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2018年5月11日金曜日

New Balance M1500UKC - Hydrolysis


2007年10月にリリースされた、恐らくニューバランスジャパン企画と思われるM1500UKCです。

「恐らく」というのは日本で限定扱いでリリースされたこの時期に他の国では姿形も見られなかったので。NB Japanのオフィシャルサイトでも「日本限定」とも明記されていなかったので正体不明です。

ただ、不思議なのはこのモデル、2009年5月に英国のhanonで販売されているんですよね。1年半もインターバルがあって。

そんな物件ですが、1500には珍しいオールレザー仕様。補強パーツもライニングも、です。そこにこの美色。買わずにいられません。

それから10年。やっぱりENCAPは寿命がきてしまいました。




通常「ENCAP」と書かれているパーツがなくなって穴が空いているのがおわかりでしょうか?


ミッドソールの塗装が剥がれてきてはいたのですが、決定的になったのは今年の1月。小旅行に出かけた時です。




オールレザーゆえ履くのは秋から冬ですが、アッパーの革は今でも綺麗な状態。

これも秋頃になったらニューバランスジャパンにお願いしてソールの張り替えをしてもらおうと思ってます。

2016年10月1日土曜日

New Balance M1500IB “Centenary Edition” - Oct. 2006

2016年9月24日にニューバランスは創立110周年モデルとして「SURPLUS PACK」という限定モデルをリリースしました。ちょっと分かり難いコンセプトの物件で、かなりモデルの数を増やしてのリリースとなりますが、ボクは全く食指が動かず。日本でのリテールプライスも結構いい値段ですね。2.8-3.0万超えですもん。


で、遡ること10年前。


ニューバランス創立100周年にあたる2006年にリリースされた祝儀モデルです。リリースは2006年10月。

栄えあるモデルには3モデルが選出され、それはM577AS, M670VD, そしてこのM1500IB。各モデルとも創立した年(1906年)に合わせた1906足のワールドワイドリリースでした。
因みに日本では各モデル108足の割り当てとなり、その詳細は「9店舗12足ずつ」というかなり狭き門となってました。ゴールデンサイズなんて取り合いだったんだろうなぁ…


これらのモデル、オリジナルカラーという基本を踏襲しつつ、英国フリンビー工場ならではの内輪ネタみたいなところも多々あり。それは「勤続25年を越えた3人の職人さんの名前が冠に」というコンセプトもあるため。この1500の「IB」というのはIan Byersという職人さんの頭文字なんです。577はAudrey Stewart, 670はVictor Dixon。不思議なのはこれらに定番の576がなかったんですよね。670って結構意外でした。

ボックス内にはサイン入りの証明書、これ専用のタグが同梱され、外側から見てこのモデルと認識できるのは唯一タンラベルくらいなものでしょうか。

少し前にも書きましたが670でしたらこの後に日本企画でリリースされたM670GNの方が手に入りやすいし出来も悪くないと思います。


この1500、メインパーツがシンセティックスエードなんですよね。まぁ1500はそういうもんだろと言う認識もありますので改めてダメ出しするつもりもありませんがちょっとアニバーサリーモデルとしてのクオリティとするならば残念かなぁ、と。

10年経った今年、写真を撮り直したのがここにあるものですが、スエードの色褪せやレザーの艶という自分にとってニューバランスのスニーカーに求めるものが全くないんですよね。NIKE AIR EPICでも言いましたけどシンセティックスエードってよれてきてなんかちょっとみっともない。一緒に歳を取ってよれてきてるのを見せられるのがおっさんとしても辛いからでしょうか。

まぁそんな戯言はさておいて。


2006年モデルなのでNBロゴはまだ全て8本線ですね。タンラベルはこんな感じの専用タグ。なんでもフリンビーの工場から見える景色がモチーフだとか。風力発電があるんですね。山の向こうに「1500」のモデルナンバーが。下部にはnew balance 1906-2006の文字が見えます。

タンの裏に普通でしたらモデルナンバー、サイズ、素材表記のシールが転写してあるのですが、この物件ではIan氏を褒め称えるお品書きのタグが縫い付けられています。





インソールはいつものポリウレタン製ですが表地にはIan氏の顔写真を転写したものが彼のサインと一緒に貼られています。人の顔を踏みつけるようでいい気分ではないのでボクはいつものように違うインソールに交換して使ってますが。

