2013年7月1日月曜日

California 78 Vintage Limited Edition #D1H3L-2899 - 2012 Spring

ある日偶然見つけた物件です。

2012年春夏モデルとして主にヨーロッパ大陸方面で販売されていたモデル。なので英国の主要なショップでは結局見る事が無かったので物好きなカリフォルニアファンなら抑えの物件でしょう、これは。
ボクはスイスのショップでサマーセールになっているところを無事捕獲しました。


購入は2012年7月。購入価格はすでにディスカウントが始まっていた為およそ€70で購入出来ました。リテイルは€99だったかな?

ボックスはいつものオニツカのUNITY-M (ONITSUKA) R-4-3 360 x 210 x 120タイプ。蓋裏にはマイクロパックのステッカー、珍しく?このモデルにはお品書きが同梱されていませんでした。あとモデルステッカーのところにPVC FREEの文字が。確かにPVCはこのモデルでは使用していません。

「こんなん日本でも売ってたじゃん。何言ってんの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ボクがチェックした限りでは日本で販売されていたモデルはTH1H3L-2828であり、それはアシックスストライプが同色のダークブラウンでマッチングされている地味なモデルでした。パッと見同じようなカラーリングなのでよほど好きじゃないと一緒くたにされそうですが。

これはストライプがライトブラウンのスエード。そしてミッドソールには刺し色として?フェイデド・オレンジが使われているので全体的に重くなく、ポップな印象を与えてくれます。アウトソールの本当に黄ばんでいるような色合いも素晴らしい。

もちろんTH1H3L-2828もヨーロッパでは同時期にリリースしていたようですが、最初から目がいったのはこちら。実にいいモデルです。

そしてカリフォルニアなのに生産国はヴェトナムではなく、インドネシア。珍しい。

インドネシアでもいい工場で生産してもらったのかこれはこれでなかなかのクオリティー。ヴェトナム生産品と仕上げであえて違うかな?と思われるところはソールの断面。カッティングの際のざらつきがインドネシア製の方がざらついてるかな?と。

カリフォルニアなのに?アッパーはシボ革が使われています。以前エントリーしたSakurada Vintage Limited Edition "Olympic Pack"と同じような革。

SAKURADAではライニングがモデルの基本仕様のテキスタイルだったのに対して、こちらもカリフォルニアの基本仕様であるヘリンボーン織りのコットン。色も変わらず。
この辺りのヴィンテージラインの仕様の一貫性は最初からハマっているファンには嬉しい限りだと思います。途中からあからさまに安い素材に仕様変更してくるナイキと大違い。

しかし隙のない汚しっぷりは好感が持てます。意図的にやった感丸出しのナイキと違って、例えばアシックスラインのスエードが履き込んでいくとどうしても汚れてくるわけですが、それを実現してるんですよね。しかもラインが重なるところの当たりもきちんと?汚してきてる。大量生産品だろうに手間かけてるなぁと。大切に愛でて履かないと。

しかしなんでこれ、日本で販売しなかったんだろう?ヨーロッパの方がファン人口本当に多いのかなぁ?そうとも思えないけど。

まぁヨーロピアン好みな配色だとは思いますけど。

余談ですがボックスに明記されていたモデルの名称は「CALIFORNIA 78 LE VIN」。"OG"がファーストリイシューでは付いていたのがここでは無くなってます。


Java / Winter White

2013年6月24日月曜日

Pre Montreal Racer "3rd. Edition" #506192-100 - August 2012

Pre Montreal Racerのリリース第三弾。しかしコンスタントに売れるのかこのモデル、2012年は毎月のように違うカラーが出てたような記憶があります。で、"Vintage" 名称から無くなってます。ここ注目。


このカラーリングの物件も仕様が若干変更になった第三弾のカテゴリーに入るのですが、「第三弾」としては二回目のリリースモデルになってます。一発目はこれがリリースされる前の月、2012年7月にリリースされ、こちらの物件は2012年8月リリース分。

ドイツでは2012年8月22日にリリースされてますね。このカラーリングはEU圏でのみリリースされたモデルで、そんなわけで日本では未発売。
購入先は英国のsize?でお値段£57.00。8月下旬にオーダーしてます。

ボックスはヴィンテージラインで使われる08VB16 321 x 200 x 111 で生産は中国。スニーカーは変わらずヴェトナム製。
ボックス蓋の裏のスタンプは "05181215" 。2012年5月18日?

