2016年12月3日土曜日

Saucony Shadow 5000 Bodega #70045-3 Blue - April 2010

この野暮ったさを愛せる日が来るのでしょうか?

そんなSauconyが”足を向けて寝られない”Bodegaと組んでリリースした物件がこちら。リリースは2012年4月。エリートラインですのでワールドワイド500足の限定です。アメリカでは$100でした。


日本ではオフィシャルショップがなかったのか取扱店は
Nalu 大阪店、Lafayette 横浜店、UPTOWN Deluxe 福岡、Privilege 東京
のわずか4店。¥13.650で販売されていたようです。まぁでも500足のうち、いったいどれだけこの4店でさばけたんでしょう?因みにボクはこれをニュージャージー州のpacker shoesで購入してます。PackerはこのBodegaとのコラボ物件を以前からマメに取り扱っていた数少ないお店だったんです。


アッパーの基本素材構成はスエードとレザー。レザーはどんな加工をしたのか、ちょっと人工的に見えますね。トゥのメッシュパーツは伸縮するような面白い素材。柔らかいのですが、耐久性どうなんだろう?

で、履いてみると。ん?結構フカフカする履き心地。嫌いじゃないです。ニューバランスをもうちょっと柔らかめにチューニングしたような。ミッドソールも指で押すと凹むのがわかるので柔らかい素材を使っているのでしょう。劣化も早そうですけど。
アウトソールはPAT NO.4642917 XT600とパテント取得されているラバーソール。

タンラベルはエリートラインに使われるウイングロゴ。ちょっとRedWingみたい….


ライニングの素材はピグスキンレザー。でも白いので履いていると汚れがかなりつきそうではあります。

インソールは交換可能。裏を返せばかかと部分にウレタン?みたいなパーツが貼り付けられています。表地はファブリックなんですが、1日履いてると暑さを感じてきます。んで、「IONIC CUSHIONING SYSTEM」という文字と△マークがプリントされてます。

しかし、見れば見るほどゴテゴテしたデザインです。アッパーの複数素材の構成といい、ミッドソールのハイテク感をドヤ顔で表現したような凸凹加工といい。不幸中の幸いなのはBodegaがこれを単色でリリースしたこと。それで遠目からはシンプルなルックスに収まっているのが奇跡的。本当、Bodega、いい仕事してますよ。


まぁでもBodegaでも詰めが甘いなと思ったのが「MADE IN CHINA」。

うーん、昨今スニーカー生産はベトナムがメインだというのにここでくるか、と。気のせいなのか、このスニーカーをしばらく触ってると手が臭くなってくるんですよね。革の素敵な香りではなくて接着剤みたいな、ちょっと独自の匂い。

まぁそれでもたまに履いてたりもするので嫌いじゃないんでしょう、自分でも。
そういや、去年だったかこの再リイシューがヨーロッパで発売されてましたね。やっぱり中国製だったのかしら?

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