リリース当時はオリジナルカラーに近くて雰囲気も良かったので概ねいい反応で迎えられていた記憶があります。それまでオリジナルカラー復刻という商売?はまだしていなかったので。この数年後、オリジナルカラー復刻!とかセカンドカラー復刻!といった展開になるとは…

2016年7月29日金曜日

New Balance M1500SNS “RGB Pack”- Dec. 2009

4年前にすでに書いている物件ですが、引越しを機にアーカイブスの意味合いも込めて写真を取り直してます。
で、夏に履く物件の筆頭がこのM1500とナイキのバミューダなので再びアップしました。2009年12月にリリースされた物件でこの年末で7年経ちますが、こんな感じになってますよ、というわけで。

夏の紫外線で幾分グリーンのスエードは色褪せた気もしますが写真の補正はしていないので「あぁこんな感じになるのか」と感じていただけたらな、と。



2009年12月29日という年の瀬にリリースされたストックホルムの「SNS」のNewBalance別注モデル第四弾。今回はRGBという光の三原色がテーマになって3モデルそれぞれが赤、青、緑をメインカラーに据えてリリースされました。
今回はその中の「"GREEN" SNS」こと、M1500SNSです。一応順番に行こうかな、と思いまして。

このコラボレーションモデルはSNSの10th Anniversary Editionの位置づけもあるそうで、各色462足の数量限定モデル。いわゆるコラボものとしてはちょっと数的には多いかも。販売はワールドワイド展開で日本でもミタスニーカーズ他数店舗で取り扱っていました。


近年の1500でもリリース前の写真から判別すると甲の低いシャープなスタイリングにこの美色。もう買うしかないだろ!と発売日にオーダー。実際現物は写真と同じくらいシャープで、ウルヴァリン社製のグレーと発色の良いグリーンのスエードが精悍さを5割り増しくらいに引き立てています。美しい・・・・まさに”美しすぎる1500”。


この甲の低さは多分タンの薄さもその要因なのでは。だってAirFlow Meshを重ね合わせただけみたいなペラペラなんですから。とは言え昔のスニーカーの多くはこんな感じの薄さでスポンジだったりコットンの二枚合わせだったりしたわけで、そういう経験から別段嫌な感じはありません。履き心地だって悪くないですし。まぁ近年リリースされているナイキのVintage Series、とりわけ持っている人にわかり易く言えばDaybreak Premium Vintageのタンみたいと言えば伝わるでしょうか。まぁ正直あそこまで安くはないですけど。


それよりAirFlow Meshですよ、この1500のキモは。目が粗くてスケスケ気味ですがこの素材はしなやかで紫外線に強く経年変化も退色も少ない素材として色んな用途に使われているようです。実際AirFlow MeshでGoogle検索するとヨーロッパの農家さんが使ってるサイトが出て来たりしますし。

そしてライニングもAirFlow Mesh。アキレスディップはスエードとAirFlow Meshの組み合わせなので腰がない柔らか仕上げ。あんこも入っていないのでここも薄く仕上がってます。

インソールはやはりJD4774/4781のポリウレタンのSL-1ラスト。表面はAirFlow Meshの白に合わせた同色のちょっと足が滑りそうな繊維が貼られています。ロゴも入っていない、ちょっとチープな感じ。残念。なのでやっぱり別な物に交換しましたが。


箱はChicken-7©2008が使われています。

内部は全体的にAirFlow Meshで包まれていて、通気性だけ考えれば最高?摩耗にも強そうなのでこのチョイスは正しいのでは。接着剤がにじんでちょっと雑に見えるのはご愛嬌。

ボクが持っている1500の中では一番と思えるほどの美しさ。RGB Packで一番履いているのですが、カラーリングと素材から春-夏しか履けないのが残念。秋になると前回暑苦しいと言ってたM577SNSに交代と相成ります。

2014年2月9日日曜日

M1500KCW "Cargo-Inspired Pack" - Feb. 2007

秋が深まると箱から出しては愛用してもう7年ですか…(しみじみ)
まぁもう真冬なので履く機会が激減しましたけど。

そう書き出すと「あぁ気に入って大事に履いているんだなぁ」とスニーカー♡な諸兄は思うでしょうが、実は購入当初はさほどでもなかったのです。

アウトレットで安かったので買ってみました程度の。


「あぁ黒の1500持っていないから買っておこうか」みたいな。

この物件は2007年2月にリリースされています。別注の類いではなくてNB UK企画の”Cargo-Inspired Pack"として。マーケットは主にヨーロッパで、日本では2007年2月10日にOSHMAN'Sが先行販売しています。プライスはヨーロッパでは€150前後。同時にリリースされたのはM1500OCW。こちらはカーキベースのカラーリングでした。

