2011年秋冬モデルとして発売されたAir Magmaのレザーモデルです。通常Air Magmaはスエードアッパーなんですが、プレミアムタンレザーに変更して装いを新たに"Limited Edition for Select”扱いで販売してました。
お値段は日本では¥14.700くらいで大体販売されており、英国では£85.00でした。
2011-2012の豪雪でSunotore 72が全く役に立たないで戦線離脱、そこで早くも2012年の冬からサブで使えるブーツを、と物色していたらこれを発見したわけで。
2012年春にsize?で在庫半額セールでこれを見つけて購入。問題はサイズだったのですが、何があったのかUKサイズとUSサイズを勘違いしてオーダーしてしまい、大きいのが届いたのですが、履いてみたら厚手のソックスとの相性バッチリ。購入の際はスニーカーよりも大き目をお勧めします。
ボックスはヴィンテージリイシューに使われるオレンジボックスではなく、08NSW20 370 x 235 x 130 というちょっと大きなタイプ。
普通の段ボールっぽいのですが、色んなナイキのカテゴリーのマークが全体を覆うように薄くプリントされています。
で、箱の内側には06021105という数字のスタンプが押されています。
プレミアムタンレザーという事で「勿体無い」と感じる向きもありますが、値段から言えば酷使してなんぼの感覚。表面がツルツルしているレザーなのでちょっとの水だったら問題ありません。オイルレザーではないので使って行くと酷い事になりそうですが...
で、早速使っていますが、見た目の重厚さとは裏腹に軽いブーツなので結構楽です。エアユニットはどうやらヒール部分だけのようですが、履き心地もいいし、ハイカットのくるぶし周りには厚手のパッドが入っていて、これが暖かいし気持ちいい。
ただ、ソールの素材からかシャーベット状や水分の多い雪の上では結構滑ります。グリップが効かなくなるっていうかな、ソールパターンは結構いい感じなんですけどね。
オールレザーなので純粋なトレッキングシューズのように歩き易いわけでは決してありませんが(感覚的にはダナーのブーツっぽいです)それでもこの環境には十分。これ以上雪が降るとやはり長靴になりますから。
ただ惜しむらくはブーツフック。脱着が楽って言うアドバンテージよりも使う環境が汚れ易いところばかりなので靴を脱いだ後の靴ひもの置き所がなくていつも汚れてしまうのです。
で、”脱”は確かに楽だけれども”着”は案外時間がかかるのでその間に紐の先端が汚れたり濡れたりする,と。ちょっとどこに履いていくかを選ぶ物件ではありそうです。
アウトソールはワッフルの凸パターンではなく、逆の凹。
パテントナンバーも入っており、NO.4271606 NO. 4340626 の二つが入ってます。
ナイキっぽくないなぁと思わせるこのモデルは1988年にオリジナルモデルがリリースされています。
ただその「っぽくなさ」が好きでして。
このルックスでスオッシュとかだとまた違うものになっていたでしょうし、スオッシュにこのレザーは合わないと思います。
エンボスロゴの控えめなところがいいんであって。
今年もまた豪雪みたいなので頑張ってもらいますよ。
あ、これ、MADE IN CHINAです。
#370921-201 Oxen Brown/BLK-LGHT BN-SLT BL
0 件のコメント:
コメントを投稿