2014年3月30日日曜日

Pre Montreal Racer "3rd. Edition" #506192-401 - August 2012

Pre Montreal Racerのリリース第三弾。しかしコンスタントに売れるのかこのモデル、2012年は毎月のように違うカラーが出てたような記憶があります。

このカラーリングの物件も仕様が若干変更になった第三弾のカテゴリーに入るのですが、「第三弾」としては二回目のリリースモデルになってます。一発目はこれがリリースされる前の月、2012年7月にリリースされ、こちらの物件は2012年8月リリース分。


ドイツでは2012年8月22日にリリースされてますね。このカラーリングはEU圏、そしてアメリカでリリースされたモデルで、そんなわけで日本では未発売。しかもあまり数が出回っていなかったのか、見つけた先はイタリアのショップで10月の中旬という。で、お値段も一発目のリリースから変わっていないと思います。この物件は日本円換算で¥9.000くらいでしたし。

ボックスはヴィンテージラインで使われる08VB16 321 x 200 x 111 で生産は中国。スニーカーは変わらずヴェトナム製。
ボックス蓋の裏のスタンプは "03271215" 。2012年3月27日?
以前エントリーした同じバリスティックナイロン素材のPre Montrealはこのスタンプが「05181215」だったので仮に生産日だったとすると二ヶ月近くに渡ってこのモデルを生産していたわけですか。

アウトソールのパテントナンバーは「US PATENT No.393750」。

ボックスはヴィンテージラインと共用なのですが、モデル名には"Vintage"はすでにありません。

第三弾は基本的にヒールがアクセントカラーになっていて、アッパーのナイロンが目の粗いバリスティックナイロンに仕様変更されてます。

この素材、デュポンが軍用に開発した、通常のナイロンの5倍の強度を持つと言われている耐摩耗性にも優れた繊維。

で、この素材、どこかで見たなぁと思っていたらTUMIのバッグに使われてますね。これだったか。

因みにこれらの写真で一番実物に近い色味なのはこのショットです。

ライニングは軽くパンチング処理された合皮。

インソールの表地はストレッチナイロンではなく、ちょっと固い感じのするメッシュっぽい繊維が貼られてます。そこにブロック&イタリックフォントのNIKEⓇロゴとスウォッシュがプリントされてます。本スエードがアッパーに使われている為それを表示するステッカーももちろん貼られてます。

タンラベルは筆記体のNIKEロゴにⓇマークが1つ。タンラベルの裏には"NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY. MADE IN VIETNAM. "。

この第3ヴァージョンとも呼べる仕様のモデル、結構気に入ってるのでPre Montreal Racerの中では一番購入したかも。

しかもこの辺りから地域別に販売するモデルを変えてるので把握するのが大変。1年位経って「こんなの出てたの!?」と見つけてしまう事も。この辺りはオニツカ・カリフォルニアと同じですな。ショップの別注だとスニーカー関連のサイトでも大々的に扱ってくれるのですが、こういったインラインモデルではなかなか難しいのかな。

個人的な感想としてはナイキらしい美色モデルだと思うんですが、いかんせん、デジタルカメラで撮影してもその美色を100%忠実に再現出来ないのがもどかしい。ホワイトバランスの設定を変えて撮ったのですが難しい。ダイナミックブルーというカラー名称が示すようにクセのある、面白い色なので機会があったら実物を自分の目で見た方がいいと思います。

2014年にはすでにメンズは生産されておらず、ポップで美色なレディースがいくつかリリースされるのみとなってます。


The Pre Montreal Racers "3rd Edition" (Ballistic Nylon Upper) are #506192-401, #506192-100 and more.

