2013年7月15日月曜日

Pre Montrl VTG LNR(+) NRG #559709-500 - Nov. 2012

温故知新。ちょっと違うか。

そしてブログのテンプレートを変えてみました。タグが表示出来る方が狙いの物件にすぐアクセス出来ると思いまして。


今回は過去と未来を融合させた非常に面白い物件。上っ面はヴィンテージ加工されたPre Montrealなのにソールユニットは最新のクッショニングシステムのLunarlon。しかも(+)なのでNIKE+のセンサーがソールに収納され、iPod、iPhoneなどとBluetoothで繋がってデータが連動されるという凄いやつ。

ボクは当初この「古くさいルックスなのに最新テクノロジー入ってます」というスペックに釣られて購入したのですが、NIKE+だったのに商品を見て気付き(遅過ぎ)、折角iPhone持ってるし、いつやるの?今でしょ!とばかりにただ今実践中。結構モチベーション上がって楽しいです。正直なところ。

今まではニューバランスとiPod nano(5th Generation。歩数計内蔵モデル)の組み合わせで朝ウォーキングしてたのですが、歩数計の信頼性がちょっと…なので今年の春からPreMontreal Lunar +iPhone4Sの組み合わせに。iOS6にはデフォルトでNIKE+iPodのアプリが同梱されていて、環境設定で使えるようにすると現れます。設定としては時間、距離、カロリー消費から選択出来るので各々の生活に合わせて実践出来るような配慮がなされてます。ちなみにボクは5kmという距離でやってますが。この5kmというのは皇居1周とほぼ同じ距離でして、まぁなんとなく頑張れるかな,と。丸の内のみなさんも頑張ってるし、と。

田舎者が生意気ですみません。

日本でのリリースは2012年11月17日。アメリカでは数日早くリリースされてます。ヨーロッパも日本と同じくらいにリリースされてますね。

これ、当初のアナウンスではPre Montreal Vintage Lunar, Epic Vintage Lunar, そしてVortex Vintage Lunarの3モデルが同時リリースみたいに言われていたのにふたを開けてみればEpic先行リリース。そのあとこれで、最後にVortexモデルがリリースされてます。要は生産が間に合わなかったらしいですが。

で、お値段は¥13.650。アメリカでは$125。この物件のボクのサイズは日本ではすぐに市場からなくなってしまい、英国のショップで残っていたのを捕獲しました。英国では£95.00で販売されてました。別段限定ものってわけでもなかったようで、自分が懇意にしているほとんどのショップで取り扱っていた模様。

ボックスは少し大きめの08VB19 - 349 x 230 x 121 mmのヴィンテージラインで使われているオレンジボックス。上っ面がヴィンテージ加工してあるのでハイテクですがこういうことにしたのでしょうか。ボックスの生産は中国。シューズ生産はヴェトナム。
で、ボックスの箱裏にはナイキ+をアピールするステッカーが。ここでのiPhoneは4ですかね。で、iPhoneのモニターにはNIKE+RUNNINGのアプリが。これは後述するとして。他にスタンプは「1023201205」。11月には店頭で販売されているので結構納期ギリギリの2012年10月23日って事でしょうか。

ヴィンテージと名乗っているのでアッパー素材は天然スエード&ナイロン。ただ、このスエード、ダメージドっぽい加工をし過ぎたのか?かなりゴワゴワしてます。何度も水洗いした感じ。ところどころ褪せてるし。触った感じはサンドペーパーで処理したみたい。
うーん、ここまでしなくても…..

他にポイントとしてはラストの形状でしょうか。PreMontreal Racerとは若干違います。

ヒール部分にはヒールカップが入っていません。ハイテクものなのでウォーキング等で活用する人も(ボクも含めて)結構いると思うのですが、踵の安定性がちょっと心配ではあります。まぁ実際ハードなランニングでもなければさほど問題ありませんが。そういう人はもっと特化したシューズ履いてるだろうし。

アキレスディップには細身のブロックフォント。ライニングはAir Epic Vintageでも採用されている、ファーファーなファブリック。

タンラベルのNIKEロゴはヴィンテージラインと共通の筆記体。Ⓡマークは一つ。ソールの内側にはDYNAMIC SUPPORTなどとプリントされているのにタンはオールドスクールな薄っぺらい仕様。こっちはサポート無しかい、と。ヴィンテージラインと同じスポンジ切り出しそのままなのですが、ヴィンテージラインよりも明らかにスポンジの量が少ないためちょっとびっくり。

