2012年9月11日火曜日

CM320BG - Oct. 2007


2007年の推しメンは?と当時のニューバランスジャパンが問われれば間違いなく「320!」と答えていたであろう、このモデルを今回はエントリー。

スーパーコンプ、CM355,クロスカントリーとローテクモデルを販売していたニューバランスジャパンが次に打った手はCM320。
名作と言われたモデルのリイシューです。お値段は¥7.400前後で市場に出回っていました。シーズンが過ぎて在庫処分だと¥5.000くらいだったでしょうか。

このブラックは2007年10月07日に日本で発売されています。あまりこれと言った玉が無かったのか、2007年のNB Japanが制作、大手スポーツショップなどに配布していたリーフレットを見ると320ばっかしで多くのページを割いていますが、NY, Hong Kong, TYOなどのスニーカーショップのお兄ちゃん達に320の良さを語らせると言う、マッチポンプなもの。なので大手スポーツショップで配布されても恩恵無いよなぁと思いつつ、一部いただいてきたりして。

型番こそ320ですが、1990年代にリイシューされたものとは素材などに変更があります。目につくところでは2007年モデルではアッパーにラッセルメッシュが使われていますが、1990年代のものは基本的にナイロン。家にある台湾製の320、アメリカ製のCM320もナイロンです。

ボックスはNB6.5©2007。”achieve”タイプとでも呼ばれているのかな?

で、靴自体は中国製なのですがスエードの部分が硬い。この頃の中国製ニューバランスにはありがちですが、最初はやはり足に多少負担がかかる感覚がします。あとライニングの素材が原因でしょうが、足入れがスムースでない。この前に販売されていたクロスカントリーが安い割に良かったのにこれはちょっと….なので結局CM320はこれとグリーンの2足を手に入れたところでおしまい。

インソールは外してます。

横からのシェイプは悪くないんだけれどラストが変わったのかなんかちょっと履き心地が.......

あとですね。
ちょっとびっくりした事なんですが。

今年こちらは2年連続の豪雪だったんですが、やっと春が来たというので全部のスニーカーの箱を開けてお日様にあてました。
で。



なんとこのモデルだけカビだらけ!!!!!スエードの部分のみならずメッシュも。

つまり全体がカビでコーティングされている状態。

余談ですが、冬の間は湿気が酷いので置いてある部屋には除湿器を設置、24時間稼働させているにもかかわらず、です。他にはギターも2本やられましたね。ケース、本体(金属パーツ部分)カビルンルンですわ。トホホ。

まぁスニーカーがこんな事になるなんて初めての体験。記念に写真でもとも思えないほどびっしりでモザイクがかかるレベルなので自粛しました。んで、速攻丸洗い。

そしたら。

スエードの黒の染料が凄い勢いで落ちてくる………..どんな染料で加工してるんだ?こんな酷い仕上げの靴を洗ったのは初めて。
もうね…..なんだよ、これ。


で、総括。
ローテク物のリイシューはその後に販売されるヨーロッパ発の420とかの方がバリエーションや仕上がりがいいですね。
うちのかみさんはU420BLLを履いてますが、同じ中国生産にしてはスエードも柔らかいし、結構いい出来ですもん。

NB Japanの320がこれ以降姿を消したのも必然かも。

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