2013年7月15日月曜日

Pre Montrl VTG LNR(+) NRG #559709-500 - Nov. 2012

温故知新。ちょっと違うか。

そしてブログのテンプレートを変えてみました。タグが表示出来る方が狙いの物件にすぐアクセス出来ると思いまして。


今回は過去と未来を融合させた非常に面白い物件。上っ面はヴィンテージ加工されたPre Montrealなのにソールユニットは最新のクッショニングシステムのLunarlon。しかも(+)なのでNIKE+のセンサーがソールに収納され、iPod、iPhoneなどとBluetoothで繋がってデータが連動されるという凄いやつ。

ボクは当初この「古くさいルックスなのに最新テクノロジー入ってます」というスペックに釣られて購入したのですが、NIKE+だったのに商品を見て気付き(遅過ぎ)、折角iPhone持ってるし、いつやるの?今でしょ!とばかりにただ今実践中。結構モチベーション上がって楽しいです。正直なところ。

今まではニューバランスとiPod nano(5th Generation。歩数計内蔵モデル)の組み合わせで朝ウォーキングしてたのですが、歩数計の信頼性がちょっと…なので今年の春からPreMontreal Lunar +iPhone4Sの組み合わせに。iOS6にはデフォルトでNIKE+iPodのアプリが同梱されていて、環境設定で使えるようにすると現れます。設定としては時間、距離、カロリー消費から選択出来るので各々の生活に合わせて実践出来るような配慮がなされてます。ちなみにボクは5kmという距離でやってますが。この5kmというのは皇居1周とほぼ同じ距離でして、まぁなんとなく頑張れるかな,と。丸の内のみなさんも頑張ってるし、と。

田舎者が生意気ですみません。

日本でのリリースは2012年11月17日。アメリカでは数日早くリリースされてます。ヨーロッパも日本と同じくらいにリリースされてますね。

これ、当初のアナウンスではPre Montreal Vintage Lunar, Epic Vintage Lunar, そしてVortex Vintage Lunarの3モデルが同時リリースみたいに言われていたのにふたを開けてみればEpic先行リリース。そのあとこれで、最後にVortexモデルがリリースされてます。要は生産が間に合わなかったらしいですが。

で、お値段は¥13.650。アメリカでは$125。この物件のボクのサイズは日本ではすぐに市場からなくなってしまい、英国のショップで残っていたのを捕獲しました。英国では£95.00で販売されてました。別段限定ものってわけでもなかったようで、自分が懇意にしているほとんどのショップで取り扱っていた模様。

ボックスは少し大きめの08VB19 - 349 x 230 x 121 mmのヴィンテージラインで使われているオレンジボックス。上っ面がヴィンテージ加工してあるのでハイテクですがこういうことにしたのでしょうか。ボックスの生産は中国。シューズ生産はヴェトナム。
で、ボックスの箱裏にはナイキ+をアピールするステッカーが。ここでのiPhoneは4ですかね。で、iPhoneのモニターにはNIKE+RUNNINGのアプリが。これは後述するとして。他にスタンプは「1023201205」。11月には店頭で販売されているので結構納期ギリギリの2012年10月23日って事でしょうか。

ヴィンテージと名乗っているのでアッパー素材は天然スエード&ナイロン。ただ、このスエード、ダメージドっぽい加工をし過ぎたのか?かなりゴワゴワしてます。何度も水洗いした感じ。ところどころ褪せてるし。触った感じはサンドペーパーで処理したみたい。
うーん、ここまでしなくても…..

