんでしょうか?まぁそのジャッジは数年後にわかると思います。ディスコンになるのか、売れ筋になるのか。ちょっと見届けたいと思ってます。



2019年2月13日水曜日

New Balance Cushioning Leather Insole RCP900

ご無沙汰しています。スニーカーはほとんど買わなくなりましたが、今回は先日ニューバランスのオフィシャルストアで購入したインソールです。

モデルナンバーはRCP900。税込で¥2160でした。これはランニング用の機能性インソールではなく、いわゆるクラシックモデルなどに使われるのを想定したモデルのようです。


今までは吊るし前提でポリ袋にパッケージングされていたインソールでしたが、これはグレイのボックスに入ってます。シンプルですが、なかなか高級感のあるパッケージ。






ベースはポリウレタンですが、ブルーなのでENCAPなのかな?とも思ったり。でも、一切言及していませんね。
そして目玉は久しぶりのピグスキンレザーを表地に貼っているのです。

私、ピグスキンのインソールが大好きなんですが、英国ニューバランスのクラシックラインに時々付属してくる白地のポリウレタン+ピグスキンレザーはあんまり好みじゃないんですよね。

こちらはそれよりもモノ自体がすごく柔らかいのが驚き。柔らか過ぎてレザーすぐに剥がれないのかなぁ、と心配するくらいに。で、レザーはグレイカラーなんですがピグスキン特有のあのシワがあまりないんです。写真で見るとツルッとした印象を与えます。なんだかアメリカニューバランスの998とかに付属してくるスポンジベースのインソールみたいな見てくれですね。
だからかなんとなくこのRCP900はアメリカニューバランスの1300シリーズとかに似合いそう。

でもこれ、英国ニューバランスのクラシックラインのインソールに時折見受けられる三角NBロゴがプリントされているのがポイント高い!

最後に一言付け加えておくことが。

写真の右に一緒に写り込んでいるインソール、覚えている人もいるでしょうか?
これもニューバランス正規品だったRCP260です。ベースは台湾のメーカーがパテントを所有しているPOLIYOUというEVAベースで、そこにピグスキンレザーが貼られている、10年以上前に生産中止になった製品です。
私はこのRCP260+M577という組み合わせが大好きで、生産中止のアナウンスを聞きつけた時にまとめて購入しまして、これはその中の未使用品のひとつなんです。

あと細かいことですが、RCP260のXOというサイズは29.5〜32.0cmまで対応している、かなり大きなものですが、去年から販売されているRCP900の同サイズは対応サイズが29〜30.cmになってます。日本人向けというか、ニューバランスジャパンのシューズの販売レンジは30.0cmまでなのでこれでよしとしたのでしょう。

アメリカのサイトではまだ販売していないようなので外国のNBファンはどうするんだろう?転売ヤーが暗躍するのか?

2018年5月11日金曜日

New Balance M1500UKC - Hydrolysis


2007年10月にリリースされた、恐らくニューバランスジャパン企画と思われるM1500UKCです。

「恐らく」というのは日本で限定扱いでリリースされたこの時期に他の国では姿形も見られなかったので。NB Japanのオフィシャルサイトでも「日本限定」とも明記されていなかったので正体不明です。

ただ、不思議なのはこのモデル、2009年5月に英国のhanonで販売されているんですよね。1年半もインターバルがあって。

そんな物件ですが、1500には珍しいオールレザー仕様。補強パーツもライニングも、です。そこにこの美色。買わずにいられません。

それから10年。やっぱりENCAPは寿命がきてしまいました。




通常「ENCAP」と書かれているパーツがなくなって穴が空いているのがおわかりでしょうか?


ミッドソールの塗装が剥がれてきてはいたのですが、決定的になったのは今年の1月。小旅行に出かけた時です。




オールレザーゆえ履くのは秋から冬ですが、アッパーの革は今でも綺麗な状態。

これも秋頃になったらニューバランスジャパンにお願いしてソールの張り替えをしてもらおうと思ってます。

2018年3月31日土曜日

Replaced to the leather lining - New Balance M577BCD

ご無沙汰しております。Still Alive!というわけで久しぶりの更新など。

正直ここ1年は所有しているコレクションと化したスニーカーを手放してばかりで購入はしていません。折も折、欲しいと思うようなスニーカーも現れていないのも要因の一つですが。

その代わり、気に入って一生履き潰したい!と思っているNew Balanceのソール交換をお願いしたり、ライニングの素材を張り替えてくれる修理屋さんと出会ったことでカスタマイズしたりしています。

このNew Balance M577BCDもそう。2004年12月リリースの、数種類の革を贅沢に使っているお気に入りであります。

少し前のエントリーではソールが加水分解したことでニューバランスジャパンにソール交換をお願いした旨を書きましたが、今回はライニングの交換です。

ライニングの張り替えはニューバランスジャパンでも「ソール交換と同時に」という条件でやってくれるサービスですが、ライニングの素材選択にピグスキンがありません。ファブリックかシンセティックスエードだけ。というわけで私は堺にある「靴修理なかじま」さんにお願いしました。今回も持ち込みのピグスキンでやってもらいました。

修理から戻ってきたのがこれです。



オリジナルは紺色のファブリックでしたが、ご存知のようにファブリックはかかとに毛玉が大量にできるんですよね。それがすごく嫌でして。

あと、スポンジが入ると経年劣化でボロボロこぼれだすのもソックスが汚れて非常に不愉快ですよね。
ですのでこのM577BCDにはライニングの内側にスポンジを入れないで貼り付けてもらいました。割とカッチリとした足入れに見えると思います。

ソールもライニングも一新したおかげで「新品のような履き心地なのに革がこなれている」という最高の状態に。たまりません(笑)

2017年11月3日金曜日

Replaced to the leather lining - New Balance M577GPI “SNS Exclusive”

2007年10月にリリースされたSneakersnStuffのニューバランスへの別注第二弾であるM577GPIです。

丸10年経過してもソールはまだ加水分解していないのですが、その前にNBUKものではよくあるライニングやシュータンのスポンジの劣化に伴うボロボロ。ソックスが黄色い粉(スポンジが粉状になってる)にまみれてブルーな気持ちにさせます。

なのでスポンジ除去も兼ねてライニングを張り替えてもらいました。

デフォルトではビビッドなピンクサテンがライニングに使われているM577GPIですが、ちょっと目に優しくない年齢なのでピグスキンに。当初はオリジナルの色合いを尊重して赤系にしようと相談したのですが、結局持ち込みの革を使うことに。


修理前はこれ。



そして戻ってきたのがこちら。


もともと渋い色合いのレザーやスエードが使われているのでこれはこれで「あり」ですよね。
却ってシュータンとヒールタブの刺繍のピンクがアクセントになったかたちになってシックな雰囲気に。

履いてもソックスが汚れることもなくなり、季節柄益々出番が増えて履く機会も増えました。おそらく来年あたりソールが加水分解しそうなのでそしたらニューバランスにソール交換お願いします。