DYNAMIC BLUE / SAIL - SAIL - BLACK

2014年3月23日日曜日

Cross Country WNR - 2005 Summer

2005年夏モデルとしてリリースされたクロスカントリーWNRです。恐らくこの型番はWhite,Navy, Redの頭文字でしょうか。
以前エントリーしたクロスカントリーとは違うシーズンモデルの為、モデルナンバーが食べ物由来でなくなってます。

ただ、パーツ構成はさほど変わっていないんですけど。


全体はホワイトなんですが、サイドのNマークの外側がネイビー、内側がレッドという配色。購入時にサイトで外側の写真しか確認していなくて、現物が届いてびっくりした記憶が。

スーパーコンプ、CM355と一連のニューバランスジャパン企画のクラシックリイシューラインの次の手としてリリースされてます。

これらのモデルの共通点はインステップレーシング仕様とメッシュ(たまにナイロンモデル有)アッパーといったところでしょうか。
2007年にCM320が売り出されるまでクラシックラインを死守してました。

個人的に思うに名前こそあれですが(モデルナンバー=カタログナンバーと言うニューバランスのお約束とは違っているので)、割とボクは気に入ってました。ナイキのクラシックリイシューにも似た、安っぽい履き心地が好きなので。何足かは履き潰してもう手元にありませんが、それでも未だに家には数足残ってます。

リリース当時リテールプライスは¥8.190。生産国は中国。

ボックスはブラウンの8本線NBロゴがデカデカと蓋にプリントされているNB6©2003タイプ。通常ものよりちょっと小ぶり。レディースの箱のよう。ついでに珍しくボックス下部にMADE IN CHINAの表記有り。

構成パーツはWラッセルメッシュとスエードなのですが、ヒールパーツこそスエードですが、トゥガードやアッパー部分のそれはスエードと呼ぶにはちょっと変わってます。型押しされたキャンバスっぽいというか。
以前エントリーしたクロスカントリーBANANAの商品説明ではWラッセルメッシュと明記されていたのですが、今回のこの物件はなんとなくエアフローメッシュじゃないかなぁと推測。まぁバナナもそうだと思うんですけど。CM320はわかるけど、なんだろ一体?

サイドのNマークはパッチではなくて、Nマークにくりぬかれているギミック。そこにミッドソールの刺し色と合わせたカラーリングのゴムみたいなパーツが入ってます。

このモデル、ボックスを見るとわかるのですが、WIDTHが"EE"。普通の人だったらなかなか見ない物件なのですが、何て事はない、このモデルに関しては通常のDと同じ、というか、むしろちょっと細身。別にこの幅をチョイスしたわけでもなく、このモデルにはこの幅しか販売されていませんでした。なぜこの表記?Dでいいじゃん…

ソールは2色なので2層かと思いきや、3層。3mmほどの厚さのソールがサンドイッチされていて、それが足の前部分へと2層ソールのひとつになってます。この薄さなのでスタッドソールの丸のポチポチが減っていくととんでもない事に。履き心地が急激に悪くなりますのでそれが処分の頃合いでしょうか。まぁ時代的に薄底ソールがトレンドだった頃のモデルってことで。

タンラベルは8本線NBロゴ+Ⓡの下にモデル名である「Cross Country」の文字。テーマカラーに合わせてます。このロゴ、こじんまりとまとまっていて結構奇麗だなぁと思うのですがどうですか?
裏にもニューバランスにしては珍しくお品書きの刺繍があって、「DO NOT MACHINE WASH OR DRY. CLEAN OUTSIDE WITH COOL WATER AND MILD DETERGENT. REMOVE INSERT AND AIR DRY. NEVER EXPOSE TO INTENSE HEAT OR HOT VEHICLES.」

インソールは交換可能。5mmほどのポリウレタンとおぼしき一枚もの。何にも加工がされておらず、型抜きされただけだよね?みたいなチープなインソール。インソールの表地はライニングと同じファブリック素材です。
そこに" new balanceⓇ classic "とプリント。

インステップレーシングなのでシューホールは4つ。ここに90cmシューレースが2色付属。

踵の巻き上げは前モデルCM355のような無理矢理感もなく、かと思えばオニツカ・カリフォルニアのように巻き上がってるアドバンテージもあまり感じられない、見かけ程実用的ではない仕様。