英国のアウトレット品を購入したのでボックスは安いレンジの商品に使われている、NBロゴの大きなタイプ。
構成パーツはスムースレザー、ウォッシュド加工のキャンバス、そしてなんと説明したらいいんだろう、面白い加工が施されているレザーを(ちょっとオイルドレザーっぽいです)トゥ、ヒールパーツに使ってます。

ちょっと見、「何がカーゴなんだ?」と思わずにいられない、シンプルな外見でして、唯一のポイントがライニングとインソールの表地に使われているカモフラージュ柄。ただ、多色使いではなく、割合控えめなカモ柄ですので嫌味がなく、おっさんでも気にせずに履いてます。

まぁただ、いつも通り、デフォルトのインソールJD 4774/4781なので別なのに交換して履いています。ラストは1500ですのでSL-1。でもインソールのnew balanceのロゴがこのモデルだけなんとも安っぽくて収まりが悪いと言うか、届いて見た時は「バッタもんか?」と思ったくらい。

タンラベルは英国産1500らしく、new balance MADE IN ENGLANDと刺繍されてます。アキレスディップのNBロゴは2007年当時はまだ8本線ロゴでした。この、バランスの悪い、ごちゃごちゃしている感のあるロゴですが、ボクは好きなんですよね。NBらしく?野暮ったくて。2014年現在の5本線ロゴはまとまっちゃってどうもねぇ。

あともう一つこのモデルの特徴がシューホールの最後の穴が鳩目仕様。見た目はちょっといただけないのですが、こちらの方が紐を結んだり、ほどいたりし易いんですよね。実用的。この仕様のため、穴の数が通常モデルよりも一つ少なく7つ穴になってますね。

翻って通常の1500では7番目と8番目のシューホールが平行に緊密に開けられているのでその実用性に「?」なんですよね。7番目と8番目の穴、両方使った事無いもんなぁ。

あと1500はレザーを使ったモデルでも補強パーツはシンセティックレザーだったりしてがっかりさせられる事が多いのですが、この物件では補強パーツもアッパー同様スムースレザーのようです。

サイドのNマークの刺繍も通常のダブルN仕様ではなくて、シングルN刺繍タイプ。

ヒールのパーツに黒ではなくて紺を使っているのがなんとも英国的と言うか。なので付属のシューレースは黒だったのですが合わせる為に紺のシューレースに替えています。

とにかくシンプルにまとまりつつ、20代のお兄ちゃんよりもおっさんが好みそうな遊び心のある物件。
隠れた優良物件だと思います。

2013年2月19日火曜日

M1500PSW - August 2011


うーん、美色(惚れ惚れ)。

2011年7月初めに英国で予約受け付けを開始、夏に販売されたM1500シリーズです。日本ではNB Japanも取り扱って11月上旬発売になってます。日本での定価は¥25.200。ただしボクはこれを半年遅れて半額セールで購入したんですが(テヘペロ)

というのも個人的な感覚なんですが、ニューバランスUK物、ちょっと前からサイズがちょっと小さくなってる気がするので買い控えが起きているのです。最初に「あれ?」と思ったのが2010年春夏モデルにしてとりあえず今のところ英国生産最後の#1300モデルとなっているM1300BGBを購入したとき。いつものサイズをオーダーしたのですが明らかに小さい、きつい。

次にM1500UKG。きつくはないけれど今までの同じサイズの1500よりは小さく感じます。そんななか576だけは安心して買えていたのですが、2012年3月発売のRoad To London Pack - M576IVは明らかに小さいし、きつい。これからはニューバランスはハーフサイズ上げて買おうと思ってもそのサイズが色んなところになかなか置いていないのがまたなんともはや。地方暮らしの苦労です。東京で暮らしていたら気になったらちょっと上野や青山のNB Shopまで足を運べるのに。そうこうしていたらネットで早々に半額セール品を見つけたのでとりあえず飛びついたってわけでして。並行輸入品ではなくNB Japan正規取り扱いのフライヤーがついてたのにひょっとしてこのモデル、人気無いのか?