アウトソールのパテントナンバーは「US PATENT No.393750」。

第三弾は基本的にヒールがアクセントカラーになっていて、アッパーのナイロンが目の粗いバリスティックナイロンに仕様変更されてます。

ちなみにこの素材、デュポンが軍用に開発した、通常のナイロンの5倍の強度を持つと言われている耐摩耗性にも優れた繊維。

で、この素材、どこかで見たなぁと思っていたらTUMIのバッグに使われてますね。これだったか。

わかりやすいようにクローズアップ。
凸凹のはっきりしている素材で、遠目から見るとちょっぴりギラギラした感じ。

でも違和感はさほどありません。

ライニングは軽くパンチング処理された合皮。

インソールの表地はストレッチナイロンではなく、ちょっと固い感じのするメッシュっぽい繊維が貼られてます。そこにブロック&イタリックフォントのNIKEⓇロゴとスウォッシュがプリントされてます。本スエードがアッパーに使われている為それを表示するステッカーももちろん貼られてます。

タンラベルは筆記体のNIKEロゴにⓇマークが1つ。タンラベルの裏には"NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY. MADE IN VIETNAM. "。

とりあえず3つのヴァージョン・リリース分を並べてみました。

R to L
1st. Release Edition / #476717-300 out on Dec. 2011
2nd. Release Edition / #506192-400 out on May 2012
3rd. Release Edition / #506192-100 out on August 2012

差別化はアッパーのナイロンのチョイスとライニングの素材で行なわれているのでこのアングルで並べてみました。

この第3ヴァージョンとも呼べる仕様のモデル、結構気に入ってるのでPre Montreal Racerの中では一番購入したかも。

しかもこの辺りから地域別に販売するモデルを変えてるので把握するのが大変。1年位経って「こんなの出てたの!?」と見つけてしまう事も。この辺りはオニツカ・カリフォルニアと同じですな。ショップの別注だとスニーカー関連のサイトでも大々的に扱ってくれるのですが、こういったインラインモデルではなかなか難しいのかな。

NATURAL / LIGHT CHARCOAL - GRANITE - SAIL

2013年6月18日火曜日

M860RS - March 2007

2007年3月にリリースされたM860モデルをエントリー。

860番台は今ではアスリート用シューズでも同番モデルが販売されているんでややこしいのですが、この#860はヨーロッパで主に流通していたクラシックモデルです。

今回のこれらは日本でも限定物として正規販売されたモデルです。同時3色展開でRS(Red)の他にM860TS(Green),M860GS(Grey)。

ルックスとしては個人的には576よりも好きなので気に入ったカラーリングがリリースされるとつい購入してしまう、ある意味危険なモデル。幸いこのシーズンモデルの後はほとんどリリースされていないのでホッとしています。

このモデルがリリースされた2007年前半まで860はフリンビー産として何シーズンかコンスタントにリリースされていました。
でもこの2007年春モデルが抜群に色合いが美しく、エレガント。
どこのサイトにも明記されていませんが、その風合いや発色、肌触り、仕上げからして恐らくウルヴァリン社製のピグスキンスエードでしょう、これは。
3モデルの中でもこのRSがベージュと赤のコンビネーションの美しさで頭一つ抜けている感があります。


日本での販売価格は¥20.790。

ボックスはChicken6とプリントされる前のモデル。形は同じです。©2006ヴァージョン。日本流通分はステッカーのモデルナンバーがいつものようにUKがついてます。なのでこれも日本国内で購入したモデルなのでステッカーではM860UK RSとなってました。
英国でもリリースされたのですが、そちらはやはりM860RSでした。

これは購入してすぐのショットです。本当に華やかな赤。美しい。

ただ、残念ながら褪せていくのも致し方ない事で2013年現在ではこんな感じに。あえて再び写真に収めたのですがよくわからないなぁ。秋によく履くのですが赤みが薄くなってますね。
トゥの辺りが一番わかり易いかと思いますが。

ポルトガル旅行に履いていったら日射しの強さでそこでかなり褪せたのが要因かと。

タンラベルは577に似たデザインでユニオンジャックの上にモデルナンバー有り。一緒に写っているフライヤーは左がニューバランスジャパン正規取り扱いに付属するお品書きで、右が2012年まで採用されていた段ボール素材にシューズのアウトラインイラスト+MADE IN ENGLANDのロゴデザイン。これチープだけど可愛いくて好きだったのになぁ。