色合いがなんとなく昔のテニスウェアに似合いそうだなぁと思ったりもするのですが、いかんせん、白が眩し過ぎてなかなか履く度胸が無く今に至ってます。だって、この地域、雨が多いんだもん。
そうこうしているうちにトゥガードのパーツにうっすらカビ生えてました。がっくし。

そういや2014年2月にCross Countryがヨーロッパ、そして日本でもリリースされましたが、そっちはナイロンアッパーで実に渋いカラーリング。生産国はこれと同じく中国だそうで、って事は履き心地とかラストの形状はこれとあまり変わらないのかなぁ。

2014年3月16日日曜日

Air Epic #310023-171 - Jan. 2006

2013年春モデルでも同じようなカラーリングでリリース(#532469-031)されているその元祖?の物件をエントリー。
これは2006年の年明けに販売された珍しいスムースレザーヴァージョンです。

同時期にはスエードモデルが2種類リリースされてまして、キーワードが「革」だったのでしょうか。ただしスエードモデルの方は好みのカラーリングではなかった為購入には至りませんでしたが。

このカラーリングはレディースモデルの「スプリントシスター」(ソールの薄い当時流行したスタイル)などでもリリースされていたように、どうちらかと言えば女性っぽいカラーリングだと思います。ゴールドも控えめではなく、なんとなく金満っぽいし…

製造・検品は2005年7月20日。2004-2005年モデルと同じスタンプなので同じ工場ですかね。いつものようにリリース数ヶ月前に生産を完了しているようです。
ボックス生産は中国。大きさはB12 365 x 205 x 130mmで半分ブラウン、半分赤のツートーンボックス。少し前のシーズンモデルのそれよりもボックスのサイズが大きいものに変更されています。

レザーモデルなんですがボックスのステッカーにあるモデル名は普通に「Air Epic」となってます。

このモデルではオリジナルの特徴であったパンチングの奥にあったリフレクターが入ってません。もうカッコだけになってます。まぁでもそこだけダウングレードしただけで、まだこの物件ではタンの縫製(2種類のメッシュを組み合わせている)とか前のモデルの仕様を継承しています。

タンラベルのロゴはNIKEとスウッシュにそれぞれⓇが付いて、文字間のあるAIRが下段に。

ラベルの裏には ”NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUALITY.”
の但し書きがあり、下段に同じ意味のフランス語表記。

で、このモデルからだと思うんですが、ヒールパーツにRunning Manが。
これ、刺繍されているのですが、最初見た時はカッコいいかもと思ったりもしたんですが2014年現在見てみると「別段要らないかなぁ」とも。
CRカウンターはアイボリー。Air パーツはゴールド、ミッドソールはレモン色がかったようなアイボリーでアウトソールはベージュ。上品にまとまっています。

生産はこの当時一貫してAir Epicを生産していたタイです。

物件自体はとても小綺麗で、それ故いつも奇麗にして履いていたいのですが、一年の半分以上が雨や雪のここでは踏ん切りがつかないまま2014年までストック状態。これがアメリカ西海岸とかだったら毎日履いても気分いいんだろうけどなぁ。

2014年3月2日日曜日

Cross Country BA "Banana" - 2005 Spring

2014年S/Sモデルとして欧州、そして日本でもでリリースされるクロスカントリー。そちらはナイロンアッパー仕様になりますが、今回の物件は遡る事およそ10年。2005年春夏モデルとしてリリースされたクロスカントリーのBA,バナナカラーです。以前エントリーしたトマト同様、果物・野菜からカラーリングが取られてます。なんせ同じシーズンモデルだったもんで。


スーパーコンプ、CM355と一連のニューバランスジャパン企画のクラシックリイシューラインの次の手としてリリースされてます。

これらのモデルの共通点はインステップレーシング仕様とメッシュ(たまにナイロンモデル有)アッパーといったところでしょうか。
2007年にCM320が売り出されるまでクラシックラインを死守してました。