閑話休題。

M1500と言えばこの前のシーズンモデルまでインラインモデルはシンセティックヌバックを使ったものがほとんどだったのですが、このモデルは天然スエード(ウルヴァリン社製!)を使っているのでその発色の美しさがキモ。でも天然素材はパープル部分だけで刺し色のブラック・パーツ、ホワイト・パーツはやっぱりシンセティック•パーツなんですけどね。

今回のシーズンモデルは2色展開。もう一方は赤(M1500CSW)ですが、思うに、この赤は2010年12月18日にリリースされたColette別注のM1500がカラーリングのベースになってるような気がします。Coletteのモデルのほうが別注だけあって贅沢な仕様だったし、多色使いでしたが。

片やこちらはベースになったのが1990年代後半にリリースされたM1500PWなのでは。カラーリング、丸かぶりです・・・
なのにM1500PWの方はパーツ構成は全て天然物なので今回は明らかにダウングレード………

ボックスはChicken7 ⓒ2011型。国内流通ものを購入したのでもちろんサイズ表記ステッカーはUS, JPNの2タイプ表記。

メッシュは「金網ですか?」的なメタリック感のある、触った感じはヤスリみたいなもの。メッシュ・パーツをM1500SNSみたくエアフローメッシュにすれば随分ポップ度も上るのにちょっと残念。

ライニングは1500によく使われる起毛風テキスタイル。インソールはSL-1ラストのいつものポリウレタン4774/4781ナンバリングが採用されてます。表貼りはグレーにちょっとベージュがかった色のテキスタイルで、ロゴは"new balance"だけなのでなんだか中国製の偽物臭が漂っていてちょっといただけません。せめてNBロゴに三角形がかぶっている往年のロゴにして欲しかったところですが、いつものようにインソールを交換して履くのでまぁいいか。

NBロゴは5本線に変更されて数年経つのですが、なぜかこのアウトソールのNBロゴは未だに8本線。

発色の美しいパープルのスニーカーは大好物なので自然に履いている機会も多いのですが、これもご多分に漏れず夏から秋にかけて結構使ってました。



佇まいがエレガントなモデルなんですが、かと思うとスエットパンツにも意外に合う不思議なモデルです。








2013年2月12日火曜日

CM1500BO - July 2007


2007年7月に発売されました、秋冬向けのニューバランス・ジャパン先導の限定モデルです。実はこれがボクの初の1500なのです。それまで1500ってあんまりカッコイイとは思わなかったもので。

このモデルはNB Japanの正規販売品であり、当時のサイトの説明には”ヨーロピアンテイストの色調とレザー素材を強調したBOカラー。ヘリテージモデル「1500」をベースにUKテイストで演出した新色登場。”と書かれているようにフリンビー産を意識したであろうカラーリングがキモになってます。ボクもこの色合いに惹かれて購入しました。トゥのスエードに使われているマスタードカラーが実にいい案配です。

あとアッパーに使われているオイルレザーっぽい感じもいい。トータル的には合格点なのです。

ちなみにリテールプライスは¥16.590でした。

ただ、やっぱりというか、これ、MADE IN CHINAなのです。色合いは凄く好みなのですが、スエードが粗くて安っぽいとか、紐があまりよくないとか、インソールが好みじゃないとか、タンのパッドが厚すぎるとか、まぁ色々あるわけです。

ともあれ物件の説明など。

ボックスはライトブラウンのNBロゴが大きなもの。まだ8本線のロゴです。で、靴に付いているフライヤーの多い事!別注でもないのにこんなに付属しているのはボクの購入したものでは後にも先にもこのモデルだけです。

AEGIS(エイジス)いつも清潔


マイクロシールドプロセスは革命的なAEGIS(エイジス)ポリマーテクノロジーを採用しています。半永久的に効果を発揮する抗菌保護バリアを素材の内部に加工。バクテリア、菌類、臭いに対して抗菌効果を発揮


凄いなぁ、こんなの採用してるんだと当時は驚いたものです。ちょっと調べるとEPA(米国環境保護局)の認定番号を受けた素材なんですね。でもアメリカメイドのニューバランスで採用されているのは見た事無いなぁ…

他にはインソールのPOLIYOUに関するフライヤー。POLIYOUってデュポンとかが開発したのかと思っていたらこれ、台湾の会社が開発、特許取得しているんですよね。


ボクはこのPOLIYOUが大好きでして、特にPOLIYOUにピグスキンの表地を貼付けたニューバランス謹製のインソールRCP-260がことのほか大好物。生産中止になって数年経ちますが、直後に8ペアほど買い漁ったのでまだ安心。とは言えこれが全て駄目になったらこの台湾の会社に連絡とって買おうかなぁ。
ちなみにこのPOLIYOUのインソールの表地には「NEW BALANCE LIMITED EDITION」とプリントされてまして、随分サラサラな表地がちょっとボクの好みではありません。