アウトソールは576系と同じパターン。PATENT PENDINGの文字有りです。ミッドソールは真っ白なC-CAP。860の特徴としてヒールCRがありません。その代わりに、足首をタイトにさせる為にライニングの外側を覆っているスエードが独特の味を出してます。効果は疑問ですがカッコイイデザイン。



ラストは576系と同じSL-2。ただ、幅は576よりも気持ち広いというか余裕があります。

インソールはポリウレタン - JD4774/4781ではなくて、ナンバリングのない、パンチング処理された真っ平らなタイプ。2000年前後のモデルにはよくついていたタイプと同じと思われますが、もうちょっといいインソールを標準仕様にすれば860の評価も変わっただろうに残念です。
そこにトライアングルにNBロゴがかかってるデザインがプリントされてます。このモデルではミッドソールの色に合わせて表地が白です。

サイドのNはレザーONレザー。

ライニングのカラーも合わせてきて白。このモデルではワッフル織りのテキスタイルが使われてます。3色同時展開なのに色に合わせて各モデルが微妙にこの辺りの素材を変えてきてるのもミソ。

ボクが所有している860はこういったポップなカラーリングばかりなのでこの後リリースされた670系と同じような地味なカラーリングのモデルに全く触手が伸びませんでした。

2013年6月11日火曜日

California 78 OG #D040N-8404 - 2012 Summer

アメリカ向けに2012年夏物としてリリースされていた物件。名称から"vintage"がなくなっているのに興味があって購入してみました。
あと、カリフォルニアとしては珍しい、アッパー全体がメッシュのモデルというのも要因ですが。

結果。とにかく”安い”。その一言に尽きます。

もう買わなくていいと断言出来る物件。その位”安い”。兎に角”安さ爆発”。わざわざアメリカのショップから購入しなくても全国チェーンの靴屋さんで3980円くらいで投げ売りされていそう。


ヴィンテージの冠がないのでそれっぽい加工はしていない事は暗黙の了解ですが、まさか天然素材を一切使用していないなんてお釈迦様でも気がつくめぇ、と。

トゥ、ヒールの本来スエード部分がシンセティック(フェルト)に。アッパーのシューレース部分のパーツに至ってはこれ、PVCですよね?でもボックスのモデルステッカー部分に「PVC FREE」って明記されてるし……謎。まさかのクラリーノ?

ライニングもヘリンボーン織りのコットンではなく、ビニールっぽいものだし。これで$70って……

あまつさえカリフォルニアのIDであるヒール部分のリフレクター。ひょっとしてこれ、ダミー?試しに暗い部屋でマグライトで照らしてみましたがなんだか微妙….
まぁその後反射したのを目にしたのでダミーではないとわかったのですが、うーーーん、ちょっと納得のいかない仕様。

そんな物件は珍しくインドネシア製。オニツカの多くはヴェトナム製ですが、だからこの出来?でもD1H3L-2899の件もあるのであながちそうとも言えないわけで。これで中国製だったら合点が行くというものですが。

ボックスはいつものUNITY-M (ONITSUKA) R-4-3 360 x 210 x 120タイプなのですが、ここでまた珍しいものが。カリフォルニアはユニセックス展開ですが、一般的にサイズ表記はメンズのみ。ですがこの物件はなんとレディースサイズも併記されているのです。

左にUS、右にUKサイズというのがヨーロッパ諸国で流通している製品のお約束なんですが、やっぱりアメリカ専売品?だけあってこの配慮なんでしょうか。ちなみにUSサイズの上に小さく表記されているのはヨーロサイズと日本のcm表記。UKなくなってます。英国では販売自体無かったという証左でしょう。

と、全体的には異端な感じですが、履いてみると??

あれ、案外いいぞ?と。感覚的なものなのですが、ヴィンテージリイシューものよりもアウトソールの曲がりがいいというか、アッパーのメッシュもあってしなやかな印象。その代わりと言っては何ですが、ヴィンテージリイシューものよりも雨の日はソールが滑り易い気も。

ライニングはヴィンテージ仕様でもないのでオールドナイキなどによく見られたビニールっぽいものが使われてます。そしてアシックスストライプも。

ただ、可愛いなぁと思ったポイントはインソール。生成りのジャージーニットっぽい表地が貼られていて足を入れた時気持ちいいのです。

まぁでも外側の素材の安っぽさが兎に角いただけないので仕事用に使ってます。

Green/Yellow

2013年6月4日火曜日

Bermuda (VNTG) #317580-511 - Summer 2008

夏到来!

