2012年12月10日月曜日

L.L. Bean Hunting Boots circa 1996


冬将軍キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━ノД`)━━!!!!!

で、これをエントリー。

確か1990年代後半の円高の時に本国にファックスでオーダーした記憶があります。その翌年に新宿コマ劇場の裏手の方にストアが出来て見に行った思い出も。ここだったら試し履き出来たのにと後悔した記憶が。今は吉祥寺ですもんね。

で、このブーツ。あえて”Hunting Boots"と呼ばせていただきます。だって、これを買ったときはそういう名称だったから。
現在ではハンティング・シューと名称が変更されていますが、中学時代にアイビーブーム、アメリカントラッドの洗礼を受けたおっさんといたしましてはこれはやはりハンティング・ブーツなのです。

このモデルはインナーにシンサレートを入れた最初の年のモデルです。雪国で日常使いなのでこれくらいは必要だろう、と。
ただ、やはりファーストイヤーものなので作り込みが大変甘いです。シンサレートを上手く処理出来ていないので足の側面に常に当たる状態。しかもある程度の高さを設けて靴擦れを少しでもなくそうという気もあまりないようで、おかげで厚手のウールソックスが最初の5.6年間は血だらけでした。今でも踵が血に染まるときがたまにあります。


で、冬限定とは言え10年以上もお付き合いしてきたのでガムソールがすっかり減ってしまいまして今年の豪雪が明けた春に吉祥寺のカスタマーセンターに問い合わせてソールの張り替えをしてもらいました。まぁソールというより革を残してラバーパーツそっくり取り替えみたいですが。



今のL.L.Beanでは珍しい、当初から一貫して米国生産を続ける製品であるハンティング・ブーツですので張り替えももちろん米国で行なわれます。
その為納期は3ヶ月ほどかかりますと言われ、了解し、約3ヶ月ほどで戻ってきました。

流れとしては吉祥寺のカスタマーセンターに電話>確認事項を了承し、依頼>吉祥寺に郵送>三ヶ月ほど待つ>完了すると連絡来る>宅急便で返送されてくる(USPSなどの国際郵便ではなくて、吉祥寺でまとめて受け取って個別に対処するみたいです)。支払い方法はクレジットカードにしたので最初の電話の時にその番号も伝えてます。他には着払いも出来たような。

最初にも書きましたがまだL.L.Beanの路面店が無かった頃に個人輸入した物件ですので、顧客情報にその記録が無いのが当たり前なんですが、それでも張り替えをしてくれました。L.L.Beanありがとう。



その際ヴィンテージというか、古いブーツでも現行のソールになりますと言われましたのでそれも了解したのですが、戻ってきたのを改めて見ると確かに踵のロゴは当時のものではなく、現行のシンプルな「Hunting Shoe」ロゴに取って代わられていました。ここ、ちょっと寂しいです。

アウトソールにも若干の変更が見られ、はめ込みの別色・別パーツのL.L.Beanロゴがゴム素材ではめられていたり、その上には今まで明記の無かった「made in maine by L.L.Bean manufacturing」の文字が入ってます。

ちなみに張り替え料金は送料込みで¥8.500でした。あとサービスとしてシューレース、インソール(Made in USA!!)の新品が同梱されて戻ってきました。



ソールの凸凹が浅いので雪の上では滑り易いのでは?と思われるでしょうが、案外滑らないものです。革もオイルレザーなので普通に歩くならば濡れても中まで雨雪が染み込んでくるというところまではいきません。ただ革にはあまりよくない環境でしょうけれど。

むしろ雪や雨よりも消雪パイプからの地下水が困りものでして。鉄錆成分が多そうな地下水が勢いよく足元を水浸しにするのです。これが天敵。

早速雪が積もったので履いてみましたが、実質新品?みたいな感じでまた靴づれ起きそうな嫌な予感がビンビンしてます。

当時$150くらいしたと思いますが、それでも十分元を取って頑張ってくれてます。メイド・イン・アメリカの少ない良心の一つですかね。






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