アウトソールはアメゴム。タンには「NEW BALANCE 1500 LIMITED EDITION」と刺繍されているのですが、このフォント、あんまり好きじゃないんだなぁ….
アッパーのレザーはオイルドレザーかな?と思ったのですが、その割にはパサついているというか、なめし加工のクオリティーが低いと言うか、「あんまりいい革使ってないなぁ」としか言えません。色味はいいのに勿体無いです。

ラストは通常1500はSL-1なのですが、英国1500のそれよりも幾分幅広な印象。

これが初1500だったので正直「なんだこんなものか」とも思ったのですが、そこで1500を買わなきゃいいのに「ならフリンビー1500はどうだ?」と買い始めたら発色の美しいスエードや違った履き心地にすっかり魅了されたわけで。個人的にアッパー部分はスエードよりもソフトレザーを使ってくれた方がよりフィットするので好きなんですが、1500に関しては美しさが先立ってスエードでもいいやと思ってしまう自分がいます。例:M1500SNS circa 2009

で、これ以降1500シリーズは英国産しか買わなくなったわけで。



2012年10月9日火曜日

M1500SNS "Sneakersnstuff Exclusive Round 4 "RGB Pack" - Dec. 2009


2009年12月29日という年の瀬にリリースされたストックホルムの「SNS」のNewBalance別注モデル第四弾。今回はRGBという光の三原色がテーマになって3モデルそれぞれが赤、青、緑をメインカラーに据えてリリースされました。
今回はその中の「"GREEN" SNS」こと、M1500SNSです。一応順番に行こうかな、と思いまして。

 このコラボレーションモデルはSNSの10th Anniversary Editionの位置づけもあるそうで、各色462足の数量限定モデル。いわゆるコラボものとしてはちょっと数的には多いかも。販売はワールドワイド展開で日本でもミタスニーカーズ他数店舗で取り扱っていました。


近年の1500でもリリース前の写真から判別すると甲の低いシャープなスタイリングにこの美色。もう買うしかないだろ!と発売日にオーダー。実際現物は写真と同じくらいシャープで、ウルヴァリン社製のグレーと発色の良いグリーンのスエードが精悍さを5割り増しくらいに引き立てています。美しい・・・・

まさに”美しすぎる1500”。





この甲の低さは多分タンの薄さもその要因なのでは。だってAirFlow Meshを重ね合わせただけみたいなペラペラなんですから。とは言え昔のスニーカーの多くはこんな感じの薄さでスポンジだったりコットンの二枚合わせだったりしたわけで、そういう経験から別段嫌な感じはありません。履き心地だって悪くないですし。まぁ近年リリースされているナイキのVintage Series、とりわけ持っている人にわかり易く言えばDaybreak Premium Vintageのタンみたいと言えば伝わるでしょうか。まぁ正直あそこまで安くはないですけど。

それよりAirFlow Meshですよ、この1500のキモは。目が粗くてスケスケ気味ですがこの素材はしなやかで紫外線に強く経年変化も退色も少ない素材として色んな用途に使われているようです。実際AirFlow MeshでGoogle検索するとヨーロッパの農家さんが使ってるサイトが出て来たりしますし。












そしてライニングもAirFlow Mesh。アキレスディップはスエードとAirFlow Meshの組み合わせなので腰がない柔らか仕上げ。あんこも入っていないのでここも薄く仕上がってます。

内部は全体的にAirFlow Meshで包まれていて、通気性だけ考えれば最高?
摩耗にも強そうなのでこのチョイスは正しいのでは。


接着剤がにじんでちょっと雑に見えるのはご愛嬌。よくある事、よくある事。





インソールはやはりJD4774/4781のポリウレタンのSL-1ラスト。表面はAirFlow Meshの白に合わせた同色のちょっと足が滑りそうな繊維が貼られています。ロゴも入っていない、ちょっとチープな感じ。残念。
なのでやっぱり別な物に交換しましたが。

箱はChicken-7©2008が使われています。

ボクが持っている1500の中では一番と思えるほどのポップな美しさ。RGB Packで一番履いているのですが、カラーリングと素材から春-夏しか履けないのが残念。秋になると前回暑苦しいと言ってたM577SNSに交代と相成ります。