インソールを外すとこうなってます。NIKE+のセンサーは左足に入るスペースがあり、センサーが収納されていない場合はこのデフォルトの黒いパーツが穴を塞ぐ役目に。インソールは薄いです。これ自体はクッショニングとかあまり効果なさそう。

ミッドソールはフレアソールではないのですが、ヒール部分の体積が大きいようで、たまに歩行中踵がひっかかる事も。LD-1000やLDVほどぶつからないけれど、この辺りは改善して欲しいなぁ。

肝心のルナロンですが、AIRよりも踵が着地する時柔らかさを感じます。クニュって音が聞こえてきそうな感覚。ってわかりますかね。
で、軽い。この後AirEpic Vintageを手に取ると「重てーっ!」と思わず声が出る程。

けれども歩くときの音が結構大きいような。忍び歩く=sneakから語源が来てるのにバレバレってくらいに。

アウトソールはゴムではないのでウエットなアスファルトではグリップが効かないです。ベースはワッフルソールってのも一因かと。アウトソールのパターンが変わればちょっとは改善されるかもしれませんが...

ナイキはAPP STOREで数種類のアプリを無料で配布しているのですが、正直何が違うのか判然としない気も。
とりあえずiPhone(iOS)付属のNIKE+iPodはこのセンサーを連動させて使うのが前提。なので走る前にセンサーを同期させてから走ります。

で、NIKE+RUNNINGはどうかと言えば、こちらはセンサーに依存しません。なのでシューズはなんでもオッケー。で、利用するのはGPS。これによってルートを記録したり距離を割り出したり出来るのです。

某ランニングのサイトで見たのですが、シューズのソールのクッショニングが回復するのは24-48時間位かかるんだそうな。
って事は良好な状態で走るのは3日おきというのがいいわけで、でもボクはNIKE+を使えるシューズを2足しか所有していないから必然的にアプリはNIKE+RUNNINGをチョイスする結果に。で、他にオニツカやニューバランスなどとローテーションで使用してます。

このアプリのもう一ついいところは使用したシューズを登録出来る事。で、使った日にそれを記録すれば使用頻度や総走行距離なども把握出来てシューズの寿命も数字として把握出来るわけで。ちなみにアシックスでは1000kmくらいが寿命と(アスリートだと300-400kmくらいが寿命)明記してたような。

まぁでもこのアプリ、完全に数値や情報がクラウドに同期出来ないというか、振り返ってチェックしたら別のシューズになってるとか結構バグがあるのも事実。なのでボクは別にエクセルでファイル作って管理してますが。ナイキも大々的にNIKE+とかやってるんだからこの辺もうちょっとちゃんとすればいいのに。一旦ログアウトして再度ログインするときちんと反映されますが、毎回この作業している人っていないと思う….

でもまぁ、なんだかんだ言ってもこのアプリのおかげでモチベーションが保たれているのもまた正直なところで。感謝してます。

簡単なグラフで同年代のおっさん、全てのNIKE+ユーザとの数値を比較されるし、FacebookなどSNSにポストすることで知人に晒してそれもモチベーションにだって出来ます。

この、それぞれの時代のテクノロジーを咀嚼して有効利用して行こうとするナイキの姿勢はやっぱり凄いですな。

あ、最後にエントリーのタイトルのこの物件の名称はボックスに明記されていた、いわゆる”原文ママ”です。大事な事なのでまた言いました。

Colorway: Imperial Purple/Sail-Dark Atomic Teal


2013年7月8日月曜日

California 78 OG Vintage #TH110N-5016 - 2012 Spring

2週連続でまさかのカリフォルニア推し。

あなたが好きだから!と言えばそれまでですが、今月はカリフォルニアがリリースされて丁度35周年なんです。サザンオールスターズとデビューが同じ。

で、オニツカヨーロッパが音頭をとってカリフォルニアの35th Anniversaryモデルをリリースする予定なんだそうな。オニツカ・ヨーロッパの公式Facebookではすでにそのプロモヴィデオがリンクされたり、モノ自体写真にアップされたりしているのですが、そこには7月リリースって書いてあるのにヨーロッパのオニツカを扱っているショップには未だに出てこないって…