と言うにはまだ少し早いのですが急に暑くなったので引っ張りだして来た物件をエントリー。

バミューダです。2008年夏モデルとしてリリース。ヴィンテージシリーズ先駆けとなったDaybreak, LD1000の少し後にリリースされました。カラーリングはこのモデルのアイコンとなったこのブルーの他にもう一色、更に海外ではホワイトベースのモデルもリリースされています。

購入は2008年8月。リテールプライスは日本で¥12.800。これもワールドワイド店舗限定で販売されてます。

このモデルのオリジナルリリースは1979年。確かボクも後年地元のスポーツ屋さんで見た記憶があるのですが、そのキワモノ感にただ驚くばかりで。つま先の補強ないけれどやぶれないの?と思ったものです。で、案の定周りの友人も誰も買わなかった….

でもこれ、アイデアとしては理にかなっているというか。耐久性、軽量化を考慮してナイロンパーツの比率を上げて、屈曲性と通気性(足蒸れ防止)を重要視する部分にだけ大胆にメッシュパーツを取り入れる。ナイキのアイデアマンの面目躍如といったところでしょうか。実際履いているとこのメッシュパーツの風通しの良さは異常。スッカスカに風が入って来ます。ニューバランスのクロスカントリーは全体がメッシュなのでこれも風通しがいいのですが、こちらの方がピンポイントの感覚が強いので一層通りがよく感じます。そんなわけで夏限定で履いて早6年目に突入ですが。名前が名前だし。


ちなみに同じ発想で開発されたもう一つがチャレンジャー。同じ1979年リリースですが、チャレンジャーの方はトゥに補強のスエードがついて、ナイキのトレードマークのワッフルソールが標準仕様。

ボックスはナイキの筆記体が箱の横と上部にプリントされたオレンジのもの。2013年現在ヴィンテージラインで使用されているあれで、型番は08VB10 - 356mm x 171mm x 116mm、ボックス生産、シューズ生産共にタイ。このほっそりとした箱の大きさはちょっと懐かしいです。他に珍しいのはサイズ表記がメンズとレディースの併記であること。

しかしこれ。ほんと出来がいいんです。上から押しつぶしたようなぺたっとしたシルエット、いい具合に褪せた感じが出ているブルー。ミッドソールの黄ばみもわざとらしくないし。昔のナイキ臭がプンプンしてます。

まぁでも見た目の出来が履き心地とイコールかと言えばそうとも言えないところが難しいところでして。

推測ですが、トゥのメッシュパーツがソールと剥がれてこないように配慮して最大限素材をインソールに折り込んでのアウトソールとの接着だったために先が詰まった感じになったのでは。メッシュなので足先がきついということはないのだけれど、履き心地はちょっと変わったものに。ソールの水平さがいやに感覚的にわかるとでも言うんですか。

インソールの素材はいわゆるスペンコっぽいストレッチナイロンではなさそう。ライニングにもあんこは入っていません。

タンラベルはロゴとラベルの大きさがちょっと不釣り合いな感じ。ブロック・イタリックフォントのNIKEにⓇ+スウォッシュⓇ。
タンはスポンジ等入っていない、薄っぺら。

ソールは2層のようですが、実は同色でまとめてあるので判別しづらい3層構造になってます。
アキレスディップのロゴはブロックフォントでやや細身。

インソールに貼られているパーツ構成の素材を示すステッカーですが、これ、アドレスがナイキ・オランダ。これもヨーロッパ企画ってこと?
しかもこのアドレス、2005年にリリースされたOriginalに貼られていたのは

NIKE EUROPEAN OPERATIONS NETHERLANDS b v
MARATHON 7,
1213 PD HILVERSUM,
THE NETHERLANDS
C.I.F. / CONTRIBUINTE NO. 802820323

だったのに、今回のアドレスは

Nike European Operations, Netherlands b v
Colosseum 1,
1213 NL, Hilversum,
The Netherlands

と住所に若干変更あり。

あ、インソールのロゴもタンラベルと同じようにブロック・イタリックフォントのNIKEにⓇ+スウォッシュⓇというコンビネーションですね。


アウトソールは他のモデルではお目にかかれない、均一に○が並んでいるもの。鬼塚喜八郎氏がタコの吸盤からヒントを得てバスケットシューズのアウトソールで画期的なパターンを生み出したのが1952年。よもやそれを元ネタに?