2012年8月14日火曜日

M1500UKG - Hanon Collector's Edition - Oct. 2010


2009年末くらいにフランスのスニーカーサイトで写真が流出(と言っても業者向けの2010年コレクション展示会のショット)、その後他のサイトで2011年春夏モデルとして2010年7月にニュースが伝わってきて以来日本でもまだかまだかと噂になっていたオリジナルカラーのフリンビーメイド・1500のリイシューです。春夏モデルは他に2色展開があるのでそちらは2011年リリースなのでしょう。
これ、前評判とは裏腹に?インラインカタログ扱いで登場、なので正規でNewBalanceジャパン、その他の店舗でも取り扱いをしており、日本でのリリース日は2010年9月25日。解せないのはNewBalanceUKのサイトでもカタログに載っているにもかかわらずヨーロッパの主なショップでは2010年10月になってもどこも取り扱いがなかったこと。2ちゃんのスレでは「不具合が大量発生して納期が大幅に遅れているから」と言った書き込みまでありましたが果たして真相はいかに?ともあれ日本が世界に先行するかたちでリリースと相成りました。

そんなところに満を持して英国でリリース決定。10月初めにhanonが限定扱いで販売のアナウンス、しかもプライウッドで作られたWooden Boxにパッケージしてのリリース!こう来ますか!とびっくり。肝心のM1500UKG自体は日本で販売されたものと同一仕様なのでこれといった違いもないのですが、木箱にスクリーンプリントされたNBロゴの美しいこと。これだけでいいから売ってくれと思っちゃいます。実際売れると思いますけど。木箱に乾燥剤と一緒に保管しておけば段ボール箱よりは長持ちするでしょうし。





これが50足限定販売のプライウッドボックス。スニーカー自体はインラインものなので木箱にシリアルナンバーをプリントしての販売。

ボクはM1500IBもすでに所有しているのでこれ自体はあんまり触手が動かなかったため(同じようなカラーリングだからという理由)日本でのリリース→NBファンプチ祭りという流れは静観していたのですが、hanonのリリース前日のアナウンスで値段が出たのを見て思わず「安っ!!!!!」と興奮してしまい、運良く購入出来ました。アナウンスされたリリースの時間(2010年10月21日13時)にhanonのウエブサイトのページに15分ほどアクセス出来なかったのはこれ目当ての連中が一斉にアクセスしたためでしょうか。
ちなみにお値段は£84.95。この当時の為替(£1≒¥130)で行けば日本で購入するよりもまだ安かったのです。てっきりこんなパッケージングだったので£100超えは当然と思ってましたので。因みに日本では23.100円(通常ボックス仕様)がオフィシャルプライスでした。

M1500IBを持っている人、オリジナル1500を所有して思い入れのある人などはこのリイシューに対して「出来が良くない」と否定的な意見を口にしているようですが、ボクはこれはこれとして「あり」かな、と。日本で設定された価格はともかく、自分が出した金額を顧みれば納得もいくってもんです。


唯一不満なところはシンセティックヌバックでしょうか。「この素材だからこそ1500なんだよ!」「なら買うなよ!」と怒鳴られそうですが、ボクは革の方が手入れし易いし、なにより質感が好きなんですよね。クタッとなった時の天然物の良さが。







前置きはこれくらいで届いたものを見てみると「木箱の作りが酷い・・・」が第一印象。サイトでは結構よさげに写っていたのに久しぶりのやられた感。近所のホームセンターで売られているシナベニヤで作った方が数倍良さそう。とにかく毛羽立ちが酷いので軍手で持ってサンドペーパーで何度か表面を磨いて、それから蜜蝋ワックスで仕上げてからの中身確認。NBロゴのシルクスクリーンもなんかちょっとプリントが甘いし(木の表面がそんな具合だった為でしょう)、限定を煽るシリアルナンバーはどうやら通しではなくて全て「1/50 Pair Release」の模様。サイトの写真も自分に届いたものもこの番号でしたから。


これ、実は届くまでに随分時間がかかりました。10月21日にオーダー完了してから12月2日にHanonから「フリンビーが生産能力を上回るオーダーを抱えてる」との事で遅れる旨のメールがあり、ようやく届いたのは確か年末から年明けにかけてだったと思います。その間よせばいいのにHanonは「Re-Stock!」と再度数量限定で販売(この時ははっきりした数をアナウンスしていませんでした)、その後は通常パッケージのM1500UKGを販売、こちらも瞬く間にソールドアウトでした。

その後は欲しいファンに行き渡ったのか在庫も結構あるようです。そしてファクトリーアウトレットも結構な数が後に出回っていたようでした。