販売経路は直営店とキーアカウントのショップだけらしいのですが、あれがソールドアウトなんてことはないだろうし。
謎です。


で、そのプチ祝いって事でこれ。

お気に入りのカリフォルニアリプロの2012年春夏モデルです。とは言え購入は2012年9月。size?のバーゲンで£30で売られているのを見つけて購入。実質¥5.000にも満たない価格で買えてかなりの満足。オニツカが半額って日本ではありえませんから。

このカラーリングはワールドワイド展開でして、日本でも販売されていました。お値段¥9.970。

前年のファーストリイシューは山男さんで購入したのですが、サイズの数字上はマイサイズを購入したのに大きかったのでハーフ下げで購入。こちらで正解でした。なぜ?と思って箱のサイズ表記を見るとオニツカ、ちょっと変わってるんですよね。

ニューバランスはUK10=US10.5=JPN28.5cm=EUR44.5で展開しているのですが、
オニツカはUK10=US11=JPN28.5cm=EUR45展開。

つまり前回は29cmしか明記されていないところでオーダーしたのでUS11.5が届いたと。でかいわけです。
この辺りは注意が必要ですが、まぁわかれば問題ないわけで。

地味な紺ですが、なかなかどうして。基本的に仕様は前シーズンモデルと同じ。生産国もヴェトナム。

でもこのモデルで「アシックスストライプって縦の一本だけそういや色が違うんだよな」と再認識させられました。他のモデルだと全く違う色を使ってアクセントにしてるので逆に気付かなかったんですよね。全てがそうでもないようですが、この地味モデルにはそれがアクセントになるのでポイント高し。

”ヴィンテージ”が名称についているためかライニングはヘリンボーン織りのコットン。トゥのスエードはリイシューのファーストモデル2011年秋冬モデル(TH110N-0442)よりも若干毛羽立っている気がします。

アップで見るとアッパーのナイロンがバリスティックナイロンっぽいのですが、普通の粗目のナイロンだと思います。ナイキのエリートとかに使われているのと同じような印象。でもエリートよりは柔らかいかも。ゴワゴワした感じは一切ありません。

紺ベースのカリフォルニアはコンスタントにリリースされているのですが一番カッコいいなぁと思ったのがこの5016番カラー。
アウトソールのなんとも言えないフェイデッド・レモンっぽい色がたまりません。アキレスディップのグレーのスエードもいい。地味ですが非常に上品にまとめてあります。

ボックスはいつものUNITY-M (ONITSUKA) R-4-3 360 x 210 x 120タイプ。蓋裏にはマイクロパックのステッカー、そしてお品書きも同梱されています。


で、やっぱり幾分細目の紐が付属品なのですが、気に入らないので別のものに交換。こちらの方(下写真)がラブリー。

ちなみにこのシューレースはニューバランス製。ニューバランスジャパンがオフィシャルショップで販売していた物件はすでにディスコンになってまして、それとほぼ同じカラーのこちらは577の別注モデルに付属してきたものだと思ったけど。ヨーロッパのシューレースなので若干幅が細くて芯の無い、個人的には好きではないのですが、このカリフォルニアは穴が小さい事もあってまぁいいかな、と。

で、上写真は購入後すぐに撮影したもので、シューレース交換後の写真は2013年現在、それも最近撮ったもの。使い込んでいるので色味も気持ち褪せてますね。味があっていい感じですが。

やっぱりカリフォルニアはナイロンアッパーがよく似合います。この後レザーやスエードも展開されますが、オールシーズンで履けるのはこのナイロンアッパーですね。

Navy / Birch

2013年7月1日月曜日

California 78 Vintage Limited Edition #D1H3L-2899 - 2012 Spring

ある日偶然見つけた物件です。

2012年春夏モデルとして主にヨーロッパ大陸方面で販売されていたモデル。なので英国の主要なショップでは結局見る事が無かったので物好きなカリフォルニアファンなら抑えの物件でしょう、これは。
ボクはスイスのショップでサマーセールになっているところを無事捕獲しました。


購入は2012年7月。購入価格はすでにディスカウントが始まっていた為およそ€70で購入出来ました。リテイルは€99だったかな?

