あまり聞き慣れないナンバリングである578。ちょっと気になったので購入してみました。
リリースは2007年。日本国内のショップでのネット購入ですが、これ、実は日本未発売モデル。アメリカ専売ですが流通したのは限定されたアメリカ国内のブティック・アパレルショップのみという、ちょっと変わった物件であります。
シューホールにプラパーツを組み込んだり、1400系に似たアウトソールの構成など、ある種雑種と言うか、色んなものを詰め込んでみましたといった感じ。ただ、思い返すと履いた印象は576などの定番モデルよりも良くなかったな、と。それ故メジャーにはなれなかったのかな、と。
アッパーはアイボリー色の強化ナイロン。そしてブラウンのスエード。スエードはウルヴァリン社製ではないですね、この粗さから。
アクセントにもなっている黒パーツは本レザーではなく、よく出来ていますがシンセティックレザー。
ラストはSL-2なのですが、フリンビー産の576などと比較すると幅が若干広く感じました。
ライニングはメッシュっぽいテキスタイル。パッドが割合入っているのですがそれ故フィット感が今ひとつ。
2-3年履いてソールが減ったので処分してしまいましたが、その頃にはライニングのアキレスディップ辺り(裏腰と呼ぶのかな?)が剥げたような溶けたような、ちょっと見慣れない摩耗が起きてました。
ボックスは2013年現行の青ボックスに似ているのですが、蓋の開閉方法が異なっている、差し込みの付いているタイプ。
キッズ用のボックスに仕様が似ていますが、これをメンズで見たのはとりあえずこの物件だけだと思います。
ソール構成はヒール部分にABZORBが入っていて、ミッドソールはC-CAP。
アウトソールのパターンも一風変わっていて他のモデルでもあまり見ないのでは。
そして独特のデザインのヒールCR。NBロゴは8本線。&ヒールのスエードパーツ。フロント部分がもっさりしたデザインなのにリアのヒール部分はやけに鋭角的でカッコいいという、正直中途半端で残念なデザイン。
このヒールCRですが、デザインは先日リリースされた(2013年7月中旬)ML565GNRに付いているのに似てますね。アウトソールパターンも似てるし、亜流モデルの特徴?
サイドのNはスエードがくり抜かれている内側に貼られています。
アキレスディップのパーツはシンセティックヌバック。そこにnew balanceⓇのロゴの刺繍。その上に縫い付けられているパーツ(シンセティックレザー)にもロゴの丁度下辺りにモデルナンバーの「578」がエンボスで入ってます。
タンはニューバランスのクラシックラインとしては珍しくパッドが入ってる感覚。タンラベルの8本線NBロゴは両手で押しつぶしたような、ちょっと不格好なロゴ。その下に578、またその下にnew balanceⓇの文字。
アッパーのドアップ。強化ナイロンとう触れ込みですが、その織り方がちょっと面白くて撮ってみました。
なんだか麻やバンブーを使って織り込んだエスニック雑貨のように感じるのはボクだけ?はたまたい草で作ったござといった印象。
インソールももちろん交換可能でしたが、どんなタイプが付属していたかは失念しました。すいません。インソールにプリントされているロゴは楕円形の中にNB new balanceとプリントされてましたが。これもあまり見た事無いパターンだったなぁ。
で、これ、中国製でした。
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