個人的に思うに名前こそあれですが(モデルナンバー=カタログナンバーと言うニューバランスのお約束とは違っているので)、割とボクは気に入ってました。ナイキのクラシックリイシューにも似た、安っぽい履き心地が好きなので。何足かは履き潰してもう手元にありませんが、それでも未だに家には数足残ってます。

このバナナカラーはまさにそのうちの一足。ってか掃除してたら出てきた物件で、FilemakerのBentoというソフトでボクは保有するシューズ等管理しているのですが、そこにも無かったという…そりゃ知らんわな。早速写真を撮ってレコードを追加、と。

リリース当時リテールプライスは¥8.190。生産国は中国。

ボックスはブラウンの8本線NBロゴがデカデカと蓋にプリントされているNB6©2003タイプ。通常ものよりちょっと小ぶり。レディースの箱のよう。

構成パーツはWラッセルメッシュとスエードなのですが、ヒールパーツこそスエードですが、トゥガードやアッパー部分のそれはスエードと呼ぶにはちょっと変わってます。型押しされたキャンバスっぽいというか。

サイドのNマークはパッチではなくて、Nマークにくりぬかれているギミック。そこにミッドソールの刺し色と合わせたカラーリングのゴムみたいなパーツが入ってます。ここではダークブラウン。よもや腐ったバナナのヘタをイメージ?ブラックジョーク?

このモデル、ボックスを見るとわかるのですが、WIDTHが"EE"。普通の人だったらなかなか見ない物件なのですが、何て事はない、このモデルに関しては通常のDと同じ、というか、むしろちょっと細身。別にこの幅をチョイスしたわけでもなく、このモデルにはこの幅しか販売されていませんでした。なぜこの表記?Dでいいじゃん…

ソールは2色なので2層かと思いきや、3層。3mmほどの厚さのソールがサンドイッチされていて、それが足の前部分へと2層ソールのひとつになってます。この薄さなのでスタッドソールの丸のポチポチが減っていくととんでもない事に。履き心地が急激に悪くなりますのでそれが処分の頃合いでしょうか。まぁ時代的に薄底ソールがトレンドだった頃のモデルってことで。

タンラベルは8本線NBロゴ+Ⓡの下にモデル名である「Cross Country」の文字。テーマカラーに合わせてます。このロゴ、こじんまりとまとまっていて結構奇麗だなぁと思うのですがどうですか?

裏にもニューバランスにしては珍しくお品書きの刺繍があって、「DO NOT MACHINE WASH OR DRY. CLEAN OUTSIDE WITH COOL WATER AND MILD DETERGENT. REMOVE INSERT AND AIR DRY. NEVER EXPOSE TO INTENSE HEAT OR HOT VEHICLES.」

インソールは交換可能。5mmほどのポリウレタンとおぼしき一枚もの。何にも加工がされておらず、型抜きされただけだよね?みたいなチープなインソール。インソールの表地はライニングと同じファブリック素材ですが、このモデルにはテーマカラーのバナナである、黄色が使われてます。
そこに" new balanceⓇ classic "とプリント。

インステップレーシングなのでシューホールは4つ。ここに90cmシューレースが2色付属。

Wラッセルメッシュは前モデルCM355のメッシュよりも柔らかく、裏地がないためにスケスケ&風通りが尋常じゃなく、お天気によっては寒いくらい。夏こそお似合いですね、このモデルは。メッシュの網パターンの美しさもポイント高いし。


踵の巻き上げは前モデルCM355のような無理矢理感もなく、かと思えばオニツカ・カリフォルニアのように巻き上がってるアドバンテージもあまり感じられない、見かけ程実用的ではない仕様。

ただこのモデルにも欠点があって、「走りにくい」。歩く分には違和感ないのですが、走ったりすると何か違和感が。インソール?