ボックスはいつものオニツカのUNITY-M (ONITSUKA) R-4-3 360 x 210 x 120タイプ。蓋裏にはマイクロパックのステッカー、珍しく?このモデルにはお品書きが同梱されていませんでした。あとモデルステッカーのところにPVC FREEの文字が。確かにPVCはこのモデルでは使用していません。

「こんなん日本でも売ってたじゃん。何言ってんの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ボクがチェックした限りでは日本で販売されていたモデルはTH1H3L-2828であり、それはアシックスストライプが同色のダークブラウンでマッチングされている地味なモデルでした。パッと見同じようなカラーリングなのでよほど好きじゃないと一緒くたにされそうですが。

これはストライプがライトブラウンのスエード。そしてミッドソールには刺し色として?フェイデド・オレンジが使われているので全体的に重くなく、ポップな印象を与えてくれます。アウトソールの本当に黄ばんでいるような色合いも素晴らしい。

もちろんTH1H3L-2828もヨーロッパでは同時期にリリースしていたようですが、最初から目がいったのはこちら。実にいいモデルです。

そしてカリフォルニアなのに生産国はヴェトナムではなく、インドネシア。珍しい。

インドネシアでもいい工場で生産してもらったのかこれはこれでなかなかのクオリティー。ヴェトナム生産品と仕上げであえて違うかな?と思われるところはソールの断面。カッティングの際のざらつきがインドネシア製の方がざらついてるかな?と。

カリフォルニアなのに?アッパーはシボ革が使われています。以前エントリーしたSakurada Vintage Limited Edition "Olympic Pack"と同じような革。

SAKURADAではライニングがモデルの基本仕様のテキスタイルだったのに対して、こちらもカリフォルニアの基本仕様であるヘリンボーン織りのコットン。色も変わらず。
この辺りのヴィンテージラインの仕様の一貫性は最初からハマっているファンには嬉しい限りだと思います。途中からあからさまに安い素材に仕様変更してくるナイキと大違い。

しかし隙のない汚しっぷりは好感が持てます。意図的にやった感丸出しのナイキと違って、例えばアシックスラインのスエードが履き込んでいくとどうしても汚れてくるわけですが、それを実現してるんですよね。しかもラインが重なるところの当たりもきちんと?汚してきてる。大量生産品だろうに手間かけてるなぁと。大切に愛でて履かないと。

しかしなんでこれ、日本で販売しなかったんだろう?ヨーロッパの方がファン人口本当に多いのかなぁ?そうとも思えないけど。

まぁヨーロピアン好みな配色だとは思いますけど。

余談ですがボックスに明記されていたモデルの名称は「CALIFORNIA 78 LE VIN」。"OG"がファーストリイシューでは付いていたのがここでは無くなってます。


Java / Winter White

2013年6月24日月曜日

Pre Montreal Racer "3rd. Edition" #506192-100 - August 2012

Pre Montreal Racerのリリース第三弾。しかしコンスタントに売れるのかこのモデル、2012年は毎月のように違うカラーが出てたような記憶があります。で、"Vintage" 名称から無くなってます。ここ注目。


このカラーリングの物件も仕様が若干変更になった第三弾のカテゴリーに入るのですが、「第三弾」としては二回目のリリースモデルになってます。一発目はこれがリリースされる前の月、2012年7月にリリースされ、こちらの物件は2012年8月リリース分。

ドイツでは2012年8月22日にリリースされてますね。このカラーリングはEU圏でのみリリースされたモデルで、そんなわけで日本では未発売。
購入先は英国のsize?でお値段£57.00。8月下旬にオーダーしてます。

ボックスはヴィンテージラインで使われる08VB16 321 x 200 x 111 で生産は中国。スニーカーは変わらずヴェトナム製。
ボックス蓋の裏のスタンプは "05181215" 。2012年5月18日?

アウトソールのパテントナンバーは「US PATENT No.393750」。

第三弾は基本的にヒールがアクセントカラーになっていて、アッパーのナイロンが目の粗いバリスティックナイロンに仕様変更されてます。

ちなみにこの素材、デュポンが軍用に開発した、通常のナイロンの5倍の強度を持つと言われている耐摩耗性にも優れた繊維。

で、この素材、どこかで見たなぁと思っていたらTUMIのバッグに使われてますね。これだったか。

わかりやすいようにクローズアップ。
凸凹のはっきりしている素材で、遠目から見るとちょっぴりギラギラした感じ。

でも違和感はさほどありません。

ライニングは軽くパンチング処理された合皮。

インソールの表地はストレッチナイロンではなく、ちょっと固い感じのするメッシュっぽい繊維が貼られてます。そこにブロック&イタリックフォントのNIKEⓇロゴとスウォッシュがプリントされてます。本スエードがアッパーに使われている為それを表示するステッカーももちろん貼られてます。