それをほのめかすように?○の中に規則的に"NON SLIP"の文字が見えます。基本的なアイデアとしてはタコの吸盤というのがあったのでしょうが、ソール全体に配列させるというのはナイキの上手いアイデアだと思います。

ナイキのヴィンテージ・リプロとしては最初の方ということもあって、ヒールカップに芯は入っていません。

シューレースもヴィンテージモデルに付属とあってところどころに汚れ加工がしてあるのですが、そんなのはどうでもいいのでせめてシューレースの長さ、ペアなんだから合わせてくれよ、と。左右長さが違うってどうかと思います…..

PRPL FROST / SL-MIDNIGHT NVY-BLCK

2013年5月28日火曜日

Air Epic #310023-301 - Feb. 2006

2006年春モデルです。購入は2006年3月。割とリリース早々に購入しました。

春モデルとしてはこのライムカラーと1985年リリースのTerraを彷彿とさせる白地に赤、黒のコントラストの2モデルがリリース。
ただ、後者の方は入手出来ず。欲しかったのに….

ボックスの蓋の裏のスタンプから察するに生産は2005年12月24日。ボックス自体の生産は珍しいmade in Vietnam。サイズは今まではB10だったのにまさかのB12。少し大きめなんですよね、このサイズは。

更にその少し前くらいから日付スタンプの他にナイキのSwooshマークのスタンプも。楕円形の中にswooshとSHADOW PASSの文字が。

ナイキの悪いクセがここで露見。横から見た画像では判別しづらいのですが、どうやらこのモデル、ヒール部分にリフレクターが入っていない模様。同じようなパンチング処理こそ施されてはいるものの、まじまじと見入るとそれらしいものが奥にはないのです。やっぱり手抜き…..同様に甲部分のリフレクターも消えた模様。なんだかなぁ。

インソールは変わらず交換不可ですが、2005年のカレッジカラーパックのそれよりも毛足の短い表地が貼られているようで、こちらのほうが品質は良さそう。このモデルもタイ生産ですが、縫製奇麗です。

アウトソールはシンプルですが、踵の部分だけ若干色が違うのはここのパーツだけ素材が違って後付けされているため。より硬いゴムっぽいものがつけられています。ソールの減りを少しでも減らす為でしょうか。


アキレスディップのナイキロゴ。80年代のごついブロックフォントが使われてまして、ヒールパーツの外側には2005年秋くらいからデフォルトで採用されているランニングマンの刺繍入り。

アキレスディップ、ライニング、スウォッシュの素材は同素材で、塩化ビニールみたいなやつ。とてもシンセティックレザーなんて言えたものではありません。チープ。

タンとロゴ。ロゴはEがスオッシュとくっついているパターンで、Ⓡマークは2つ。その下に「AIR」が刺繍されています。織りネームの裏側には

NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY.

の但し書きがあり、下段に同じ意味のフランス語表記。

2005年冬モデル(というか2006年初頭)位からスペアのシューレースも同梱。ナイキお得意の同色コーディネートです。このモデルでは写真の通り白とライムグリーンが同梱。

2005年モデルと比べると格段にダウングレードしてます。駄目押しがタン。カレッジパックやホリデーモデルなどでは2種類の明らかに縫製の違うものを使用、横織りと縦織りのそれを組み合わせるという手の込んだ作り込みをしていたのにこのモデルのそれは一枚のものをあたかも真ん中にステッチを入れる事でそれっぽくみせています。要はフェイク。

リテールプライスは¥10.500でしたが、うーん、微妙な価格設定ですな、2013年からしたら。もっといいヴィンテージシリーズが同じような価格で出回ってるし。買っちまったものはしょうがないし、すでに履き潰してもいるのですが。

あ、大まかな仕様は今までと同じ。シンセティックスエードという名のフェルトみないな素材が全体を覆ってます。

とは言え、この後(2006年秋くらいですか)ゼビオスポーツで¥3.990で投げ売りされていたのを発見して購入しちまったのは内緒。このくらいの値段だったら妥当だよなとつい。

