前回Size?別注モデルと並べた写真をアップしたので今回はその片方のモデルをエントリー。
一部は以前.Macのサービス上でブログで書いたものを再び引用しています。ローカルにもデータ残しておいて良かった。
Size?別注のおかげで半ばどうでもよくなってしまったこの物件、2005年にNIKE iDでカスタムオーダーしたWaffle Racer IIです。
オーダーしたのは2005年のお盆明け。その少し前、8月上旬からサイトにリストアップされていたのをしばし考慮の上オーダーしたのですが、いかんせん、オーダー後の対応が悪過ぎ。オーダー完了メールはきちんと届かないわ、一日のオーダー数を制限しているにもかかわらず、納期が遅れに遅れてほぼ倍の納期(通常は3-4週間だそうです)かかりました。遅れる際にはその旨のメールはいただいたのですが、そこだけキチンとするか?という感じ。
後日談もありまして、その後懲りずにもう一足オーダーしたのですが、再び納期が遅れるメールが届きまして、その時は一ヶ月〜二ヶ月くらいかかるとか、はっきりした納期は未定とまで書かれてあったのでキャンセルしちゃったのです。その対応に嫌気がさしてその後数年ナイキ製品は全く買わなかったくらい。まぁ今もナイキジャパン経由のプロダクトはあまり買っていません。買うのはサイズの問題もあるのでヨーロッパのお店からですね。
配送はクロネコが担当していまして、パッケージはiD専用ボックスと、それにピッタリの段ボール箱に包まれての到着。箱の横にはエンボス加工された「NIKE iD」の文字。
内箱は折が入った二重仕立て。そして内側には付属のシューバッグと、同素材のベロアっぽいものが貼られています。無駄にゴージャス。
そして通常の箱と違っての引き出しタイプ。開けるとこんな感じに。スニーカーの紐が当時のナイキにしては珍しく、全部穴に通されているのに驚き。無駄に丁寧。
付属のシューバッグには「individually designed」の文字。NIKE iDのキャッチコピーでもあります。昔のナイキにはこういったタイプのコットンのシューバッグが当たり前のようについてきたんですけどね。
横から見るとわかるんですが、これ、通常のタイ生産のインラインモデルよりも甲の高さが若干低くなっていて、幾分スマートに見えなくもないです。ただ、やっぱりSize?別注のほうがシルエットが美しいんですが。
swooshは天然革皮だったりしてなかなか素材はちゃんとしています。インラインモデルがアッパーのナイロンの上にフィルムみたいなものを重ねて光沢を出しているのに対して、こちらは素材自体光沢のある、薄くて柔らかいものを使用。無駄にコストがかかっているわけでもなさそう。
でも今となってはSize?別注の方がお得感もあって作りもしっかりしてるんですが。
アキレスディップのナイキロゴは通常の筆記体と同じもの。カスタマイズシューズですので他のオプションとして好きな文字を6文字まで入れる事も出来たのですがボクとしては別注カラー?てな感じを出したかったのでそのままナイキロゴにしました。
Swooshは細目。Size?別注がデカスオッシュで出して来たのを見た後ではやっぱり….
Size?別注とはステッチなどの入り方も全く違うので履くと更に感じるのですが、本当別モデルのようです。特に踵部分の処理。
この頃のモデルは踵の中心部分に補強用のスエードが縫い付けられただけの仕様ですが(ここで両サイドのアッパーを縫い付けたのをカバーもしてるのでしょう、恐らく)、Size?別注のはヒールカップも入っていないのにあたかも入っているような、スエードパーツでカバーされています。しかもアキレスディップのパーツの上に被せての縫製。もちろん毛羽立ち全開。こっちの方が数倍カッコいいです。
タグもまたかっこ悪いんです。横幅の無い、Ⓡマークの無い、eの文字がSwooshにかかっているタイプ。織りネームの裏には通常の
NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE
TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY.
ではなくて、2005年リリースのNike Originalと同じ
NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY. MADE IN CHINA
という文字が刺繍されています。
ライニングはワッフルのような凸凹加工された繊維が使われていて、適度にパッドも入って柔らかい事から快適な感じもうかがえるのですが、イコールフィット感ではないところがミソ。この素材は2004年モデルのAir Epicにも採用されています。
個人的な感想としてはこの辺りにリリースされたWaffle Racer IIは他のスニーカーと同じサイズでもつま先辺りがキツく感じるのでハーフサイズ上げてのオーダーです。ちなみにiD、32cmまでオーダー可能というから凄い。で、届いたのはまぁこのサイズでよかったかな、と。Size?別注も同じくハーフ上げましたが大きすぎるほどでもなく、余裕あるな、という履き心地。
インソールはインラインモデルに付属しているものとは別物が。裏返すとSwooshだけで、「ANATOMICAL」という文字が見当たりません。コストダウン?Size?別注はインソール直付けですがそれで十分じゃないかなぁ、このモデルは。
同梱されてきたのはシューバッグと黒地に金文字のフライヤー。フライヤーは一見ゴージャスですが、書いてある事はなんて事も無い「30日以内の返品可能」という旨の英語表記。しかもアメリカ、EU圏内ではサイトから申し込めるというのに日本はカスタマーサポートにメールするしか方法が無いらしく、メールアドレスしか記載されていません。
前回ボロクソに言ったシューホールの数の違いに寄るブサイクっぷり。こんな感じ。
インラインモデルのWaffle Racer IIはタイ生産だったのにこのiDモデルは中国産。届いた時に一番がっかりしたポイントはここ。
比較したsize?別注も中国産ですが仕上がりの違いにちょっと驚き。
ともあれ、未だにあまり履く機会のない物件となってしまってます。送料込みで¥13.000近くしたというのになんだかなぁ。Size?の別注、この半額じゃん….
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