タンラベルは筆記体のNIKEロゴにⓇマークが1つ。タンラベルの裏には"NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY. MADE IN VIETNAM. "。

とりあえず3つのヴァージョン・リリース分を並べてみました。

R to L
1st. Release Edition / #476717-300 out on Dec. 2011
2nd. Release Edition / #506192-400 out on May 2012
3rd. Release Edition / #506192-100 out on August 2012

差別化はアッパーのナイロンのチョイスとライニングの素材で行なわれているのでこのアングルで並べてみました。

この第3ヴァージョンとも呼べる仕様のモデル、結構気に入ってるのでPre Montreal Racerの中では一番購入したかも。

しかもこの辺りから地域別に販売するモデルを変えてるので把握するのが大変。1年位経って「こんなの出てたの!?」と見つけてしまう事も。この辺りはオニツカ・カリフォルニアと同じですな。ショップの別注だとスニーカー関連のサイトでも大々的に扱ってくれるのですが、こういったインラインモデルではなかなか難しいのかな。

NATURAL / LIGHT CHARCOAL - GRANITE - SAIL

2013年6月18日火曜日

M860RS - March 2007

2007年3月にリリースされたM860モデルをエントリー。

860番台は今ではアスリート用シューズでも同番モデルが販売されているんでややこしいのですが、この#860はヨーロッパで主に流通していたクラシックモデルです。

今回のこれらは日本でも限定物として正規販売されたモデルです。同時3色展開でRS(Red)の他にM860TS(Green),M860GS(Grey)。

ルックスとしては個人的には576よりも好きなので気に入ったカラーリングがリリースされるとつい購入してしまう、ある意味危険なモデル。幸いこのシーズンモデルの後はほとんどリリースされていないのでホッとしています。

このモデルがリリースされた2007年前半まで860はフリンビー産として何シーズンかコンスタントにリリースされていました。
でもこの2007年春モデルが抜群に色合いが美しく、エレガント。
どこのサイトにも明記されていませんが、その風合いや発色、肌触り、仕上げからして恐らくウルヴァリン社製のピグスキンスエードでしょう、これは。
3モデルの中でもこのRSがベージュと赤のコンビネーションの美しさで頭一つ抜けている感があります。


日本での販売価格は¥20.790。

ボックスはChicken6とプリントされる前のモデル。形は同じです。©2006ヴァージョン。日本流通分はステッカーのモデルナンバーがいつものようにUKがついてます。なのでこれも日本国内で購入したモデルなのでステッカーではM860UK RSとなってました。
英国でもリリースされたのですが、そちらはやはりM860RSでした。

これは購入してすぐのショットです。本当に華やかな赤。美しい。

ただ、残念ながら褪せていくのも致し方ない事で2013年現在ではこんな感じに。あえて再び写真に収めたのですがよくわからないなぁ。秋によく履くのですが赤みが薄くなってますね。
トゥの辺りが一番わかり易いかと思いますが。

ポルトガル旅行に履いていったら日射しの強さでそこでかなり褪せたのが要因かと。

タンラベルは577に似たデザインでユニオンジャックの上にモデルナンバー有り。一緒に写っているフライヤーは左がニューバランスジャパン正規取り扱いに付属するお品書きで、右が2012年まで採用されていた段ボール素材にシューズのアウトラインイラスト+MADE IN ENGLANDのロゴデザイン。これチープだけど可愛いくて好きだったのになぁ。

アウトソールは576系と同じパターン。PATENT PENDINGの文字有りです。ミッドソールは真っ白なC-CAP。860の特徴としてヒールCRがありません。その代わりに、足首をタイトにさせる為にライニングの外側を覆っているスエードが独特の味を出してます。効果は疑問ですがカッコイイデザイン。



ラストは576系と同じSL-2。ただ、幅は576よりも気持ち広いというか余裕があります。

インソールはポリウレタン - JD4774/4781ではなくて、ナンバリングのない、パンチング処理された真っ平らなタイプ。2000年前後のモデルにはよくついていたタイプと同じと思われますが、もうちょっといいインソールを標準仕様にすれば860の評価も変わっただろうに残念です。
そこにトライアングルにNBロゴがかかってるデザインがプリントされてます。このモデルではミッドソールの色に合わせて表地が白です。