2013年5月21日火曜日

Cross Country TO "Tomato" - 2005 Spring

2005年春夏モデルとしてリリースされたクロスカントリーのTO,つまりトマトカラーです。

スーパーコンプ、CM355と一連のニューバランスジャパン企画のクラシックリイシューラインの次の手としてリリースされてます。

これらのモデルの共通点はインステップレーシング仕様とメッシュ(たまにナイロン)アッパーといったところでしょうか。
2007年にCM320が売り出されるまでクラシックラインを死守してました。

個人的に思うに名前こそあれですが(モデルナンバー=カタログナンバーと言うニューバランスのお約束とは違っているので)、割とボクは気に入ってました。ナイキのクラシックリイシューにも似た、安っぽい履き心地が好きなので。何足かは履き潰してもう手元にありませんが、それでも未だに家には数足残ってます。このトマトカラーはクロスカントリー一発目のシーズンモデルなのですでにありませんが、回顧録ということで。ちなみにこれらの写真は処分する前に記録的意味合いで撮影したもの。なのでかなり汚れていますがその辺はご勘弁を。

リリース当時リテールプライスは¥8.190。生産国は中国。


ボックスはブラウンの8本線NBロゴがデカデカと蓋にプリントされているNB6©2003タイプ。通常ものよりちょっと小ぶり。レディースの箱のよう。

構成パーツはWラッセルメッシュとスエードなのですが、ヒールパーツこそスエードですが、トゥガードやアッパー部分のそれはスエードと呼ぶにはちょっと変わってます。型押しされたキャンバスっぽいというか。

サイドのNマークはパッチではなくて、Nマークにくりぬかれているギミック。そこにミッドソールの刺し色と合わせたカラーリングのゴムみたいなパーツが入ってます。

このモデル、ボックスを見るとわかるのですが、WIDTHが"EE"。普通の人だったらなかなか見ない物件なのですが、何て事はない、このモデルに関しては通常のDと同じ、というか、むしろちょっと細身。別にこの幅をチョイスしたわけでもなく、このモデルにはこの幅しか販売されていませんでした。なぜこの表記?Dでいいじゃん…




ソールは2色なので2層かと思いきや、3層。3mmほどの厚さのソールがサンドイッチされていて、それが足の前部分へと2層ソールのひとつになってます。この薄さなのでスタッドソールの丸のポチポチが減っていくととんでもない事に。履き心地が急激に悪くなりますのでそれが処分の頃合いでしょうか。まぁ時代的に薄底ソールがトレンドだった頃のモデルってことで。

タンラベルは8本線NBロゴ+Ⓡの下にモデル名である「Cross Country」の文字。テーマカラーに合わせてます。このロゴ、こじんまりとまとまっていて結構奇麗だなぁと思うのですがどうですか?
裏にもニューバランスにしては珍しくお品書きの刺繍があって、「DO NOT MACHINE WASH OR DRY. CLEAN OUTSIDE WITH COOL WATER AND MILD DETERGENT. REMOVE INSERT AND AIR DRY. NEVER EXPOSE TO INTENSE HEAT OR HOT VEHICLES.」

インソールは交換可能。5mmほどのポリウレタンとおぼしき一枚もの。何にも加工がされておらず、型抜きされただけだよね?みたいなチープなインソール。インソールの表地はライニングと同じファブリック素材ですが、このモデルにはテーマカラーのトマトである、赤が使われてます。ちなみにライニングはご覧のようにグリーン。
そこに" new balanceⓇ classic "とプリント。


インステップレーシングなのでシューホールは4つ。ここに90cmシューレースが2色付属。

Wラッセルメッシュは前モデルCM355のメッシュよりも柔らかく、裏地がないためにスケスケ&風通りが尋常じゃなく、お天気によっては寒いくらい。夏こそお似合いですね、このモデルは。メッシュの網パターンの美しさもポイント高いし。


ただこのモデルにも欠点があって、「走りにくい」。歩く分には違和感ないのですが、走ったりすると何か違和感が。インソール?

ともあれ、ナイキの創設者、ビル・バウワーマンの提唱していた「靴は軽い方が良い」という彼の哲学にも合いそうなこのモデル。1970年代から1980年代中期まではそれに沿った面白くていいモデルが世界中に沢山あったんですよね。