他にポイントとしてはラストの形状でしょうか。PreMontreal Racerとは若干違います。

ヒール部分にはヒールカップが入っていません。ハイテクものなのでウォーキング等で活用する人も(ボクも含めて)結構いると思うのですが、踵の安定性がちょっと心配ではあります。まぁ実際ハードなランニングでもなければさほど問題ありませんが。そういう人はもっと特化したシューズ履いてるだろうし。

アキレスディップには細身のブロックフォント。ライニングはAir Epic Vintageでも採用されている、ファーファーなファブリック。

タンラベルのNIKEロゴはヴィンテージラインと共通の筆記体。Ⓡマークは一つ。ソールの内側にはDYNAMIC SUPPORTなどとプリントされているのにタンはオールドスクールな薄っぺらい仕様。こっちはサポート無しかい、と。ヴィンテージラインと同じスポンジ切り出しそのままなのですが、ヴィンテージラインよりも明らかにスポンジの量が少ないためちょっとびっくり。

インソールを外すとこうなってます。NIKE+のセンサーは左足に入るスペースがあり、センサーが収納されていない場合はこのデフォルトの黒いパーツが穴を塞ぐ役目に。インソールは薄いです。これ自体はクッショニングとかあまり効果なさそう。

ミッドソールはフレアソールではないのですが、ヒール部分の体積が大きいようで、たまに歩行中踵がひっかかる事も。LD-1000やLDVほどぶつからないけれど、この辺りは改善して欲しいなぁ。

肝心のルナロンですが、AIRよりも踵が着地する時柔らかさを感じます。クニュって音が聞こえてきそうな感覚。ってわかりますかね。
で、軽い。この後AirEpic Vintageを手に取ると「重てーっ!」と思わず声が出る程。

けれども歩くときの音が結構大きいような。忍び歩く=sneakから語源が来てるのにバレバレってくらいに。

アウトソールはゴムではないのでウエットなアスファルトではグリップが効かないです。ベースはワッフルソールってのも一因かと。アウトソールのパターンが変わればちょっとは改善されるかもしれませんが...

ナイキはAPP STOREで数種類のアプリを無料で配布しているのですが、正直何が違うのか判然としない気も。
とりあえずiPhone(iOS)付属のNIKE+iPodはこのセンサーを連動させて使うのが前提。なので走る前にセンサーを同期させてから走ります。

で、NIKE+RUNNINGはどうかと言えば、こちらはセンサーに依存しません。なのでシューズはなんでもオッケー。で、利用するのはGPS。これによってルートを記録したり距離を割り出したり出来るのです。

某ランニングのサイトで見たのですが、シューズのソールのクッショニングが回復するのは24-48時間位かかるんだそうな。
って事は良好な状態で走るのは3日おきというのがいいわけで、でもボクはNIKE+を使えるシューズを2足しか所有していないから必然的にアプリはNIKE+RUNNINGをチョイスする結果に。で、他にオニツカやニューバランスなどとローテーションで使用してます。

このアプリのもう一ついいところは使用したシューズを登録出来る事。で、使った日にそれを記録すれば使用頻度や総走行距離なども把握出来てシューズの寿命も数字として把握出来るわけで。ちなみにアシックスでは1000kmくらいが寿命と(アスリートだと300-400kmくらいが寿命)明記してたような。

まぁでもこのアプリ、完全に数値や情報がクラウドに同期出来ないというか、振り返ってチェックしたら別のシューズになってるとか結構バグがあるのも事実。なのでボクは別にエクセルでファイル作って管理してますが。ナイキも大々的にNIKE+とかやってるんだからこの辺もうちょっとちゃんとすればいいのに。一旦ログアウトして再度ログインするときちんと反映されますが、毎回この作業している人っていないと思う….

でもまぁ、なんだかんだ言ってもこのアプリのおかげでモチベーションが保たれているのもまた正直なところで。感謝してます。

簡単なグラフで同年代のおっさん、全てのNIKE+ユーザとの数値を比較されるし、FacebookなどSNSにポストすることで知人に晒してそれもモチベーションにだって出来ます。

この、それぞれの時代のテクノロジーを咀嚼して有効利用して行こうとするナイキの姿勢はやっぱり凄いですな。

あ、最後にエントリーのタイトルのこの物件の名称はボックスに明記されていた、いわゆる”原文ママ”です。大事な事なのでまた言いました。

Colorway: Imperial Purple/Sail-Dark Atomic Teal


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