日本では2015年6月18日リリース。ベトナム産です。お値段¥14.040。英国では£95で販売されていたのですが、日本で買った方が安かったのでボクはatmosで購入しました。
Roshe Natural Motion Sole Unit採用のスニーカーを購入したのはこれが初めて。ルナロンソールとか新機軸のソールユニットにも色目を使うようになっての購入なんですが、ルナロンソールよりはクセがない。履きやすい(かも)。
これ、モデル名でもわかるようにCortezとのマッシュアップモデル。リリースはこの王道カラーともう一色、ベースが黒で白地のスウッシュでした。とりあえず今回はこっちのベーシックなカラーリングの方をチョイス。
ボックスは多分初めての白いやつ。13NWP18_BTM 330x225x116と言うサイズのボックス。ナイキでは珍しい、片側扉ではなく、完全蓋タイプのボックス。そして昨今は箱もベトナム製なのにこれは中国製。
アッパーの素材は過去数回のリイシューコルテツでも採用されているソフトレザー。一枚革のように見えますが薄手の裏地が貼られています。トゥの補強の処理も初期型コルテツに倣っての一本線(+ギザギザ)レザー。実用性から言えばその後の幅広の方が理にかなっていますがこっちの方がシンプルでカッコイイです。
アウトソールはワッフルパターンですが凸凹の浅いもので、Nike Freeのように縦横に軽く切れ目が入っています。屈曲性の向上のためでしょうか。トレイル用ではなく、完全にアスファルトや整地されたところで使われるのが前提のようですな。で、アウトソール中央にブロックフォントのNIKEロゴとスウッシュ。
インソールはコルテツシリーズとは違って脱着式。薄手のものが使われていますが、ポリウレタンではなさそう。そしてこのサイズには大きめが入っていたのか、インソールの型が合わなかったのか、踵部分によれが生じています。気になるようだったら後で切り取って加工でもしようと思ってます。そこにNIKEロゴではなくて、あえてのBRS (Blue Ribbon Sports) のロゴがプリントされています。しかもトリコロールカラーに合わせて左右で赤と青でプリント。こういうところがNIKEの芸の細かさというか、いなたいところ。売るコツがわかっているというか。
タンラベルは筆記体フォントのロゴほぼ全部がスウッシュにかぶっているパターン+ちょっと離れてのⓇマーク。こっちのほうがいいなぁ、やっぱり。タンはスポンジが切り出しているオールドスクール仕様。でもちょっとオリジナルよりはスポンジが厚いかな?横ステッチの入り方とかは80-90年代のコルテツっぽい。
そして裏のお品書きは
MADE IN VIEWTNAM
NIKE SPORT SHOES ARE MANUFACTURED TO THE EXACT SPECIFICATIONS OF CHAMPION ATHLETES THROUGHOUT THE WORLD THE NIKE NAME AND SWOOSH STRIPE ARE YOUR GUARANTEE OF QUALITY.
シューホールの補強用レザーもトゥ同様当然ギザギザが入ってます。シューホールは片側7穴。基本です。
が、足入れ部分が広くとられている&ライニングにアンコがないの相乗効果で非常に足の入りが楽。スニーカーと言うよりはスリッポンみたい。なので普段はきちんと紐を緩めたり結んだりして履いてる自分でもこれは結んだまま。ヒールタブがここで大活躍でして、ここをつまんで足を入れるだけで履けてしまう。楽。おかげで近所のスーパーにちょっと行ってきますみたいな時こればっかりです。因みにサイズが大きいわけではなく、購入したのはいつもと同じサイズで、特別大きいわけでもないし、却って爪先にかけて細くなっている(尖っている)のでコルテツっぽく親指がちょっと当たる感じがします。
この気楽な感じがきちんと歩きたいという時にはデメリットになって使えないんですが。せっかくのRoshe Natural Motion Sole Unitなのに....
前から見たところ。踵のソールがちょっと大きくはみ出しているところに気がつかなければ「あぁコルテツのリイシューだね」と思えるようなクセのない、きちんとオールドスクールテイストを踏襲したいい造り。デカスウッシュもコルテツにはすごく似合う。
これは近年のナイキのプロダクトでもカジュアルテイスト満載のいい物件だと思います。ただ、このソールの耐久性ってどのくらいなんだろう?それがとても気になるなぁ。
WHITE/VARSITY RED-GAME ROYAL