2014年2月23日日曜日

ミドリ安全 HG2000N - Dec. 2013

世界よ、これが日本だ。
そして東京よ、それが雪国だ。

今冬の積雪が東京では実に45年振りの積雪量だったとか。普通なら一生に一度の出来事でしょうからまぁさぞ大変だったと思います。
こちらの雪国でも流石に丸腰でそれだけの雪には耐えられませんからねぇ。


で、今回の物件はそれに便乗したエントリー。

毎冬に指名買いしている物件。高品質、低価格というだけでも信じがたいのにこれ、MADE IN JAPAN。

ミドリ安全という会社は日本ではまぁ知ってる人の方が多いとは思うのですが、ホワイトカラーのなかには知らない人もいるのでは。

労働者のための作業服、パーツなどを販売している大手の会社です。

ここの定番の長靴が凄くいいのです。普段履く機会の無い人の方が多いと思うのであえてのエントリー。外国の人にも「Amazing! Cool Japan!」などと声を上げていただければ幸いです。

こちとら雪国なので一年のうち半分くらいはこれにお世話になってます。


業務用というカテゴリーのためか、販売しているのは靴屋さんではなくてホームセンター系。ボクの町には二つの大きなホームセンターが商いをしているのですが、一つの方にしか販売されてません。あと日本中にあるワークマンにも売ってないな。多分ガテン系が使うというより料理屋さんの厨房だったり、総菜屋さん、コンビニに卸す総菜工場などで活躍しているからでしょう。そのためなのか、ここ数年では白の方が販売スペースが多く取られています。因みにカラーは黒と白があります。

モデルナンバーはHG2000N。商品名はHi-Grip(ハイグリップ)。ミドリ安全のオンラインサイトでは¥2.310で販売されていますが、ボクが買うホームセンターでは数年前から¥1.980で販売されています。安いです。何度も言いますがこの値段で日本製。
これに出逢うまでは色んなメーカーのを試したのですが、なんかこれが一番いいんですよね。素材はPVCで形成されていて、粗悪なPVCやゴムだと半年も履いていくと屈曲するところからクラッキングが起きてきたり、シームの部分から水が入り込んだりするのですが、このHG2000に関しては今まで一度もそんなことは起きていません。

それだけでも十分セールスポイントなのにミドリ安全の商品説明では商品名の由来でもあるグリップの高さに特化しています。

曰く、「ハイグリップ長靴は、なぜ滑りにくいのか?秘密は、ハイグリップソールにあります。特殊な配合を施した材料とスリップを起こしにくい靴底意匠構造のダブル効果で、今まで転倒や滑り事故が多かった厨房や水場での作業を安心して行うことができます。しかも、動植物性油に強い耐油底にもなっています。」
とのこと。で、これに関する特許番号は第3451205号で、取得済み。
確かに濡れている路面でも滑りません。

ただ、やっぱり雪の上では滑ります。それは何を履いても滑るのでもうどうしようもないのですが。でもこれはソール全域で滑るんじゃなくて、踵に雪が詰まり易いソールパターンが原因。踵に雪が詰まってそれで滑ると言う。なので踵の部分だけ改良してくれれば何とかなりそうなんだけど、使用目的が違うから無理か。

そのソールなんですが、これが凄いのは製造月が簡単にソールで判別出来るようになっているんです。左が年、右が月。これを購入したのは2014年1月ですが、製造月が2013年12月というのが一目瞭然。こういうところが日本製の凄いところ。商品管理の徹底さが窺い知れます。

と、まぁべた褒めなんですが唯一欠点らしきポイントを指摘するとしたらソールの減りの早さですか。特殊配合した材料ゆえか割と減りが早いのです。で、このモデルにはタイヤのようにスリップサインがついているのでボクの場合は一冬越すとそれが見えるので処分、次の冬に新しいのを購入というサイクル。これが冒頭の毎冬に指名買いというわけなのです。

