2009年12月29日という年の瀬にリリースされたストックホルムの「SNS」のNewBalance別注モデル第四弾。今回はRGBという光の三原色がテーマになって3モデルそれぞれが赤、青、緑をメインカラーに据えてリリースされました。
今回はようやく最後で、「"BLUE" SNS」こと、M1700SNSです。
このコラボレーションモデルはSNSの10th Anniversary Editionの位置づけもあるそうで、各色462足の数量限定モデル。いわゆるコラボものとしてはちょっと数的には多い方では。
販売はワールドワイド展開ですが、日本ではミタスニーカーズとOSHMAN'Sだけでした。前回まで「日本でも数店舗」と書いていましたがオフィシャルで販売していたのは日本国内では2店舗のみで、他は並行輸入屋さんでした。すみません。
で、実はこれがボクの初1700です。そして今でもあまり触手が動かないモデルなのは恐らくこれを履いていても別段いいなぁとも思わないからでしょう。実際下駄箱に登場する機会は四季を問わずあまりないのが現状で、うちのマイナーリーグ選手みたいなものです。
M1500SNSなんてべた惚れで、履いてよし、眺めてよしなのにこの差は何かと申せば、やっぱり「素材」ですか。
M1700SNS、これ、天然素材全く使っていないんですよね….まぁそれでいいというモデルも確かにあるのですが、この形にこの素材・お値段は何とも中途半端というか、勿体無いと言うのか。有りか無しかと問われれば「無し」かなぁ、と。
なぜこれだけそんな設定にしたのか皆目見当もつきませんが、SNSとしては確信犯だったようで、当時のウエブサイトのモデルのプロフィールにはそのエクスキューズのようにベジタリアン向けみたいな事が明記されていました。うーん。
まぁともかく「履いていれば気に入るかな」と積極的に履いているのですが、ボクには1700の醍醐味がよくわかりません。すいません、ニューバランス素人で。
やっぱりスーツ着て1700を合わせるところから始めないとダメなんですかねぇ。
その際は「紐踏んじゃうよ!」と思われるくらい長めのシューレースも使わないとダメですか?
と、口が過ぎたのでM1700SNSのディテールですが。
まず箱はChicken-7©2008が使われています。
ライニングはグレーのテキスタイル。
インソールはいつものポリウレタン4774/4781ナンバリングのものにイエローの表地が貼られています。アクセントに使われているのでそれに合わせたのでしょう。ボクは表地の素材があまり好きではなかったのでRCP-112をこれに入れて履いていますけど。abzorbソールの1700にわざわざそれ使うか?意味あるのか?と自分でも思いますが。
シュータンの刺繍は「1700 MADE IN ENGLAND SELECTED EDITION」。3モデルでこれだけ何故かSELECTED EDITIONの文字が入っています。
NB Japanがよく1700を販売していますけど、いわゆる中国、ベトナム生産品と比べてフォルムはこっちのほうがやはり若干スマートです。1700のずんぐりしたところがいいんだ!という人には二の足を踏むモデルなのでは。
正直この1700だけSNSらしくないなぁというのがボクの感想でした。北欧の洒脱なカラーリングのセンスが全く感じられませんので。
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