サイドのNはレザーONレザー。

ライニングのカラーも合わせてきて白。このモデルではワッフル織りのテキスタイルが使われてます。3色同時展開なのに色に合わせて各モデルが微妙にこの辺りの素材を変えてきてるのもミソ。

ボクが所有している860はこういったポップなカラーリングばかりなのでこの後リリースされた670系と同じような地味なカラーリングのモデルに全く触手が伸びませんでした。

2013年6月11日火曜日

California 78 OG #D040N-8404 - 2012 Summer

アメリカ向けに2012年夏物としてリリースされていた物件。名称から"vintage"がなくなっているのに興味があって購入してみました。
あと、カリフォルニアとしては珍しい、アッパー全体がメッシュのモデルというのも要因ですが。

結果。とにかく”安い”。その一言に尽きます。

もう買わなくていいと断言出来る物件。その位”安い”。兎に角”安さ爆発”。わざわざアメリカのショップから購入しなくても全国チェーンの靴屋さんで3980円くらいで投げ売りされていそう。


ヴィンテージの冠がないのでそれっぽい加工はしていない事は暗黙の了解ですが、まさか天然素材を一切使用していないなんてお釈迦様でも気がつくめぇ、と。

トゥ、ヒールの本来スエード部分がシンセティック(フェルト)に。アッパーのシューレース部分のパーツに至ってはこれ、PVCですよね?でもボックスのモデルステッカー部分に「PVC FREE」って明記されてるし……謎。まさかのクラリーノ?

ライニングもヘリンボーン織りのコットンではなく、ビニールっぽいものだし。これで$70って……

あまつさえカリフォルニアのIDであるヒール部分のリフレクター。ひょっとしてこれ、ダミー?試しに暗い部屋でマグライトで照らしてみましたがなんだか微妙….
まぁその後反射したのを目にしたのでダミーではないとわかったのですが、うーーーん、ちょっと納得のいかない仕様。

そんな物件は珍しくインドネシア製。オニツカの多くはヴェトナム製ですが、だからこの出来?でもD1H3L-2899の件もあるのであながちそうとも言えないわけで。これで中国製だったら合点が行くというものですが。

ボックスはいつものUNITY-M (ONITSUKA) R-4-3 360 x 210 x 120タイプなのですが、ここでまた珍しいものが。カリフォルニアはユニセックス展開ですが、一般的にサイズ表記はメンズのみ。ですがこの物件はなんとレディースサイズも併記されているのです。

左にUS、右にUKサイズというのがヨーロッパ諸国で流通している製品のお約束なんですが、やっぱりアメリカ専売品?だけあってこの配慮なんでしょうか。ちなみにUSサイズの上に小さく表記されているのはヨーロサイズと日本のcm表記。UKなくなってます。英国では販売自体無かったという証左でしょう。

と、全体的には異端な感じですが、履いてみると??

あれ、案外いいぞ?と。感覚的なものなのですが、ヴィンテージリイシューものよりもアウトソールの曲がりがいいというか、アッパーのメッシュもあってしなやかな印象。その代わりと言っては何ですが、ヴィンテージリイシューものよりも雨の日はソールが滑り易い気も。

ライニングはヴィンテージ仕様でもないのでオールドナイキなどによく見られたビニールっぽいものが使われてます。そしてアシックスストライプも。

ただ、可愛いなぁと思ったポイントはインソール。生成りのジャージーニットっぽい表地が貼られていて足を入れた時気持ちいいのです。

まぁでも外側の素材の安っぽさが兎に角いただけないので仕事用に使ってます。

Green/Yellow

2013年6月4日火曜日

Bermuda (VNTG) #317580-511 - Summer 2008

夏到来!

と言うにはまだ少し早いのですが急に暑くなったので引っ張りだして来た物件をエントリー。

バミューダです。2008年夏モデルとしてリリース。ヴィンテージシリーズ先駆けとなったDaybreak, LD1000の少し後にリリースされました。カラーリングはこのモデルのアイコンとなったこのブルーの他にもう一色、更に海外ではホワイトベースのモデルもリリースされています。

購入は2008年8月。リテールプライスは日本で¥12.800。これもワールドワイド店舗限定で販売されてます。

このモデルのオリジナルリリースは1979年。確かボクも後年地元のスポーツ屋さんで見た記憶があるのですが、そのキワモノ感にただ驚くばかりで。つま先の補強ないけれどやぶれないの?と思ったものです。で、案の定周りの友人も誰も買わなかった….

