姉さん、事件です。
恐らくこれはM1300史上ちょっとした事件なのでは。というわけでその物件をエントリー。
このM1300DB。もともとアメリカ市場で2012年5月にリリースされました。価格は$150前後。並行輸入屋さんがその後すぐに販売してました。ボクも買おうと思っていたら2012年6月23日にミタスニーカーズとOSHMAN'Sの2店舗限定取り扱い物件として¥23.100で販売されてます。最終的にボクはアメリカのショップにオーダーしましたが。その後ヨーロッパでもリリースされたようです。
このDBとは"Denim Blue"の略。モチーフがデニムで、同じアルファベットモデルで996DBもリリースされてました。
ただ、美しさはこの1300の方が数段上と個人的には思いまして、996DBは購入に至らず。
で、何が事件かと申せば、このモデルだけ「ENCAP」ロゴがミッドソールにプリントされていないのです。
初めてその写真をサイトで見つけたときは「サンプルだからプリントし忘れたのか?」程度の認識だったのですが、見つける写真全てがロゴ無し。こりゃ、確信犯だな、と。
このロゴが無いだけなのにすっきりとして素材そのものの美しさが際立ってもう最高。この色合いだからこその完成度。惜しむらくはヒールCR。グレーじゃなくてアイボリーだったら最高だったろうなぁ….
他の構成パーツは前回のM1300CLを踏襲しています。同じメッシュ、ヌバック、ライニングのテキスタイル。タンラベルの8本線NBロゴデザインなど。あ、タンはDBではメッシュパーツに変更になってますね。
あと2つ違うパーツを除いては。
一つはヒール。1300ではここもヌバックがお約束なのですが、まさかのウルヴァリン社製ピグスキンスエード!抜群の発色!ここのポイントを否定的に捕らえるファンもいるようですが、こここそこのモデルのキモ。ENCAPロゴ無しとの相乗効果で非常に端正に見えます。
もう一つはインソール。ついに?スポンジっぽいものからフリンビーで使われている4774/4781ナンバリングのポリウレタンものに変更になってます。ただ、そのまま使い回すのは元祖のプライドが許さないのか、表のプリントは"NEW BALANCE"だけではなくて"new balance est. 1906"と明記。別にいいじゃん….
このモデル以降、ENCAPロゴが無くなるのかと半ば思っていたのですが、数ヶ月後にリリースされたアメリカメイドのM1300ではしれっとロゴ付き。2013年になってもやっぱりロゴはあるのか。ってことはこのM1300DB、one & onlyなモデルとも言えるわけで。
確かこのシューレースは付属品ではなく、合うかなと思って換えてみたNB Japan謹製のオートミール色のPJ-870。
ボックスは2011年からアメリカ向けでは変更になっているブルー基調のNBC 6.5©2011。ボックスはこれになってもやっぱりフリンビーものの方が好きだなぁ。
非常に端正でいい面構えです。
最後に2008年製M1300CLと並べてみました。同じようなルックスなのにやっぱり印象は違いますね。Nマークの地味さも含めてDBの方がおっさんにはいいかも。