大ネタが続いたので今回は小ネタでも。
うろ覚えですが2004年前後に購入したCM355です。ニューバランスジャパン企画のクラシックライン。
ボクはこの独創的なトゥガードとインステップレーシングの組み合わせが好きでして、一時期結構買ってました。スニーカー自体の出来はあれですが。
これがディスコンになってその後継モデルでクロスカントリーがリリースされるのですが、それも10足くらい購入したと思います。
チープな感じと普段履きに丁度いいというか。クロスカントリーは時流に乗った薄いソールやポップなカラーリングで結構シリーズモデルとして安定していた記憶が。
で、CM355。元ネタは1977年にリリースされたオフロード用トレーニングモデル”TRAIL 355"。それのアップデート版です。一応元ネタをなぞってのこれなんですが、MADE IN CHINAというのと、ニューバランスジャパン企画の常である、もっさりしたルックスになってます。
ボックスはNB6。2000年初頭によく見かけたACHIEVE NEW BALANCEブラックタイプ。結構固めの段ボール素材なので2013年現在でも四隅も潰れることなく、しっかりしてます。ボックス生産も中国。
引っ張りだして来て横に置いて書いているのですが、これ、今見るとそんなに悪くない出来。値段相当というか。CM320の方がスエードとか酷いもんなぁ。ダメージドじゃないのになんか粗いというか。CM355はそれなりに手堅くまとまっていて、横に2013年リリースのM990を置くとあまり変わらないというか….それってどうよ?990よぉとも思いますが。
アウトソールは355の意匠を汲んだスタッド状アウトソール。アメゴムです。ミッドソールは1層。この踵の巻き上げ角度がほぼ直角というのが凄い。オニツカのカリフォルニアのようなスマートさ、微塵も無し。あとソールの厚さが履き心地に違和感を。割と高く感じます。ニューバランスはENCAPでも高さがある方ですが、その高さの感じ方はこっちのほうがありますね。
インステップレーシング仕様なのでシューホールは4穴。タンラベルはなく、new balanceⓇの刺繍だけ。モデルナンバー無し。この安っぽさが990との共通項でしょうか。あっちもタンラベル、安っぽいもんなぁ。
ライニングとサイドのNマークは同素材、同色でまとめてあって、まぁ合皮というか、塩化ビニールみたいな素材。
この355はインソールが脱着出来まして、付属してきたのはnew balance JD-II 4774とエンボスされているモデル。そこに表地にパイルっぽいファブリックが貼られてます。色はライニングなどと合わせて薄いモカ色。
ほぼ2色だけで構成されているこのCM355ですが、カラーリング、発色は決して悪くないんですよ。なのでもうちょっとシュッとしたルックスだったらまた購入するだろうなぁ。
リリース時値段は¥9.240と、このカテゴリーのモデルとしては安くはない価格設定。ボクは毎度お馴染み、セールになってマイサイズを見つけたので購入したクチ。¥5.000しなかったんじゃないかなぁ….半額近かったので結局色違いで2足購入したと思います。
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