みてくれよりも実用性を取った人間にはすごく重宝している物件ですが、いかんせん、どこから見ても業務用。ファッション性は微塵も無いため女性が外で履くはずも無く、中高生も履きません。履いていったら即いじめの対象になる事間違い無し。

でもね。ボクは思うんですけど。こういった高品質の製品を作れるのってやっぱり日本だなぁと思うんですよ。巷では女性は英国製の○ンターとかを高いお金を出して買って履いていたりしますが英国でゴム製品の会社ってあったっけ?と。そういった国の商品と言われてもなんだかなぁ、と。実物を見ましたが数年経てば粉ふいてひび割れが起きそうなものだったしなぁ。

比較して日本。判り易いところでタイヤの会社とか。日本は世界で認知されているタイヤのメーカーが沢山あるし、コンドームの会社だって大手が2社もあります。比較の一例としてヨーロッパで唯一と言っていいデュレックスのコンドームってゴワゴワしててゴム臭くてあんなの平気で使ってる欧米人がある意味凄いなぁと。

一番いいのは日本製でファッションコンシャスな物件が出てくれれば一番いいんですが。ミドリ安全とどこかコラボしてくれないかなぁ。

ともあれ最後の写真。
毎年ホームセンターでは裸の状態で陳列、販売されているのですが、今回は棚の下に箱入りを見つけたのでそれを購入。こんな箱だったんだ!とちょっと感動。

2014年2月16日日曜日

Tiger Corsair Vintage #D321N-8402 - Jan. 2013

タイガーコルセアのファーストリプロとしてリリースされた物件です。リリースは2013年1月。実に渋い、オニツカらしいカラーリング。

時を同じくしてリリースされた Tiger Corsair Vintage #D320L-0123 はレザーバージョンで、ワールドワイドリリース800足限定として販売されています。

「されてました」ではなくて「されています」なのは2014年になっても在庫がはけないお店がチラホラ見受けられるので。

何度でも言いますけど世界のスニーカーの歴史上重要物件の一つでもあるんですが、マイナー扱いは致し方ないのか...

で、限定物のレザーバージョンと違ってこちらはナイロンアッパーもの。でもヨーロッパでの価格は先の限定物とほとんど変わらないって。でも英国と日本では安くなっていて、£57.50、日本では¥11.000前後で販売されていました。

あ、日本でのオフィシャルリリースは2013年2月で、カタログナンバーは欧米で使われている#D321N-8402ではなくて、#TH321N-8402です。なんで日本だけ変えるのかなぁ...

ナイロンコルセアの2013年1月リリース分としては計3色展開でして、他にはD321L-0442 (yellow x blue) , D321N-4209 (Classic Blue/Orange)。イエロー以外は渋いというか、地味と言うか。でもこの地味さがいかにも1970年代のズックっぽくっていいんですよね。なのでボクは3色購入しましたが。

生産国はヴェトナム。

ボックスはUNITY-M (ONITSUKA) R-2-1, 330 x 190 x 120mm。若干小さめの箱です。

肝心の履き心地なんですが、これ、かなり、幅が狭いです。カリフォルニアがDだとしたらBになるのか?ってくらい。長さはカリフォルニアと同じだと思うのですが、幅の広い人はちょっと無理だろうなぁ。それよりも女性がかなり似合うんじゃないかと思います。幸いユニセックス展開してるし、シュッとしてスマートに見えるんじゃないでしょうか。

ジョギングシューズのひな形を作ったモデルだけあってナイキ共々その想いは強いのか、ナイキのコルテツは未だにアップデートを重ねつつコンスタントにリリースされてるし、オニツカの方も2013年に入ってヴィンテージカテゴリーと”ヴィンテージ加工のしていない”モデルを数種類リリース。後者はアメリカ、ヨーロッパなどでヴィンテージラインと共存しつつ販売されてます。