でもこれ、アイデアとしては理にかなっているというか。耐久性、軽量化を考慮してナイロンパーツの比率を上げて、屈曲性と通気性(足蒸れ防止)を重要視する部分にだけ大胆にメッシュパーツを取り入れる。ナイキのアイデアマンの面目躍如といったところでしょうか。実際履いているとこのメッシュパーツの風通しの良さは異常。スッカスカに風が入って来ます。ニューバランスのクロスカントリーは全体がメッシュなのでこれも風通しがいいのですが、こちらの方がピンポイントの感覚が強いので一層通りがよく感じます。そんなわけで夏限定で履いて早6年目に突入ですが。名前が名前だし。


ちなみに同じ発想で開発されたもう一つがチャレンジャー。同じ1979年リリースですが、チャレンジャーの方はトゥに補強のスエードがついて、ナイキのトレードマークのワッフルソールが標準仕様。

ボックスはナイキの筆記体が箱の横と上部にプリントされたオレンジのもの。2013年現在ヴィンテージラインで使用されているあれで、型番は08VB10 - 356mm x 171mm x 116mm、ボックス生産、シューズ生産共にタイ。このほっそりとした箱の大きさはちょっと懐かしいです。他に珍しいのはサイズ表記がメンズとレディースの併記であること。

しかしこれ。ほんと出来がいいんです。上から押しつぶしたようなぺたっとしたシルエット、いい具合に褪せた感じが出ているブルー。ミッドソールの黄ばみもわざとらしくないし。昔のナイキ臭がプンプンしてます。

まぁでも見た目の出来が履き心地とイコールかと言えばそうとも言えないところが難しいところでして。

推測ですが、トゥのメッシュパーツがソールと剥がれてこないように配慮して最大限素材をインソールに折り込んでのアウトソールとの接着だったために先が詰まった感じになったのでは。メッシュなので足先がきついということはないのだけれど、履き心地はちょっと変わったものに。ソールの水平さがいやに感覚的にわかるとでも言うんですか。

インソールの素材はいわゆるスペンコっぽいストレッチナイロンではなさそう。ライニングにもあんこは入っていません。

タンラベルはロゴとラベルの大きさがちょっと不釣り合いな感じ。ブロック・イタリックフォントのNIKEにⓇ+スウォッシュⓇ。
タンはスポンジ等入っていない、薄っぺら。

ソールは2層のようですが、実は同色でまとめてあるので判別しづらい3層構造になってます。
アキレスディップのロゴはブロックフォントでやや細身。

インソールに貼られているパーツ構成の素材を示すステッカーですが、これ、アドレスがナイキ・オランダ。これもヨーロッパ企画ってこと?
しかもこのアドレス、2005年にリリースされたOriginalに貼られていたのは

NIKE EUROPEAN OPERATIONS NETHERLANDS b v
MARATHON 7,
1213 PD HILVERSUM,
THE NETHERLANDS
C.I.F. / CONTRIBUINTE NO. 802820323

だったのに、今回のアドレスは

Nike European Operations, Netherlands b v
Colosseum 1,
1213 NL, Hilversum,
The Netherlands

と住所に若干変更あり。

あ、インソールのロゴもタンラベルと同じようにブロック・イタリックフォントのNIKEにⓇ+スウォッシュⓇというコンビネーションですね。


アウトソールは他のモデルではお目にかかれない、均一に○が並んでいるもの。鬼塚喜八郎氏がタコの吸盤からヒントを得てバスケットシューズのアウトソールで画期的なパターンを生み出したのが1952年。よもやそれを元ネタに?

それをほのめかすように?○の中に規則的に"NON SLIP"の文字が見えます。基本的なアイデアとしてはタコの吸盤というのがあったのでしょうが、ソール全体に配列させるというのはナイキの上手いアイデアだと思います。

ナイキのヴィンテージ・リプロとしては最初の方ということもあって、ヒールカップに芯は入っていません。

シューレースもヴィンテージモデルに付属とあってところどころに汚れ加工がしてあるのですが、そんなのはどうでもいいのでせめてシューレースの長さ、ペアなんだから合わせてくれよ、と。左右長さが違うってどうかと思います…..

PRPL FROST / SL-MIDNIGHT NVY-BLCK