祝!2013年版LDVのリイシュー(LDV Lunar Trail Low QS)。というわけで今回の物件はこれ。
まだ韓国に対してウブだった頃、ソウルのナイキショップで購入したLDVです。地元のお店では販売していなかったLDVをまさか韓国で見つけるとは思わなかったので購入。お値段は¥5.000くらいだったと思います。
LDVのオリジナルリリースは1978年。1976年リリースのLD-1000の後継モデルとして登場。リリース翌年のRunner's Worldで評価が五つ星を獲得した傑作シューズとして有名でした。
そのリイシュー。けれど何か違う。パチもんではないのですが何か違う。
シルエットなんですよね。やっぱり。
このもっさりとした野暮ったい感じ。実物を手に取って眺めていると「やっぱ買うのやめようかなぁ」という思いがどんどん大きくなって来るのですが、自分履歴の中でLDVは購入記録がない&履いてみたい&¥5.000くらいで買えるというお値打ち感でやっぱりのお持ち帰り。
カラーリングはオリジナルに準拠したイエローxブルー。王道です。好物です。
ボックスは赤黒のタイプだったと思うのですが、この時はスーツケースにボックスごと入らなかった為ホテルに捨ててきたので手元に無し。
横から見るとスオッシュ、大きいよなぁ。オリジナルはもっとシュッとした細身だったのですが。まぁ全体的にずんぐりしてるから丁度いいのか。でもサイドに入ってるステッチなどはオリジナルと同じような位置に入ってますね。
ソールパターンはスタッドの大きくて個数の少ないワッフルソール。んで、踵部分にはワッフルではなく、もっとしっかりしたパーツが。ラストは左右対称のどっちがどっちだかわからなくなりそうなヴェクターラストを採用。これ、あんまりよくないんだよなぁ….
アウトソールには真ん中に「US PATENT NOS 3793750/4098011」と入ってます。オリジナルでも名著「Blue Ribbons」を見ると同じ箇所に入っていますが、パテントナンバーまではっきり確認出来ません。残念。
オリジナルのミッドソールは同色で2層構造だったのですが、この物件では厚手の1層。しかも分厚い。高さを感じて足がなんだか最後まで安定しませんでした。
アキレスディップは大きめ。そこにNIKEのブロックフォント。
タンはスポンジの入っていないペラペラ仕様。タンラベルのロゴは歴代カッコ悪いロゴにランクインされるくらいひどい出来。
大柄なブロック&イタリックフォントのNIKEⓇ+濁った赤色のスオッシュⓇ。
ライニングには少しパッドが入っています。ライニング素材はビニール?
タンラベルの裏のお品書き。
NIKE AND THE SWOOSH NAME AND STRIPE ARE TRADEMARKS AND YOUR GUARANTEE OF QUARITE. SWOOSHⓇ
下段には同じ意味であろうフランス語。
ここで注目。
YOUR GUARANTEE OF QUARITE って…
ミススペリングですか?まぁフランス語なんですけど、こういう間違い、珍しいです。
インソールはロゴ無しのブルーのストレッチナイロンが貼られています。オールドナイキの王道パターン。
LDVのキモであるフレアソール。これ、歩いていても時々ひっかかるんですよね。これでも嫌なのにカミさんが履いているLD-1000のヴィンテージリプロなんてもっと鋭角的で広がっていて、そりゃ文句言うわ。最初こそ履いてたけど、最近全く履かなくなったのはきっとそのせいでしょう。
で、LDVは踵のカットされてアウトソールの黒パーツが貼られている部分にもナイキロゴとスオッシュが入ってます。ほとんど見えないのですが、これをアピールする狙いって何?
シューズ生産はタイランド。ボクが履いてきたナイキの中でも”履き心地の気に入らないシューズ”の五本指に入る物件。
なのでヴィンテージシリーズで再発された時も買わなかったのですが、2013年8月10日リリースのルナソールのLDV QSは購入。週末が楽しみです。
注)物件はすでに処分したため、画像は2005年に撮影したものをアップしています。当時の画素数、サイズを考慮の上ご覧下さい。
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