ちなみに余談ですが書籍「オニツカタイガー物語」(2005年刊)によるとコルセア、2005年に一度リイシューされてるんですね。
知らなかった。

なんでも「コルセア」がネーミングされてから30周年を記念して2005年6月に「タイガーコルセア」、2005年7月に全世界3000足限定の「タイガーコルセア・メモリアル」が発売と書かれています。
残念ながらカラー写真ではないのでディテールまで汲み取れませんが、メモリアルの写真を見る限り、2013年ものとまた仕様が違うところがいくつか。当然ヴィンテージ加工はしていないのでまっさらっぽい感じが強く、メモリアルはシューホールが6穴。2013年ものは7穴。メモリアルが昔っぽい、高さの無いアキレスディップなのに2013年ものは割と形のしっかりしたアキレスディップが採用されています。(これは1970年のコルテツ試作品と似ていますね)
あと、インソールにメモリアルはランニングマンがプリントされているのですが、そこにはアシックスのロゴが….オニツカじゃねーのか?!

そもそもコルテツ開発秘話としてビル・バウワーマンからクッション性の向上をリクエストされて16mmから24mmにソールを厚くしたというのにこの2005年メモリアルでは「現在では薄めが主流で、現代人の足にフィットするという理由で原型よりも若干薄くしてある」らしいです。それでメモリアルを名乗るのか、と。ちょっといただけません。
企画開発チームの方のコメントが「これは”復刻”ではなくて”復活”だから」との事ですが、詭弁にしか聞こえない…..
だったらアップデート版でもリリースしてそっちでやればいいじゃんと思うのですが。

でもまぁそういや2005年リリースのナイキの"Original”も3層から2層ソールに仕様変更してたもんなぁ….

それから8年経ってのこの物件。オニツカオフィシャルサイトでも

1969年アメリカで、オニツカ株式会社の米国販売代理店であったブルーリボンスポーツ社(BRS)のビル・バウアーマン博士の発案によって、それまでにないクッション性の高さと履き心地を実現したジョギングシューズが誕生。
もともとのデザインの良さに加えて新しい機能性を同時に叶えたシューズは、1970年代に世界中で巻き起こったジョギングブームの中心的存在となり、それまで競技用のギアでしかなかったスポーツシューズを、ライフスタイルに基づいたファッションアイテムへと昇華。
このエポックメイキングなアイテムは当初「CORTEZ(コルテッツ)」と名付けられました。

そして、1976年に「TIGER CORSAIR(タイガーコルセア)」と改名していきました。
当時の画期的な開発秘話として、当時のアメリカ人の体格に合わせた衝撃緩衝性が必要となり、踵部分のソールの厚みを16mmから24mmにすることでクッション性をアップさせました。
当時はアメリカのみ販売だったため、手に入れることも難しかったこのシューズ。2013年の今年、踵部分に24mmの厚みをもたせたクッション性の良さと、履き馴染みのよい靴型はそのままに発売しております。
誕生当時と同じく細身かつノーズの長いデザインは、まさに今季のファッションにもぴったりです。

と明記されているようにソールの厚さをオリジナルに戻しての”復刻”。嬉しい限りです。

素材構成はアッパーのナイロン、その他のパーツは天然スエード。非常にシンプル。ライニングはヘリンボーンに織られたコットン。
アウトソールパターンもシンプルなヘリンボーンパターンですが、カリフォルニアよりも鋭角的。中央にonitsukaのロゴがエンボスされています。ミッドソールは前足部は2層ですが、後足部にかけて3層仕様になってます。

スニーカー創世記の物件らしく?後ろ姿は素っ気ない程シンプル。ロゴも一切入っていません。

タンは薄手のナイロンにスポンジが縫い付けられているのですが、タンラベルの辺りにだけスエードが上部に補強パーツとして貼られています。そのスエードがシューレースのフックにもなっており、そのスエードに更に重ねられてオニツカのタンラベルが縫い付けられている、と。タン全体にスエードを貼付けるよりもコスト削減も考えられている、よく出来ている仕様だと思います。

この第一弾リリースの後にいくつかリリースされたのですが、ボクはこの一発目を3足購入した後Corsairは購入してません。単純に色が好みでないのと「なんか違う」感を感じたので。
2013年後半はそれよりもアシックスのGel-Lyte IIIにいいのが結構出ましてそっちに夢中になっちゃいましたので。

Evergreen x Birch

2014年2月9日日曜日

M1500KCW "Cargo-Inspired Pack" - Feb. 2007

秋が深まると箱から出しては愛用してもう7年ですか…(しみじみ)
まぁもう真冬なので履く機会が激減しましたけど。

そう書き出すと「あぁ気に入って大事に履いているんだなぁ」とスニーカー♡な諸兄は思うでしょうが、実は購入当初はさほどでもなかったのです。

アウトレットで安かったので買ってみました程度の。


「あぁ黒の1500持っていないから買っておこうか」みたいな。

この物件は2007年2月にリリースされています。別注の類いではなくてNB UK企画の”Cargo-Inspired Pack"として。マーケットは主にヨーロッパで、日本では2007年2月10日にOSHMAN'Sが先行販売しています。プライスはヨーロッパでは€150前後。同時にリリースされたのはM1500OCW。こちらはカーキベースのカラーリングでした。

英国のアウトレット品を購入したのでボックスは安いレンジの商品に使われている、NBロゴの大きなタイプ。
構成パーツはスムースレザー、ウォッシュド加工のキャンバス、そしてなんと説明したらいいんだろう、面白い加工が施されているレザーを(ちょっとオイルドレザーっぽいです)トゥ、ヒールパーツに使ってます。

ちょっと見、「何がカーゴなんだ?」と思わずにいられない、シンプルな外見でして、唯一のポイントがライニングとインソールの表地に使われているカモフラージュ柄。ただ、多色使いではなく、割合控えめなカモ柄ですので嫌味がなく、おっさんでも気にせずに履いてます。

まぁただ、いつも通り、デフォルトのインソールJD 4774/4781なので別なのに交換して履いています。ラストは1500ですのでSL-1。でもインソールのnew balanceのロゴがこのモデルだけなんとも安っぽくて収まりが悪いと言うか、届いて見た時は「バッタもんか?」と思ったくらい。

タンラベルは英国産1500らしく、new balance MADE IN ENGLANDと刺繍されてます。アキレスディップのNBロゴは2007年当時はまだ8本線ロゴでした。この、バランスの悪い、ごちゃごちゃしている感のあるロゴですが、ボクは好きなんですよね。NBらしく?野暮ったくて。2014年現在の5本線ロゴはまとまっちゃってどうもねぇ。

あともう一つこのモデルの特徴がシューホールの最後の穴が鳩目仕様。見た目はちょっといただけないのですが、こちらの方が紐を結んだり、ほどいたりし易いんですよね。実用的。この仕様のため、穴の数が通常モデルよりも一つ少なく7つ穴になってますね。

翻って通常の1500では7番目と8番目のシューホールが平行に緊密に開けられているのでその実用性に「?」なんですよね。7番目と8番目の穴、両方使った事無いもんなぁ。

あと1500はレザーを使ったモデルでも補強パーツはシンセティックレザーだったりしてがっかりさせられる事が多いのですが、この物件では補強パーツもアッパー同様スムースレザーのようです。

サイドのNマークの刺繍も通常のダブルN仕様ではなくて、シングルN刺繍タイプ。

ヒールのパーツに黒ではなくて紺を使っているのがなんとも英国的と言うか。なので付属のシューレースは黒だったのですが合わせる為に紺のシューレースに替えています。

とにかくシンプルにまとまりつつ、20代のお兄ちゃんよりもおっさんが好みそうな遊び心のある物件。
隠れた優良物件だと思います。